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2017年04月12日

ディアボーイズの続きが見てみたい182話 〜体勢を立て直す気だな〜

藤原「いつもいつも同じ作戦で来やがって・・・哀川を徹底マークされる事は慣れてるんだよ」


トーヤ「へっへぇ〜。知ってます。でも、そうやってマークされたらそこを通したくなるアニキっしょぉ〜〜」


藤原「ふふ、それもよくわかってるじゃね〜か」


トーヤ「へへ。簡単にはいかね〜っすよ。俺もディフェンス練習しましたから」


藤原には高階がマーク。
それぞれが同ポジションをマークしている。

哀川だけを四井が必要以上にマークしている


四井(ふぅ〜緊張するなぁ〜。これが哀川さんか・・思ったより速くね〜〜。でも、トーヤさんに注意されているからな。そうやって思っていた時に一気にトップスピードに入るのがこの人のすごいところ・・・らしいが・・・)



キュキュ ドン 一瞬加速する哀川

四井(・・・・・)
四井「ウラァ」

四井(ふう〜、何とか追いついた・・・確かにむちゃくちゃはえ〜〜。こりゃ化け物って言われるわけだ)


藤原(哀川が引き離せなかった・・・あいつが期待のルーキーか・・・なら)



石井「はいはいはい」


四井にスクリーンに行く石井。スクリナーとなる石井に四井をぶつける為に動く哀川


湯川(スライドするか・・・???)
四井(そう動くよな)


シャッ。


「?????」


藤原のパスは一度三浦へ送られる。

その為、哀川へパスを入れる角度が変わる。

その意図を読んでいた三浦がはじくように、ゴール下へ切り込む哀川へパスを出す。


沢登(藤原がパス一発で決めなかった??)
森山(いい動きだ。久しぶりに会ったとは思えない連携)


藤原→三浦→哀川 と、流れるようなパスが・・・


パシッ!!


柏木「やっぱり俺は天才だ」

パスカットされた。


氷室(はやい!彼にしか出来ない動きね)

氷室「ナイスよ。柏木」


柏木「はっはぁ〜〜、見てくれました?さとみさぁ〜ん」

杏崎「速攻のチャンス見逃さないで下さい」

柏木「わかってますってぇ〜〜行け!トーヤン」



トーヤ「ほいさ」  パシ!!


トーヤ「よし!!って、ええええ〜。アニキ戻り速すぎるっしょぉ〜〜」


藤原「みんな、今だ戻れ!」


ダムダムダム


三浦「藤、ごめん。パスミス」

藤原「気にするな。っていうより、良いパスのタイミングだったぜ。相手を褒めるしかなさそ〜だ」

速攻は止められた後輩チーム。
トップの位置で高階がボールを持つ。


藤原(さっきの先制点はジャンプボールの流れからだったからな。次はどう攻めてくる?ここからが本当の勝負だぜ)



ドン!!
高階がドライブで仕掛ける。

藤原が平行して止める
藤原(さて誰で来る)


気にせず高階が中へ切り込んでいく。

藤原(???まさか、一人で・・・)



高階が一人で突っ込み、強引にシュートを放つ。

藤原「ちっ、そんなムチャな体勢で・・・」



ガン!!


哀川「リバウンドだぁ〜」


石井「よし、まかせろ!!」

湯川をスクリーンアウトで外に出した石井とは逆方向にリバウンドボールが跳ねる。


そこには
土橋(・・・くそ、完璧に・・負けた)

完璧に土橋を外に出していた柏木がいた。


バシ!!
柏木「おっしゃ〜〜!!」


哀川「囲んで!!」

石井と土橋が柏木を囲みに行く。湯川が完全フリーになる。

哀川(あそこに出させちゃ駄目だ)

高階に合わせた藤原もゴール下。榎本が外にいる為、三浦はそのパスコースを消している。

哀川(くそ。俺が行くしかない!!)



四井がスリーポイントラインよりもやや後方へいたため、マークを捨ててフリーの湯川をケアに行く哀川

柏木「おらぁ〜〜」

パスを出す柏木

哀川(間に合ったか)



柏木はボールを外の四井に戻した。


フリーの湯川に哀川が詰め寄った事で一度体勢を立て直す後輩チーム。












柏木「お前に美味しい思いはさせね〜」

湯川「ヤロー」



パシ

クイッ


体勢を立て直す気など全くない!



受け取ったと同時にスリーポイントラインよりも後ろから、クイックスリーを放つ。


沢登(はやい・・・)


ザシュ


氷室(沢登君、驚いているわね。天童寺の本田君並みに早いでしょ。いや、それ以上かもしれないわ)


哀川「外もあるんだ。完全に狙ってたね。シュートモーションも早いし。やるじゃん」


嬉しそうな哀川だった。

四井「哀川さんにそう言って貰えるなんて、光栄っすよ」


森山「高階君の一見ムチャなシュートだったけど・・」
沢登「打つ前に、あの金髪動いていたな」
佐藤「うん、それにさっきの3ポイント。自分だけがあの場所に残って待っていた。来るのがわかってたのかな?」
沢登「来るのがわかっていたかどうかはわからない。でも、来ると思って準備をしていた事は確かだな」
森山「湯川君から、攻めるって姿勢が感じられたから、あそこで外が来るなんて思わなかったよ」
佐藤「うん。僕もそう思った。それでも・・・準備を怠っていなかった・・って事?」
沢登「完全に湯川がフリーで、和彦も間に合っていなかった。それなのに、矢のようなパス。あのセンター何者だ?」


それを聞いてうなづいている児島


中沢(こいつら、何言ってるからわからね〜。レベルの高い会話してやがるな。素人の俺にはわからね〜や。このうなづいてる奴も全部わかってるってのか・・・)


児嶋(何言ってるかさっぱりわかんね〜〜)




コートでは・・・
柏木「ふふふ、今の俺のリバウンドとアシストは完璧だった。これでまたさとみさんは俺に夢中になるかもしれん」

湯川(くそ、俺が完璧にフリーだったのに・・・こいつ俺にボールを渡さね〜気だな)



DEARBOYS NEXT








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