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2019年09月27日
秋の虫
台風が通り過ぎ、
そして秋が来る
あんなに暑かった空気も、
全て台風が持ち去り、
あっという間に
冷たい風が吹く
朝晩の空気はとても冷たい
しかし、
日中のさんさんと輝く太陽は
まだまだ、暑い
日も暮れて夕方近くになると、
我が家の庭に虫が鳴く
スズムシの音は分かるが、
他はなんだろうか
いろいろ調べて見ると、
それはコオロギであった
コオロギは種類が多く、
鳴き声も違う
その識別は難しそうだ
私は、虫の音に心動かされる年ごろ?
昔はいろいろな虫が鳴いていた
しかしある時期からそれは遠のいた
そして今、
虫が私のそばで鳴いている
スズムシとコウロギと・・・
小さいころはガチャガチャとかスイッチョンとか
正式名は、クツワムシ、ウマオイ
キリギリスもいた
スズムシと犬
スズムシとコオロギと捨て猫と車
2017年11月16日
静寂を求めて
最近、
頭の中がぐるぐると回っている。
頭の中が平和ではない。
考え事が多すぎるのか、
余計な気を使いすぎるのか、
それともうまく回転していないのか。
静寂を求め旅に出る。
その旅は片道40分ではあるのだが。
岩井の不動にやって来た。
昔からそう呼ばれていたが、
正式には、岩井の龍福寺である。
深い木々に囲まれ静かに佇む龍福寺は、
不動明王とその使いである制多迦、
コンガラを本尊とする寺だ。
弘法大師がここで不動明王を彫り
そしてそれはここに安置されている。
だから岩井の不動なのだ。
もうだいぶ昔の話になるが、
母が亡くなった時に
ここに初めてやって来た。
この場所から魂が昇っていくんだ、
と聞かされたことを思い出す。
あれから20年たち、
再び訪れてみると、
ここには静けさがあった。
本堂を左に見て小道を進むと、
別世界に入り込んだような気分になる。
心地よいせせらぎが聞こえてくる。
ここには静けさがあった。
水の音に誘われているかのように、
一歩一歩ゆっくり前に進んで行く。
心の中に清らかな風が入り込み、
そして、それは抜けてゆく。
小高いところに洞窟があった。
覗いてみたが
ちょっと怖いので、
入るのは止めた。
小道を進みぐるっと山を回ってみたら、
先ほどの洞窟の出口にたどり着いた。
なんだ、
近道用のトンネルだったのか。
トンネルの出口には祠がある。
何が祭られているのだろうか。
何かが出てきそうな、
そんな気配がする。
ここは人気もなくひっそりとしていた。
やはり何か怪しいものが出てきそうな
そんな空気が漂っている。
ひとりでいると少し怖くなってきた。
静けさを求めてやってきたのだが、
それも過ぎると返って怖い。
ここは後にすることにしよう。
湧水が流れる。
このせせらぎに魅了され、
しばらく佇ずみ、
そして目を閉じる。
そうだ、
後で録音機を持って来よう。
コンクリートの側溝では情緒がないが、
目をつぶると、
清らかな水の音が、
頭の中に広がってゆく。
小道の奥の方に滝がある。
流れの下には仏像が置かれ、
滝つぼの前には何かが祭られている。
ここも何か、空気が違う。
竹林の奥にはタイの仏像が
祭られている。
それはカメラの後ろに位置する。
この僧は多分、
弘法大師であろう。
入り口の掲示板の言葉。
「もったいない」
足ることを知る人は
幸わせ者だ
今の世の中を象徴するような、
お言葉である。
このお寺の森を開設する立て看板。
※画像をクリックすると拡大表示します
2016年07月15日
それからのしゃも
遠くで鳴くしゃも(軍鶏)、
毎日遠くでしゃもが鳴いている
喉が潰れるのではないかと思うほど、
力強く鳴いている
鳴いている場所が遠くで良かったな、
と思っていたら、
いつの間にかその声は
家の近くになっていた
果たして飼いしゃもは、
いつしか
野良しゃもになっていた
うるさい!
