キスの味

今朝も暑い。
昨夜は熱帯夜に近いような夜だったようで、寝苦しかった。
少し風通しの良い部屋に家族で雑魚寝状態で寝ている。
気づくと、私の体の上をゴロゴロと通り過ぎるもの。
私の足を蹴るもの。
悪い夢を見ているのか、半分泣き叫んでいるもの。
あるいは、笑っちゃっているもの。
激しいいびきの人。
朝、家族に尋ねても、誰一人自覚症状がない。
楽しいサマーナイトは、いつまで続くのやら。
冬は不思議と、皆静かなんだよねぇ。

今朝の出勤時、消防署から1台の救急車が出動するところだった。
消防士のお兄さんが、車や自転車、歩行者を止めていた。
無事に救急車が出動すると、私たちに敬礼をして、
サッと署内へ戻っていった。

その敬礼がとてもさわやかで、
夜中の疲れが吹き飛んでいった。

消防士の方は、大変な現場を経験されているからか、
すがすがしい方が多い感じがする。

テレビの映像からだけど
6年前の中越地震で2歳の男児を救出された人たちも
大変さよりも、そのすがすがしい表情が印象に残っている。

人は色々な表情があるが、
朝の一番にそんなさわやかな表情に出会えて、
今日1日の励みになる予感がするよ。

消防士のお兄さんに、リフレッシュなキッス。