キスの味

今朝は大雨洪水警報が発令している中の自転車通勤となった。
合羽は登山用のを着こんだ。
道路は車の量が多いのと、雨とで大渋滞。
その中を自転車でスイスイとはいかなかったが、確実に自動車よりは早く走れた。

この合羽はもうかれこれ、20年は経つ年代物だ。
岩でひっかけたお尻のところが破れている。
補修テープでとりあえずの応急処置がしてある。

色もショッキングピンクなので平地で切ると目立つ。
だけど今日のような雨の日なら、車から目立って安全かなぁ。

山では大変な大雨には遭ったことはないが、
それでも、この合羽はよく雨を凌いでくれた。

ふと昔登った、不帰の剣を思い出した。
合羽を買ったものの、何年かは天気に恵まれ、使うことはなかったが、
白馬岳行の時は山行中、ずっと雨で、この合羽のお世話になった。
作りがしっかりしていて、服を濡らすことなく、体を守ってくれた。

しばらくはこの合羽を持って、山に入ることはできないけど、
リハビリをして、再びこの合羽とともに山にと思った朝だよ。

合羽さんにもう少し待っててねのキス。