実際に初めて触る器具があるので、器具付や結線を間違っているにもかかわらず、完成したと錯覚してしまうことがあるようです。
ECQの講習会においでになって初めて気がついた器具付など、けっこうありました。
特に接地極付きコンセントの接地線(W)はわかるものの、黒線をアース側につけてしまうケースやアース線(緑)がわたり、また接地端子から出ていく結線はあせっていたりすると間違うようです。
さて、候補問題を25分でできるように目標を持つ利点があります。
もちろん苦手な時間がかかる問題は練習を積んでおく必要がありますが、比較的20分かそれ以内でできる問題があるなら、それも25分を目標にします。
早くできたほうがいいんじゃないの?
これは、普段焦り気味に作る人には20分くらいで出来る問題でも間違ってしまう傾向があるのです。
つまりあせってしまう性格だと、まだまだ時間があるのにもう時間がないと自分に言い聞かせてしまうのです。その結果、切断ミス、器具の破損などを起こしてしまいます。
見直しの時間が十分取れても、器具が破損したり、電線を間違って切断したりすると見直しどころではなくなってしまいます。
接地端子の器具も破損しています。片切りスイッチをマイナスドライバで欠いてしまうこともあります。
ということで、早く出来上がる人も25分前後を目標にすれば、精神的に落ち着いて始められます。
30分以上かかっている候補問題があれば集中的に練習しましょう。繰り返しの練習は自信につながります。
今回は技能試験におけるメンタル点にスポットをあてました。
ECQ講習会も残すところ4日間となりました。
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