2016年05月10日
ディアボーイズの続きが見てみたい65話 〜俺等の負けや〜
残り19秒。
88対87でキングスが1点リード。 キングスの攻撃
巻中(さて、2点を狙うか3点を狙うか。ギリギリで入れるか。なんか漫画みたいな展開になっとるが、さすがに負けるわけにいかん)
本田監督も楽しみながら見ていたが、ここまで追いつかれた事に少し機嫌が悪くなっていた。
ボールを回して残り11秒、巻中にボールが渡される。
その瞬間、哀川と保科がダブルチーム。
巻中は嬉しそうな表情で、楽しむかのように左右にステップを刻む。
保科(すごいキープ力だ)
時間が経過していく。
哀川(取れるよ。拓)
後ろから藤原拓弥がスティールを狙いにくる。
本田監督(トリプルチームか)
ダダムダム!
保科・哀川・藤原(!!!)
レッグスルードリブルで、藤原の後ろからのスティールをかわし、シャムゴットで保科をかわす。
哀川は保科がいることで体が邪魔となり、追いかけれらない。
巻中(これでもプロや。一応エースなんや。お前等の使ったドリブルを組み合わせて3人を料理せなプライドが許さんねや)
藤原拓弥の得意ドリブルと、田沢の得意技で3人を置き去り。
すぐにミドルショット。この距離ではバードナーのブロックも届かなかった。
ザシュ。
残り2秒。
バードナー「まだネ。行けボーイ!」
ボールを藤原に投げる。
残り1秒。藤原の頭の中にインターハイ準決勝、成田中央戦がよみがえる。
哀川「いけぇ、拓」
保科「打て、藤原」
ビーーーーー
何故かシュートを打てなかった藤原。
本田監督「試合終了。90対87でキングスの勝ちや。ってか、お前等3点差って、レギュラーが3人もおって何しとんねん」
一同「・・・・すんません」
藤原「ちくしょう」
保科「おい、藤原、最後なんで打たなかったんだよ」
何も言わない哀川。
そんなやり取りをしている保科達の元に巻中が声をかけに来る。
巻中「おい、お前等、ごっつい強かったぞ。正直ここまでやるとは思わんかったわ。薬師丸。お前も途中から、えらい雰囲気変わっとったな。こっちがええ勉強になったわ」
哀川「いえ、こちらこそありがとうございました。勉強になりました」
巻中「今日の試合は、点数では俺等が勝ったけど、プロチームのスタメンが3人もいて、高校卒業したばっかりの奴に3点差は、俺等の負けや。前半好きにさせたったからって言っても、もっと大差にするつもりやったんけどなぁ〜」
哀川「あっ、いや・・・・。正直最後は巻中さんを止められると思いました。そう思った時点で俺の負けです。取れると思う事は大事だけど、同時に止めないといけない。っていう気持ちも持たなければならない事をもう一度勉強させてもらいました」
巻中「保科、お前も後半よかったやんけ。まだまだ、悪ガキやと思っとったんやけど、飯嶋さんの教え子だけあるな」
保科「ありがとうございます。って、ソリコミの事知ってんすかぁ〜〜」
巻中「あれ?言ってなかったっけ?俺もお前等と一緒や。バスケなんて、ど〜でもいいワルガキ出身や。俺の場合は中学まで野球やってたからな。まぁ、実力じゃレギュラーやったけど、練習にいかんからいつも下位打線やったわ(笑)お前らみたいに試合後に乱闘もしたわ(爆笑)」
保科「いや、俺等は乱闘とかはしてないっすよ・・」(だから、こいつ俺や元が切れて喧嘩っぽい雰囲気だしても、一つもビビらず、かかって来いってスタンスだったんか)
巻中「あれ?しとらんのかい。あれは学生時代にしとくもんやぞ。プロでやったら、罰金取られるからな」
保科「はぁ、そうっすか。って罰金払ったんすか?巻中さんってもしかして喧嘩むちゃくちゃ強いんすか?」
巻中「そんな事ないわ。ははははは」
保科(なんかブキミな笑いだな)
そこに藤原が割って入る
DEARBOYS NEXT
88対87でキングスが1点リード。 キングスの攻撃
巻中(さて、2点を狙うか3点を狙うか。ギリギリで入れるか。なんか漫画みたいな展開になっとるが、さすがに負けるわけにいかん)
本田監督も楽しみながら見ていたが、ここまで追いつかれた事に少し機嫌が悪くなっていた。
ボールを回して残り11秒、巻中にボールが渡される。
その瞬間、哀川と保科がダブルチーム。
巻中は嬉しそうな表情で、楽しむかのように左右にステップを刻む。
保科(すごいキープ力だ)
時間が経過していく。
哀川(取れるよ。拓)
後ろから藤原拓弥がスティールを狙いにくる。
本田監督(トリプルチームか)
ダダムダム!
