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2016年03月05日

ディアボーイズの続きが見てみたい52話  〜平田、赤穂の爆発〜

岸本「いくぞ、一本」


一同「ういっす」


森山(平田か)
「注意してください。あいつは、どこからでも打ってきます。シュート力の高さは僕がいた時からかなりのものでした。ボールを持ったら即シュートにも来ます」


一同「うい」


岸本から、素早いパス回しで、赤穂、平田、岸本とボールを回しながら、武内がハイポストでポジションをとる。


武内がハイポストでボールを受け取ると同時に平田が切れ込んでいた。


森山(やっぱり中に切れ込んでくるか)
「先輩チェック行ってください!!!」


手渡しで、武内からボールをもらった平田がゴールに切れ込みレイアップへいく。


と、思った瞬間。ビハインドザバックパス。


森山(どこに??)


佐藤(しまった。マークが・・・)


フリーになっている赤穂。


ドンピシャのパスが入って、そのままミドルシュート


ザシュ。



「おおお、すげ〜パスだったぞ。新しく入ったやつ」


森山「コンビネーション・・・か」


次の攻撃も岸本の指示から平田が動き、武内への鋭いパスによって、ゴール下を簡単にきめてくる。


監督(さすが、下條さんの教え子達だ。徐々に詰められて来ているな。それにしても、あの坊主。1年生か・・・それに途中から入ってきた彼は2年生・・・あんな選手いたのか。さすが成田中央。選手層があついな)


大学チームもすかさず選手交代。一度佐藤を戻す形になり、正PGがコートに入る。


チームも引き締まった


「4番いくぞ!!」


一同「おう!!」


下條(ほう、ナンバープレイか。さて、森山がそれに既に対応しているのか?まぁ奴なら可能だろうが・・・岸本、平田でとめられるか・・・)


素早いパスワーク。ローポストへ展開、ハイポストへ戻し、更にローポストへとボールを入れる。


ヘルプによって、武内のマークが逆に。


ミスマッチが出来た。


「もらった」


パシ。


「!!!」


「おおおお〜〜。なんかスティールしたぞ。高校生チームが」


ローポストにボールが落ちると読んだ平田がダブルチームに向かい、スティールを狙っていた。


下條(ふふふ、こういう感性で陣形を崩してしまうプレーが私には少し合わないが、今のは良いプレーだった。ディフェンスが入れ替わる中で、ギリギリ自分がヘルプに行っても良い範囲だったな。赤穂の位置取りが良かったおかげで、思い切って平田が自分のマークを捨てられた結果だが・・・大学生チームにしては少し疎かだったのではないか・・・)


監督「バァァァック。戻れ!!ここで決めさせるな」


平田が一気に速攻に行く。スピードに乗ると早い彼に追いつけない。

(俺の出した作戦(ナンバー)で決められてたまるかっつうの)


追いついてディフェンス。構わず、突っ込む平田。


森山「強引にでも打ってきます。チェックは必ずしてください」


(言われなくてもわかってるっつうの!!)


シャッ  真横にボールを展開。


走りこんでいたのは赤穂だった。


パシ。


タンタン。


受け取ってドリブルも入れずそのまま2歩助走してジャンプ!!


ドカン!!


ダンク炸裂


「おおおおおお」


「すげ〜〜〜〜〜〜」


「速攻からダンクだ。」


「あの一年もむちゃくちゃはえ〜ぞ」


「さっきまでスリーポイント打ってたのに、今度はダンクかよ」


大学生チームはここで一旦タイムアウトを取ることとなった。



DEARBOYS NEXT



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