まだ日も上がらない午前4時、
しゃもはみんなを起こしに掛かる
今何時だ、
時計を見ると
まだ針は4時を示す
近所迷惑な
しかし、
しゃもはそんなことは何のその
毎日4時から鳴き始める
4時で終わりではない
一日じゅう鳴いている
声が近くなったなと不安になっていたら、
案の定、
うちの庭で餌を探していた
ぱっと見れば、
熊手で掃いたように綺麗になっているが、
掃除をしてくれている訳ではなく、
ただ、餌を探しているだけ
大事な家庭菜園が荒らされないかと、
少し心配だ
姿を見かけ次第、
すぐに追い掛け、追い払う
しかし、
隙を見てはまた、
庭に入り込む
そして
けたたましく鳴きわめく
また新たな問題が発生した訳だ
そう言えば、
最近、愛猫ネネの声が気にならないな〜
少し落ち着いてきたのかも知れない
しゃもの声が気になり
ノイローゼになりそうだ
捕まえて軍鶏鍋にでもしてしまおうか
鳥を捕まえられても
料理までは
可哀想で出来そうにない
さて、
いつまで続くのかこの騒音は
夏が終われば
暑さと共にどこかに去って行って
しまうかもしれない
しばらくは、
しゃもとの追いかけっこが続くのだろう
暑い日は
この鳴き声がより温度を上昇させ、
ストレスを膨らませる
困った野良しゃもである
このブログの原稿を書き始めた次の日の朝、
ブログの為に写真でも撮ろうと準備をしたが、
いつもけたたましく鳴くあの声が聞こえない
じっと耳を澄ますが、
一声も耳に届かない
どうしたんだろう
昨日まではうるさくてうんざりしてたのに、
必要とする今日は
姿を現さない
カメラを持ちしばらく待つが、
鳴く気配がない
さては感づかれたか
もう姿を現さないのかもしれない
と諦めたその瞬間、
「コッコッ」と
小さな声がした
そぉっと洗面所の窓から下を覗くと、
いるではないかあのしゃもが
しまった!
しゃもに学習されてしまったのだ
姿を現すと追いかけられる
声を出すと感づかれる
だから忍び足で訪れたのだ
カメラを構えドアから外に
音も立てずに出たのに、
私が視野に入った途端、
しゃもは一目散で逃げ出した
シャッターチャンスなどありゃしない
追い回すのは
写真を撮ってからにすれば良かった
後悔するが
後の祭りである
頭が良いんだなしゃもは、
とただただ感心する
私の姿が見えた途端、
しゃもは姿をくらます
それもその動作は素早く、
カメラには到底収まらない
いつもの騒音から解放はされたが、
ほどほど関係にしておけば良かった
次の日の朝、
今朝も静かである
もしかしたらとカメラを構えて庭に出るが、
しゃもの姿は見えず
声も聞こえない
とうとう去ってしまったのかと、
回想するように洗面所の窓から下を覗くと、
「あっ、いる!」
そう、
しゃもは声を殺して餌をあさっていた
何と賢いことか
私の上を行っているではないか
そぉ〜と窓から写真を撮る
音を立てずに
素早く外に出て
カメラを構える
逃げる瞬間を、
・・撮った〜
次の日も、
しゃもは音も立てずに、
やってくる
そろそろ野菜が危ない
※画像をクリックすると拡大表示します
2016年04月05日
しだれ桜
2,3日前から散り始めていると言う。
しだれ桜は普通の桜より、
どうやら全ての動作が早いようだ。
今日はあいにくの曇り空で、
午後から雨が降るらしい。
それでは降る前に出掛けようと、
昼前に家を出た。
場所は山武市の長光寺と妙宣寺。
この2カ所はしだれ桜で有名らしい。
相当の混雑だと覚悟したが、
人出はほどほどであった。
桜は情報通り散りかけで、
曇りの空は光も足らず、
桜の色も元気がない模様。
長光寺
妙宣寺
車を走らせながら辺りを見渡すが、
ちょっと幹線道路から外れると、
まだまだ自然がいっぱいである。
遠くに出掛けなくても、
探せば近くに良いところは一杯ある。
