監督はマーティン・スコセッシ。 出演はロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ハーヴェイ・カイテル、ジョディ・フォスター、そして今は亡きピーター・ボイル。
ジョディ・フォスターは当時(13歳？)で娼婦としての出演。映画の中でも12歳という台詞が出てきます。生なましくて、よく覚えています。
ハーヴェイ・カイテルがロン毛で登場しますが、ダイアモンド☆ユカイ(元レッド・ウォーリアーズ(バンドです))そっくりです(笑)。 観た当時、レッド・ウォーリアーズがまだ元気だったので、これも良く覚えています。　
映画よりブルース・ウィリスとのＴＶドラマ、『こちらブルームーン探偵社』のマディ・ヘイズ役で有名なシビル・シェパード。 今年になって、ジェニファー・ラヴ・ヒューイットとドラマ共演するというニュースがありましたが、その後は分かりません。　
ピーター・ボイルはすでに亡くなりました。 残念です。 あの頭はインパクトありますので、1回見るとたいていの人は印象に残るはずです。 ちなみにＸ-ファイルにも1度出てます。
あとロバート・デ・ニーロはモニカ・ベルッチとの共演『昼下がり、ローマの恋』が今月13日にリリースされます。
マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』が来月22日にリリース。 そして次回作はレオナルド・ディカプリオ主演『The Wolf of Wall Street』(2013年全米公開予定)だ。

この作品を初めて観たのは高校生のとき。 友人に薦められて観たのですが、インパクト大でした。 その頃、流行物の映画ばかり観ていたのですが、昔の映画を観るきっかけになった映画の一つです。 当時、監督や役者のことを調べたんですが、今のようにインターネットなんてなかった時代。 しかも古い映画の情報なんて限られていました。 結局、2年後ぐらいに映画に詳しい人に出会い、教えてもらえたのですが･･･(思い出)
内容は、不眠症のタクシードライバー(トラヴィス)が、日々の生活へのストレス、世の中の悪行への不満から、思考が良くない方向へ進んでいくサスペンスドラマ。 トラヴィスがタクシーの運転をしている場面では必ず流れる曲(バーナード・ハーマンの"タクシー・ドライバーのテーマ")があって、これが中々病み付きというか、あとを引きます。 この曲によって独特の雰囲気になります。 また監督のマーティン・スコセッシも登場しています。タクシーの乗客で、タクシーの中でマンションの窓を見ながら、妻が黒人と浮気しているので、妻を殺すと言う客。
そして今でも分かりませんが、映画の最後に分かれたベッツィーがタクシーに乗ってくるのですが、かっこよくダンディに別れます。しかしそのあと、パッと車内のバックミラーをみる仕草が忘れられません。
あれは、"彼女が後を追ってくるかな？"とか、"まだ見送ってるかな？"とか、確認のために見たのだろうか、それとも"え、今のオレってカッコイイ？"みたいなノリで見たのか、どっちなんだろう････

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