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2015年10月29日

スティード オイルフィルターの交換

 今年はバイクに余り乗れていなかったため、オイルフィルター交換のタイミングが取れなかった。久しぶりに来週末に仲間とのツーリングが決まったので、オイルフィルターの交換を行うことにする。オイル交換は久しぶりだし、この作業は頻繁に行うものではないのでやり方の細かいことは余り覚えていない。そこで前回書いたオイル交換のブログを見てみる。こう言う時、手順をブログに上げておくととても便利だ。フィルター本体は前回のオイル交換の時に既に購入してあった。作業前に必要なものをちょっと並べてみた。フィルター交換時のオイルの量は2.25ℓとあるので1ℓ缶を3本用意した。あとは、オイルジョッキとジャッキ(車に付属しているもの)とフィルターとレンチ類である。

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 まずはオイル及びオイルフィルターを交換するために、バイクを正立させなければならない。スティードはサイドスタンドしかないので、オイル交換の時と同じ方法でフレームパイプの右側をジャッキで持ち上げ、左側のスタンドを出した状態でスタンドの下に台を挟み高さを調整する。ジャッキで車体を気持ち持ち上げ、傾いているバイクを起こし、持ち上がったサイドスタンドと床との間に台を挟むわけだが、バイクを起こした時にジャッキとの接触位置が少しずれる。このずれを補正しながら正立させる訳だが、このやり方は危ないかも知れないと今回思った。ちゃんとしたジャッキの購入も考えたが、買ったからと言ってこれ一発で作業がOKになるわけではないので余計な出費は抑えるとし、次回にはジャッキにパイプを固定できるような治具を考えることにする。

IMG_3521c.jpg


 オイルフィルターはここにあった。最初はこの場所がよく解らなかった。ネットで探しても、拡大写真はあるのだが位置を特定できるような写真が出てこない。せっかく情報提供してくれているのにこれでは用が足りない。他の情報などもそうだが、本当に欲しいところが書かれている記事が少な過ぎる。熟練した人ばかりではないので基本的なところも書いて欲しいものだ。

IMG_3522c.jpg

オイルフィルターはここにある。サイドスタンドの奥の辺りだ。


IMG_3524c.jpg

ドレインボルトとオイルフィルターの位置関係である。


IMG_3525b.JPG


 互換性等を調べてオイルフィルターを買ったのだが、比べて見ると高さが5mmほど高かった。キャップ式のオイルフィルターレンチを使って取り外しを行ったが、オイルレンチを回す為のボックスレンチを入れるだけのスペースはなく、22mmのメガネレンチもなかったのでモンキーレンチで作業をする羽目になった。一回の作業で20°ぐらいしかレンチが回らないため、時間の掛かる作業となった。オイルフィルターを少し緩めてからドレインボルトを外し、そしてオイルを排出する。オイルの排出が終了したのを確認後、オイルフィルターを外す。当たり前のことだが、オイルフィルターにはオイルがいっぱい詰まっていると言うこと。ドレインからオイルを抜いてオイルパンが空になったことを確認し、オイルフィルターを外したが、廃油皿はドレインの下に置きっぱなしであったため、オイルフィルターに溜まっていたオイルを床にぶちまけてしまった。作業をする時は、状況をよく考えて行わなくてはいけない。
 新しいオイルフィルターを装着し、ドレインボルトも締め、オイルを充填する。入ったオイルの量は、約2.4ℓであった。あとは少し走行したあとに、オイルの漏れが無いことを外観確認し、オイルの量に変動がないかをゲージで確認して作業を終了する。あとはツーリングを楽しむだけである。













※画像をクリックすると拡大表示します







posted by kaz at 11:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | バイク

2015年10月17日

ツーリング 地元めぐり

 今年は天候不順が多く、今日は寒いとか雨が降ってるとかなどで
次第に我が腰は重くなり、外になかなか出掛けなくなっていた。
こんな晴れた日は滅多にない。
出掛けることが使命であると己に言い聞かせ、
外に出ることにした。
久しぶりなのでご近所巡りと行こう。
バイクの暖気運転を十分に行い、メットのシールドも磨き
颯爽とダッシュする。

