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2010年10月30日

死に支度

台風14号が接近しつつある。
最近は、ネットで即時的な情報が入手できるから、すごい時代になったものだ。
と裏腹に、人間の身体のセンサーはすこぶる低下していくことだろう。
アキレスのオペ跡は、気圧の低下とともに痛み出してきた。
これからはオペ跡が、私のセンサーかな。

昨日、近くに住む知人と出会い、話を交わした。
「まったく、疲れてしまったよ」という。

その知人は76歳。
だけど、60代にしか見えないお元気者のおばちゃんだ。
なんでも、ご自分の死に支度をされているらしい。

今、住んでいるところを売り払って、新しい所へ越すらしいが、
その時には自分の身の周りの物しか持っていかないという。
その方には、一人娘がいて所帯を持ち、やはり近所に住んでいる。

「私の知り合いの娘さん達は、親の遺品整理で疲れ果てて
途方に暮れている人が多いのよ」と教えて下さった。
「もう、人生、色々やってきたから、あとは老体に鞭打って、
きれいに死ねるように整理しているのよ。娘に迷惑をかけないようにね。
ほとんど、ごみの中で生活していたという感じだわね。
家具やベッドも自分が大切にしていたものも、
自分が死ねば、必要なければごみなのよね。
それにしても、ごみを片付けるのもお金が結構かかって大変なのよ」と。

私はすごいと思った。

果たして、この世の中でこういった意識を持って過ごされるのは、少数だろうか。
それとも、こういう方が多いのだろうか。

自分の実家に目をやると、全くそういうことは考えられていないし、
逆に、あとはよろしくとも言われたことがある。

私もいつかそういう時が来るが、私もできれば、残された人を煩わさないように
今から心がけて生きていかなくてはと思ったよ。

死に支度に人生とは何ぞやのキッスだよ。
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