ベルフラワー

Bellflower

Introduction

映画『マッドマックス2』の悪の首領、ヒューマンガスに憧れ世界滅亡を夢見る若者たちの友情、愛と憎しみを幻覚的なヴィジュアルとサウンドを駆使して描きだした問題作にしてインディペンデント映画界注目の鬼才、エヴァン・グローデルのデビュー作。
監督、脚本、製作、編集、そして主演を務めたのは、現在31才の新鋭エヴァン・グローデル、自らの過去の失恋体験をベースに脚本を執筆。 出演はエヴァン・グローデル、ジェシー・ワイズマン、タイラー・ドーソン、レベッカ・ブランデス、ヴィンセント・グラショー、ザック・クラウス、他。


今なお収まりがつかない怒りと悲しみの感情を最大級のヴォルテージでこの映画に叩き込み、長編映画監督デビューを飾った。
制作にあたっては、有り金すべてをはたいて仲間たちと制作プロダクション<コートウルフ>を結成。 火炎放射器、実際に作動するメカを搭載した改造車を作り上げ、撮影に臨んだ。 またグローデルは、既製のデジタルキャメラをこの映画のために自ら改造。 滲んだ色彩と深い陰影、ぼかしたピントなどの効果が、他の映画には見られないサイケデリックでシュールなヴィジュアルを実現した。

サンダンス映画祭での熱狂は、またたく間に全世界に伝わり、各国の映画祭から招待上映依頼が殺到。 その結果、パリ国際ファンタスティック映画祭では最優秀作品賞を受賞。 シッチェス国際ファンタスティック映画祭でもヤング審査員賞受賞を果たした。 全米では2011年夏に公開されたが、世界破滅願望という反社会的な題材、暴力描写の強烈さなどによって賛否両論が沸騰。
しかし実験精神と情熱に満ちたこの映画の制作により、グローデルは、インディペンデント映画界注目の異才として一躍大きな注目を集め、本作は<インディペンデント・スピリット・アワード〉でジョン・カサベテス賞と撮影賞の2部門でノミネートを果たしている。

見る者すべての心を熱くする男の友情、そして心に深い傷跡を残す失恋の絶望と苦悩。 エヴァン・グローデルが『ベルフラワー』に賭けた本気と狂熱は、かつてのアメリカン・ニューシネマ誕生時を思わせる鮮烈さで、現代アメリカの青春像をスクリーンに焼き付けている。

Storyline

映画『マッドマックス2』の悪の首領、ヒューマンガスに憧れる親友同士のウッドローとエイデン。 ハリウッドの北のはずれ、"ベルフラワー"通り界隈に住む二人は、働く気もなく朝からビールを飲み続ける毎日。 していることといえば、プロパン爆破実験や火炎放射器づくり。 いつか訪れる文明崩壊後の世界で、火炎放射器を搭載した戦闘用改造車を乗り回す未来を夢見、二人は銃火器の破壊力追求とより大きな爆炎放射実験に明け暮れていた。
そんなある晩、ウッドローは飲み屋での"こおろぎ早喰い競争"でミリーという女と出会い、思いがけなくも激しい恋に落ちる。 しかし楽しく幸せだった日々もつかの間。彼女の裏切りを知ったウッドローは、怒りと絶望から正気を失い、火炎放射器を手に狂おしい妄想の世界へと突き進んでいく･････

Director

Cast

Award

先行予約！！
『スター・ウォーズ』1/4スケールプレミアムフィギュア
シャアク・ティ

BLISTER - ブリスター： World Characters Store