2017年05月05日
ディアボーイズの続きが見てみたい186話 〜互角の戦い 2ラウンド開始〜
石井(インサイドで俺と親父がおされちまってる)
哀川「石井ちゃん、次は止めるよ。ほらオフェンスオフェンス。切り替えて」
藤原「石井、ガンガン攻めるぞ。次は止めてやれ」
三浦(僕のチェックがもっと早ければ・・・)
榎本「三浦さん。感謝してますよ。三浦さんには」
三浦「ん?」
榎本「シュートを打たなくても、相手をビビらせる事が出来る。打つのと同じ効果があるって事を教えてもらいましたから」
三浦「・・・」(まだ、榎のスリーポイントを見ていないんだけどな・・・)
榎本「俺なりに工夫させてもらいました。今のこのチームなら、攻撃のバリエーションが多いんで」
三浦「??」
藤原「おら、三浦攻めっぞ」
三浦「あ、うん」
(どういう意味だ??)
トーヤ「ほら、おぼっちゃん。喋ってないで止めるよ」
杏崎(その後、OBと現役は互角の戦いを繰り広げました。OBの底力はすごく、点の取り合いになり、4点リードでOBが1クオーターを取りました。けど、今の瑞穂高校のメンバーは負けた気にはなっていませんでした。このまま4クオーター戦うとしたらどう戦うのか?を、考えながら戦う事が出来ていたのでした)
藤原「一回、俺が下がるよ。沢登、出てみてくれないか」
沢登「いいのか?」
藤原「ああ、こちらからお願いするよ。試合って言っても練習だからな。色んなバリエーションがある方が練習になる」
沢登「わかった」
石井「んじゃ、俺も一回下がるぜ。森山。お前が入ってみろよ」
森山「ああ、わかった」
沢登「竜二も素人なんだけど、筋がよくてさ。5分でもいいから入れてもらえないかな?」
藤原「ふふ、5分と言わず、どんどん交代しながら入っていけばいいさ。まだ4時間くらい練習は残ってるだぜ」
中沢「お、おれ・・・」
三浦「じゃあ、俺もこのまま入るよ。竜二が入るなら、実力がわかる僕がいる方がいいからな」
児嶋「んじゃ、俺も・・・」
同タイミングで
沢登「和彦」
哀川「ん?」
沢登「久しぶりに同じチームで戦えるな」
森山「ふふ、2クオーター目はこれで決まりだね」
藤原「佐藤は次でもいいか?」
佐藤「うん、いつでもいいよ。それに沢登君のプレイを目の前で見るだけで勉強に
なるからね」
児嶋「・・・」
PG 沢登
SG 三浦
SF 哀川
PF 森山
C 中沢
瑞穂高校はそのままのメンバーで始める
コートに入る10人
ボールは瑞穂高校からスタート
石井「拓よぉ〜。あいつらここまですごいとは思わなかったよな。拓と哀川の連携以外にはくらいついていたよな」
藤原「ああ。それにお前達には悪いが」
石井「わかってるっつうの」
藤原「湯川のスピード。お前と土橋じゃついていけなかった」
土橋「スピードだけじゃなかったよ。パワーも相当なものだった。とくに柏木に関しては、全く動かなかった。力だけなら九工大の二階堂や、天童寺の剣よりも圧力を感じたよ」
石井「いや、スピードもだな」
藤原「ああ、ボール裁きがそれ程でもないが、身体能力はトップクラスだな」
石井「正直悔しかったぜ」
藤原「ああ、それにトーヤだ。あいつ・・・ガードとして開花してきている。器用で何でも出来る能力はそのまま使っている。厄介なのは、ガードとして人を使うだけでなく、人に使われながらもゲームをコントロールしている事だな」
土橋「それは俺も思った。周りに合わせていたイメージが強かったけど、どっちも出来るようになっている」
石井「ああ。それと、榎本まで上手くチームに溶け込んでいる」
藤原「能力が他の同期に比べて高くて、何とか合わせているだけだったんだが・・・。個人能力だけでなく、チームの戦略として動けるようになっている。あいつが自分をあそこまで犠牲にしているのはちょっとびっくりだな」
コートでは試合が始まっている。
メンバーが代わり、OBチームはまたディフェンスをマンツーに戻していた。
実力の差が出るのは、柏木と中澤の素人対決。