保科・哀川・藤原(!!!)
レッグスルードリブルで、藤原の後ろからのスティールをかわし、シャムゴットで保科をかわす。
哀川は保科がいることで体が邪魔となり、追いかけれらない。
巻中(これでもプロや。一応エースなんや。お前等の使ったドリブルを組み合わせて3人を料理せなプライドが許さんねや)
藤原拓弥の得意ドリブルと、田沢の得意技で3人を置き去り。
すぐにミドルショット。この距離ではバードナーのブロックも届かなかった。
ザシュ。
残り2秒。
バードナー「まだネ。行けボーイ!」
ボールを藤原に投げる。
残り1秒。藤原の頭の中にインターハイ準決勝、成田中央戦がよみがえる。
哀川「いけぇ、拓」
保科「打て、藤原」
ビーーーーー
何故かシュートを打てなかった藤原。
本田監督「試合終了。90対87でキングスの勝ちや。ってか、お前等3点差って、レギュラーが3人もおって何しとんねん」
一同「・・・・すんません」
藤原「ちくしょう」
保科「おい、藤原、最後なんで打たなかったんだよ」
何も言わない哀川。
そんなやり取りをしている保科達の元に巻中が声をかけに来る。
巻中「おい、お前等、ごっつい強かったぞ。正直ここまでやるとは思わんかったわ。薬師丸。お前も途中から、えらい雰囲気変わっとったな。こっちがええ勉強になったわ」
哀川「いえ、こちらこそありがとうございました。勉強になりました」
巻中「今日の試合は、点数では俺等が勝ったけど、プロチームのスタメンが3人もいて、高校卒業したばっかりの奴に3点差は、俺等の負けや。前半好きにさせたったからって言っても、もっと大差にするつもりやったんけどなぁ〜」
哀川「あっ、いや・・・・。正直最後は巻中さんを止められると思いました。そう思った時点で俺の負けです。取れると思う事は大事だけど、同時に止めないといけない。っていう気持ちも持たなければならない事をもう一度勉強させてもらいました」
巻中「保科、お前も後半よかったやんけ。まだまだ、悪ガキやと思っとったんやけど、飯嶋さんの教え子だけあるな」
保科「ありがとうございます。って、ソリコミの事知ってんすかぁ〜〜」
巻中「あれ?言ってなかったっけ?俺もお前等と一緒や。バスケなんて、ど〜でもいいワルガキ出身や。俺の場合は中学まで野球やってたからな。まぁ、実力じゃレギュラーやったけど、練習にいかんからいつも下位打線やったわ(笑)お前らみたいに試合後に乱闘もしたわ(爆笑)」
保科「いや、俺等は乱闘とかはしてないっすよ・・」(だから、こいつ俺や元が切れて喧嘩っぽい雰囲気だしても、一つもビビらず、かかって来いってスタンスだったんか)
巻中「あれ?しとらんのかい。あれは学生時代にしとくもんやぞ。プロでやったら、罰金取られるからな」
保科「はぁ、そうっすか。って罰金払ったんすか?巻中さんってもしかして喧嘩むちゃくちゃ強いんすか?」
巻中「そんな事ないわ。ははははは」
保科(なんかブキミな笑いだな)
そこに藤原が割って入る
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