都会人みたいな口調になってしまったが、
視点を変えてみれば、
新たな発見に周りは満ちている。
※画像をクリックすると拡大表示します
タグ:しだれ桜,長光寺,妙宣寺
2016年04月03日
ぐずぐずしてたら
春の到来を告げようとしているのに、
あたふたしているうちに、
桜に咲かれてしまった
2週間前は、
スズランの花が咲いた
ただそれだけの話なのだが、
言葉に出さないと
忘れられてしまいそうで
何もしてないのに
誰が植えたのかも分からないが、
毎年、同じ場所で咲くスズラン
頭を垂れた小さな白い花
清楚で可憐な花
何かを主張するでもなく、
ひっそりと、咲いている
気がつかなければなかったかのように、
静かに佇んでいる
花言葉は、純愛
※画像をクリックすると拡大表示します
2015年05月12日
家庭菜園始めました その1
過去に何度か庭で野菜を作ってみたものの、
病弱のような野菜が出来るだけで、
収穫の喜びなどは皆無であった。
同僚に野菜作りに詳しい人がいて、
その辺の話をしてみると、
やはり地が悪いのと作り方も悪いようである。
もともと庭は砂浜と同じ砂で、
その上に赤土を盛っただけのもの。
多分、地としては貧弱であったに違いない。
そこに化学肥料などを撒いても、
即効性はあっても、役に立つ地になるわけがない。
しかし話を聞いていて意外な方法があることに気づかされる。
それというのも、ホームセンターなどに売っている
野菜作り用の土である。
その土をプランターなどに入れ替えるのではなく、
その袋そのものに植えてしまうのである。
私にとっては奇想天外の方法であったが、
この業界と言うか野菜作りをする人にとっては、
当たり前のことらしい。
安定性を考え、と言うか自然体としての平横置き、
(普通に積まれている状態)でレイアウトを考える。
何を植えようか。
悩んだあげく、定番のナス、ピーマン、トマトを
苗木で買った。
あまいエンドウとゴウヤは苗木が売っていなかったので、
種から育てることにした。
土袋の据置位置に、袋幅で深さ10cm位の溝を掘り
そこに袋を置いた。
下の土は一応軟らかくしておく。
袋の下に排水用の穴を開けるので、その穴から根が
出てきても容易に伸びられるようにするためだ。
袋の上に沢山穴を開け、いっぱい野菜を育てようとしたが、
経験者からは一袋2個が限界だと説教された。
そうなんだ、結構奥が深いようだ。
カッターで袋に1十時の切れ目を入れ、
その中に苗木を植えた。
種はその穴に蒔いてから土を少しかけた。
種の場合は、3〜4個蒔いて芽が出たら、
一番元気なものを一個残すらしい。
間引きであるが、せっかく生きているのに
可愛そうと思うのは感傷的か。
水を撒いて、元気に育つことを祈って、
この日の作業を終了した。
![IMG_2609b.JPG](/dragonfl/file/undefined/IMG_2609b-thumbnail2.JPG)
トマト
※回りを覆っている「あんどん」についてはその2で説明
![IMG_2611b.JPG](/dragonfl/file/undefined/IMG_2611b-thumbnail2.JPG)
ナス
![IMG_2612b.JPG](/dragonfl/file/undefined/IMG_2612b-thumbnail2.JPG)
ピーマン
![IMG_2613b.JPG](/dragonfl/file/undefined/IMG_2613b-thumbnail2.JPG)
あまいエンドウとかゴウヤを蒔いたもの
病弱のような野菜が出来るだけで、
収穫の喜びなどは皆無であった。
同僚に野菜作りに詳しい人がいて、
その辺の話をしてみると、
やはり地が悪いのと作り方も悪いようである。
もともと庭は砂浜と同じ砂で、
その上に赤土を盛っただけのもの。
