現に独裁者はヨーロッパとも、ウクライナとも交渉を望んでいます。
ヨーロッパがウクライナに圧力を掛けて、力や脅迫で交渉のテーブルに着かせる事を期待しています。
紙の上ではロシアに編入済みのウクライナ諸州すら攻略する事ができなかったからこそ、独裁者は交渉を求めている。
交渉により自分の立場を固め、軍を進めた地域が自分の持ち物に成る様望んでいるのです。
侵略者が自ら望んで(ウクライナの)マリウポリやメリトポリから退く事はない。
8年前に占領したドネツク州やルガンスク州を返す筈がない。
こんな事が如何して分からないのでしょう?
あんなに善良で心優しいヨーロッパの友人や知り合いたちが交渉を口にする。
その交渉次第ではウクライナの一部は事実上侵略国の取り分と成り、領土の20% を割譲せざるを得なくなるのに。
次に、この人たちは怖がっている。
独裁者が核爆弾で攻撃を仕掛けてくると、極めて素朴に怖がっている。
若し西側が介入しないで侵略国と交渉する事になれば、向こうはウクライナを我が物として、滅ぼしに係るでしょう。
これはウクライナばかりではなく、ヨーロッパ全体にとって危険な事です。
ヨーロッパ処か、全世界の問題です。
前世紀では、(ナチス・ドイツの指導者)ヒトラーと交渉しようとしてはならなかったし、抑々交渉すらできなかった。
ヒトラーを打ち負かし、全面降伏させるしか道がなかった。
現在の侵略者と交渉できないのも同じ事です。
唯、ウクライナだけでは抵抗できない。
でも、一体となったヨーロッパにならできる。
全ての自由世界なら抵抗できるし、抵抗しなければならない。
さもなければ、悪が勝ち誇るだけです。
愛媛新聞 或るロシア女性の手記から
独裁者とは対等に交渉できないだろうと思う。
勝つか負けるかだろうと思う?。
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