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2017年06月02日
第二種電気工事士技能試験 練習用電線は何回分購入が適当か?
第二種電気工事士技能試験 練習用電線は何回分購入が適当か?
電線セットを選ぶにあたって
第二種電気工事士技能実技の練習には当然今年の候補問題の合わせて器具と電線が必要になる。
みなさんはもう揃えられたでしょうか
筆記試験もまだ受けていないのでまだと言われる方もいるでしょう。そうであっても自分で練習する時にはいずれ必要となるものです。
第二種電気工事士技能試験受けるにあたり、練習用電線は何回分購入が適当か?
さて、器具はひと揃えすれば何回でも繰り返し練習できるが、電線は一回使用すると短くなってしまうので再利用はよっぽどのことがなければしない。
時々、ECQ講習に来られる方の中には「電線セットを3回分買ったがほとんど使っていない」とか電線セットを買って自宅で練習したいのですがどれくらい買ったらいいか」などの質問を受けることがある。
せっかく高いお金を出して電線セットを購入してもほとんど残ってしまっては何にもならない。そこで練習用電線は何回分購入するのが適当なのか参考にしていただければ嬉しいです。
まず、13問を1巡する電線セットを1回分買ったと仮定して考えてみましょう!
Kシリーズ 平成28年度 第二種電気工事士技能試験練習材料 全13問分の器具・電線セット(1回練習分)
毎日仕事や学校がない人は別として
仕事をしている人なら1日に公表問題を何問作れるでしょうか?
器具を準備し、電線を問題に合わせて切断し、準備が整った時点で作成にかかります。早い人で25分以内には1問完成できるでしょう。それから作品をチェックして間違いがないかを確かめます。
続いて作った作品を解体して時間を図ると準備から解体まで1時間はかかるでしょう。
モチベーションが高ければ2問目も挑戦するかもしれません。
しかしながら、1日1問を必ず作り上げるというペースでも13日かかります。約2週間です。
電線セットを一回分購入して2週間で13問(1巡)を練習しても、練習成果が上がらなかったりするかもしれません。
土日に集中的に練習した場合はどうなのか
会社員や仕事を月曜日から金曜日までしている方が、休みの土、日を集中的に練習した場合はどうなるのか
ECQ講習会では朝9時から4時までで6問をこなしています。これには準備された器具と切りそろえた電線がある状態です。これをやはりすべて自分で準備して作成と解体の手順で行ったなら、4問位がモチベーション的に妥当と考えられます。
土、日で8問できれば上等と言えます。
これでいけば2週間の土日で13問(1巡)はこなせます。
2回分、3回分を買った場合
2回分なら、毎日1問づつ練習して筆記合格からやり始めても26日かかります。3回分なら、39日で消化できます。
土日限定で練習する場合、2回分なら約1カ月、3回分なら1ヶ月半で消化できます。
自分のペースと計画性でまずは電線セットを1回分購入してみる
現実的に考えて、自分の性格や計画性などを自分なりに見直してみると、もしかしたら毎日1問ずつ作成していくのは出来ないと考えるかも知れません。
仕事の関係で必ずしも定時で帰宅できない場合もあるでしょう。疲れて帰ってきて練習するにはモチベーションを保ち計画性が左右します。
そこで、まずは1回分の電線セットを購入してみることです。
1回分を難なく消化できたのであれば2回分を購入することが出来るでしょう。いきなり3回分購入して残ってしまえばもったいないですね。
この点を考えると電線セットを何回分買えばよいか個人的に判断できるかもしれません
最初は1回分だけ購入して、あとで電線のみを購入することができるかもしれません。
Kシリーズ 平成28年度 第二種電気工事士技能試験練習材料 全13問分の電線セット
ECQではヤフオクで電線セットを出品しています。ショップ出品ではないので常時出品しているわけではありませんが時間があれば「第二種電気工事士技能試験 平成29年度対応練習用電線(カット済み)」で検索してみてください