柏木は経験者であるため、現役チームにはここが狙い目となる
ダムダムダム
柏木「トーヤン、パァ〜〜ス!」
パスを要求して動く柏木
額に汗を流している高階は、そこにパスが出せないでいた。
高階(なんて圧力だ・・アニキの時も感じるけど、アニキの場合はプレーを知っているから何とか・・この人の圧力はハンパないなぁ〜。よくこんな人といるチームと去年戦ったな)
沢登と向き合う高階は、どこから攻めるかを決められずにいた。
高階(仕方ねぇ〜)
決められない高階は、榎本にボールを渡し、榎本、四井、高階の3人が外でボールを回し、どこから攻めるかを考えていた。
そんな状況にシビれを切らしたのは、何故かこの男、湯川楓であった。
ボールをもらう為に外にでる。
左サイドでボールを受け取り、森山も外へおびき出す。
湯川(図体からしてこいつも、インサイドプレーヤーだろ。俺から切り崩してやる)
そう、チームが勝つために常に最善策を考える男であるが、根はただの負けず嫌い。1対1が一番好きだったりする。
哀川(フフ。楓ちゃん。森山ちゃんを甘く見てたら止められるよ)
佐藤(森山君なら、湯川君のパワーとスピードについていける。大学に入っては3番のポジションばかりをこなしているんだ。今はインサイドプレーヤーっていうよりも、マルチプレーヤーの方が近いぞ)
キュッ キュッ ピボットを使ってタイミングをはかる湯川
腰を落として湯川を見ている森山
湯川「ふぅぅぅぅ〜〜」
カカキュ
森山(足のリズムが変わった。ここか)
DEARBOYS NEXT
哀川「石井ちゃん、次は止めるよ。ほらオフェンスオフェンス。切り替えて」
藤原「石井、ガンガン攻めるぞ。次は止めてやれ」
三浦(僕のチェックがもっと早ければ・・・)
榎本「三浦さん。感謝してますよ。三浦さんには」
三浦「ん?」
榎本「シュートを打たなくても、相手をビビらせる事が出来る。打つのと同じ効果があるって事を教えてもらいましたから」
三浦「・・・」(まだ、榎のスリーポイントを見ていないんだけどな・・・)
榎本「俺なりに工夫させてもらいました。今のこのチームなら、攻撃のバリエーションが多いんで」
三浦「??」
藤原「おら、三浦攻めっぞ」
三浦「あ、うん」
(どういう意味だ??)
トーヤ「ほら、おぼっちゃん。喋ってないで止めるよ」
杏崎(その後、OBと現役は互角の戦いを繰り広げました。OBの底力はすごく、点の取り合いになり、4点リードでOBが1クオーターを取りました。けど、今の瑞穂高校のメンバーは負けた気にはなっていませんでした。このまま4クオーター戦うとしたらどう戦うのか?を、考えながら戦う事が出来ていたのでした)
藤原「一回、俺が下がるよ。沢登、出てみてくれないか」
沢登「いいのか?」
藤原「ああ、こちらからお願いするよ。試合って言っても練習だからな。色んなバリエーションがある方が練習になる」
沢登「わかった」
石井「んじゃ、俺も一回下がるぜ。森山。お前が入ってみろよ」
森山「ああ、わかった」
沢登「竜二も素人なんだけど、筋がよくてさ。5分でもいいから入れてもらえないかな?」
藤原「ふふ、5分と言わず、どんどん交代しながら入っていけばいいさ。まだ4時間くらい練習は残ってるだぜ」
中沢「お、おれ・・・」
三浦「じゃあ、俺もこのまま入るよ。竜二が入るなら、実力がわかる僕がいる方がいいからな」
児嶋「んじゃ、俺も・・・」
同タイミングで
沢登「和彦」
哀川「ん?」
沢登「久しぶりに同じチームで戦えるな」
森山「ふふ、2クオーター目はこれで決まりだね」
藤原「佐藤は次でもいいか?」
佐藤「うん、いつでもいいよ。それに沢登君のプレイを目の前で見るだけで勉強に
なるからね」
児嶋「・・・」
PG 沢登
SG 三浦
SF 哀川
PF 森山
C 中沢
瑞穂高校はそのままのメンバーで始める
コートに入る10人
ボールは瑞穂高校からスタート
