八幡浜Diving

　子供への性犯罪・性暴力を防ぐ為「生命の安全教育」の授業の本格実施が、４月から全国の小中学校などで始まった。
「性交する以上、誰にでも妊娠や性感染症のリスクがあります。防ぐ為にはコンドームや低用量ピルの使用が効果的です」
２月、横浜市立深谷中の体育館に NPO 法人「ピルコン」代表、染矢明日香さんの声が響いた。
正しい性知識の普及に取り組む同法人による出前授業。
染矢さんは「性交とは何か」から一つ一つ丁寧に話していく。
「キスや性的な行為をする前は、相手の気持ちを必ず確認する『性的同意』を取る事が大切」と述べた上で「同意のない性交、避妊や性感染症の予防に協力しない事は性暴力に成り得る」と説いた。
生徒たちには好評で「もっと早く知りたかった」と言う声も上がった。
性教育に詳しい埼玉大の田代美江子教授（ジェンダー教育学）は文部科学省が作成した教材について「子供への性暴力を許さないと言う姿勢を示したのは良い事。唯、性的同意や性交を含め、性を人権として科学的に学ぶ要素が殆どない。子供が自分自身を守れる内容になっていない」と批判している。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛媛新聞　記事から
政府が考える政策は全てが「流石」と言える様な策が殆どない。
何時も「何か」が抜けてる。
真剣に親身になって考えていないからだろうと思う。