 最初に向かったのは、飯岡刑部岬(ぎょうぶみさき)。
案内板によれば、「昔、佐貫城に仕えていた家老鬼越刑部栄定の
居宅がこの岬の崖下近くにあった事から、刑部岬と呼ばれたと
言われている。」とのこと。
文字から判断して昔の処刑場の跡か思っていたが、
全くの誤りであった。
刑部岬に平謝りである。
今は崖となっているこの岬の場所も、
昔は沖合6Kmまで陸地であったと言われる。
荒波により陸地は削り取られ、流れた砂は九十九里の砂浜を形成し、
そして削り取られた絶壁には刑部岬と名付けられ今、ここにある。
岬の先端に立ち辺りを見渡せば、左方に断崖絶壁の屏風ヶ浦があり、
右には飯岡漁港を突端に九十九里海岸が拡がっている。
目の前には黒潮の雄大な世界がある。


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岬先端から見た太平洋


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屏風ヶ浦方面、う〜ん、ここからだと絶壁が見えない


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飯岡漁港から伸びている堤防


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飯岡漁港


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九十九里海岸の始まり


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飯岡の山?高台?
何と言うのだろうか、昔はぼっけと言ったが


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飯岡の灯台
子供の頃見た灯りが脳裏によみがえる
今はビーコンだのレーダーだのGPSなどがあるから、
灯りは使われていないと思うが、灯りには風情を感じる


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展望台と駐車場


 しばらく秋の風に身を任せたあと、次の場所へと移動する。

 刑部岬の坂を下り、国道126号線を銚子方面へと向かう。
出来た頃は有料だった「銚子ドーバーライン」も、今は無料となっている。
今更ながら、この道はこんな名前だったんだと知る。

 この道路の終点に「地球の丸く見える丘展望館」がある。
昔は無料のこざっぱりした展望台で、みえる人の数もまばらだったが、
展望館となった今は、入るのも有料でそれなりの建物になっているが、
見える人も今もまばらである。
無料だった施設がだんだん有料化されて、派手とまでは言わないものの
それなりに綺麗な建物が建って、中には土産物屋とかレストランなどの
施設もあるのだが、やはり人はまばらで、ここまでやることの意味目的が
解らない。
営利目的、雇用目的、資料保存?
誰かが手を掛け見ていないといつの間にか消えてしまう。
そんな場所や建物がいっぱいあるように思える。
無駄と思えることでも、人の記憶に残す為には必要なことなのだろう。
駐車場から徒歩で坂を上り「地球の丸く見える丘展望館」に向かうが、
その途中に寂れた公園がある。
この公園の場所には昔小学校があった。
少子化で子供の数が減り、小学校や中学校は統合されたり
廃校になったりしている。


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さすが銚子、魚のモニュメントである


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錨を使った日時計もある


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潮風で傾いた木々


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真ん中には銀杏の木、そうか、小学校跡地か。
私の通った小学校にも大きな銀杏の木があった。
昔の学校には、銀杏の木と二宮金治郎がいた。


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銀杏の木の向こうに展望館


道路を渡りゲートをくぐり階段を上って、
展望台、いや展望館に到着する。


IMG_3501b.JPG

展望館入り口のゲート


展望館に上れば視界360度の世界が現れる。
その360度の330度までが水平線である。
その名の通り、地球の丸さを実感できる場所である。


IMG_3495b.JPG

展望館には入らなかったので、
この位の世界


 展望館の前には、「日比友愛の碑」がある。
「日比友愛の碑」とは、第二次世界大戦時に戦火を交えた
日本とフィリピンとの両民族が恩讐を越えて
永く世界平和を祈念する目的で昭和33年に建てられたもの。
この斜塔は友愛の浄化をかたどったもので、モニュメントは炎を表している。
炎の先端は、フィリピンルソン島南部のマヨン山を指している。
「日比友愛の碑」からマヨン山までの距離はおよそ3千Kmあり、
その間を遮るものは何もない。


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IMG_3492b.JPG


また、マヨン山の麓の街レガスピー市と銚子市は
姉妹都市協定を結んでいる。

 何気なく通り過ぎる景色にも、
関心を持って見てみるといろいろな物語が隠されている
持つ好奇心の度合いにより、物語はより重厚な震動を与えてくれる














※画像をクリックすると拡大表示します





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