多分、地としては貧弱であったに違いない。
そこに化学肥料などを撒いても、
即効性はあっても、役に立つ地になるわけがない。
しかし話を聞いていて意外な方法があることに気づかされる。
それというのも、ホームセンターなどに売っている
野菜作り用の土である。
その土をプランターなどに入れ替えるのではなく、
その袋そのものに植えてしまうのである。
私にとっては奇想天外の方法であったが、
この業界と言うか野菜作りをする人にとっては、
当たり前のことらしい。
安定性を考え、と言うか自然体としての平横置き、
(普通に積まれている状態)でレイアウトを考える。
何を植えようか。
悩んだあげく、定番のナス、ピーマン、トマトを
苗木で買った。
あまいエンドウとゴウヤは苗木が売っていなかったので、
種から育てることにした。
土袋の据置位置に、袋幅で深さ10cm位の溝を掘り
そこに袋を置いた。
下の土は一応軟らかくしておく。
袋の下に排水用の穴を開けるので、その穴から根が
出てきても容易に伸びられるようにするためだ。
袋の上に沢山穴を開け、いっぱい野菜を育てようとしたが、
経験者からは一袋2個が限界だと説教された。
そうなんだ、結構奥が深いようだ。
カッターで袋に1十時の切れ目を入れ、
その中に苗木を植えた。
種はその穴に蒔いてから土を少しかけた。
種の場合は、3〜4個蒔いて芽が出たら、
一番元気なものを一個残すらしい。
間引きであるが、せっかく生きているのに
可愛そうと思うのは感傷的か。
水を撒いて、元気に育つことを祈って、
この日の作業を終了した。
トマト
※回りを覆っている「あんどん」についてはその2で説明
ナス
ピーマン
あまいエンドウとかゴウヤを蒔いたもの
※画像をクリックすると拡大表示します
タグ:野菜作り
2014年07月13日
2014年07月02日
ひさしと鳩
大きな倉庫がある。屋根とひさしは高く、10mぐらいはあるだろう。倉庫の中には仕切りされたフロアがあり、そこに階段、トイレなどがある。その仕切りの入り口に小さな内ひさしがある。このひさしは低く3mぐらいの位置だろうか。この小さなひさしの上に網で囲まれた箱状の空間が設けてある。何の目的だかは解らないが、四カ所あるひさし全てに付いている。しばらくぼやっと眺めていると、その網の中で跳ねている物に気がついた。鳩だ。どうやって入ったのだろうか。間隔を空けながら必死に跳ねている。出たいのだ、そのゲージの外に出たいのだ。でもむやみに跳ねているだけで、策略は無い。たぶん、自力では出られないだろう。ここで朽ちてしまうのか、哀れな鳩君。がんばれ、闇雲に跳ねるだけでなく、出る方法を少しは考えてみろ。自分に言っているのではない。
<追記>
あれから他のひさしなども見てみた。他の倉庫の内ひさしにも籠は取り付けてあった。よく見るとこの籠にも鳥が入っていた。どうやら他の鳥が近寄らないようにするために設置したらしい。よく駅などで「頭上に注意」の張り紙があり、鳥の糞だらけの所があるが、それを避けるための策のようである。野生の鳥が近寄らないように天敵を入れておくのだ。う〜む、よく考えてる。
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<追記>
あれから他のひさしなども見てみた。他の倉庫の内ひさしにも籠は取り付けてあった。よく見るとこの籠にも鳥が入っていた。どうやら他の鳥が近寄らないようにするために設置したらしい。よく駅などで「頭上に注意」の張り紙があり、鳥の糞だらけの所があるが、それを避けるための策のようである。野生の鳥が近寄らないように天敵を入れておくのだ。う〜む、よく考えてる。
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タグ:鳥