石井「拓よぉ〜。あいつらここまですごいとは思わなかったよな。拓と哀川の連携以外にはくらいついていたよな」
藤原「ああ。それにお前達には悪いが」
石井「わかってるっつうの」
藤原「湯川のスピード。お前と土橋じゃついていけなかった」
土橋「スピードだけじゃなかったよ。パワーも相当なものだった。とくに柏木に関しては、全く動かなかった。力だけなら九工大の二階堂や、天童寺の剣よりも圧力を感じたよ」
石井「いや、スピードもだな」
藤原「ああ、ボール裁きがそれ程でもないが、身体能力はトップクラスだな」
石井「正直悔しかったぜ」
藤原「ああ、それにトーヤだ。あいつ・・・ガードとして開花してきている。器用で何でも出来る能力はそのまま使っている。厄介なのは、ガードとして人を使うだけでなく、人に使われながらもゲームをコントロールしている事だな」
土橋「それは俺も思った。周りに合わせていたイメージが強かったけど、どっちも出来るようになっている」
石井「ああ。それと、榎本まで上手くチームに溶け込んでいる」
藤原「能力が他の同期に比べて高くて、何とか合わせているだけだったんだが・・・。個人能力だけでなく、チームの戦略として動けるようになっている。あいつが自分をあそこまで犠牲にしているのはちょっとびっくりだな」
コートでは試合が始まっている。
メンバーが代わり、OBチームはまたディフェンスをマンツーに戻していた。
実力の差が出るのは、柏木と中澤の素人対決。
柏木は経験者であるため、現役チームにはここが狙い目となる
ダムダムダム
柏木「トーヤン、パァ〜〜ス!」
パスを要求して動く柏木
額に汗を流している高階は、そこにパスが出せないでいた。
高階(なんて圧力だ・・アニキの時も感じるけど、アニキの場合はプレーを知っているから何とか・・この人の圧力はハンパないなぁ〜。よくこんな人といるチームと去年戦ったな)
沢登と向き合う高階は、どこから攻めるかを決められずにいた。
高階(仕方ねぇ〜)
決められない高階は、榎本にボールを渡し、榎本、四井、高階の3人が外でボールを回し、どこから攻めるかを考えていた。
そんな状況にシビれを切らしたのは、何故かこの男、湯川楓であった。
ボールをもらう為に外にでる。
左サイドでボールを受け取り、森山も外へおびき出す。
湯川(図体からしてこいつも、インサイドプレーヤーだろ。俺から切り崩してやる)
そう、チームが勝つために常に最善策を考える男であるが、根はただの負けず嫌い。1対1が一番好きだったりする。
哀川(フフ。楓ちゃん。森山ちゃんを甘く見てたら止められるよ)
佐藤(森山君なら、湯川君のパワーとスピードについていける。大学に入っては3番のポジションばかりをこなしているんだ。今はインサイドプレーヤーっていうよりも、マルチプレーヤーの方が近いぞ)
キュッ キュッ ピボットを使ってタイミングをはかる湯川
腰を落として湯川を見ている森山
湯川「ふぅぅぅぅ〜〜」
カカキュ
森山(足のリズムが変わった。ここか)
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はじめまして。でしたっけ?
コメントありがとうございます。こうやってコメント頂くのが一番の励みになります。
結城希 (のっぞまちゃんですね)
この後、インハイで激突です。2年連続死のカードに入ってもらおうかと・・・
ありえない設定も漫画の醍醐味ですし。
マッチアップ予定は勿論あの人!!と、いきたいところなのですが・・・
ひとひねりも大事ですよね。
コメント頂くと嬉しいのでいつでも遊びに来てください。よかったら、このブログでディアボーイズファン集めて頂いても嬉しいです♪
なんか、コメント炎上!的な(笑)
最近の話はDBらしさが感じられて面白いと思います。
哀川沢登藤原森山はSD上位陣と比べて互角かそれ以上だと思うので、意地を見せてくれるのではないかと期待しています(笑)
あと、そろそろ結城希が見たいですね(笑)
頑張って下さい。