2017年02月23日
ディアボーイズの続きが見てみたい167話 〜アクシデント発生〜
その瞬間アクシデントが起こった。
織田「あら・・・」
哀川「・・・」
藤原「・・・」
ブチン
ドタン!!
一瞬で哀川と藤原を置き去りにした織田が倒れている。
ボールはそのままアウトオブバウンズ。
関大監督「おぉぉぉだぁぁぁ〜〜〜。交代じゃぁ〜〜。明智と交代」
ビー メンバーチェンジ。
ベンチにトボトボと戻る織田だった。
バッシュの紐が切れていた・・・
関大監督「お前、試合の時に靴紐が切れるってどういう事やねん。小学生でもそんなミスやらんぞ。アホか。馬鹿か。そんな奴聞いた事ないわ。そんなん確認するのは当たり前やろ。そんな事もできひん奴に試合出る資格なんかない。黙ってベンチで見とけ。そんなしょうもない事とったら、ほんまに明智に本能寺の変されんぞ」
織田「す、すいません。履きなれた物がよくて」
関大監督「アホか。公式戦でラストプレーやったらどないすんねん。履きなれた物がええんやったら、さっさと紐変えて、試合までに履きなれてこい。言い訳すんな。いかなる事があっても、そんな凡ミスは許さんからな。プロのスカウトが見てる前で恥ずかしい事するな。そこで反省しとけ」
織田「はい・・・」
藤原「哀川・・・見たか?さっきの?」
哀川「うん。完璧に離されたよ」
藤原「あの、トップスピードハンパじゃね〜な」
哀川「哲太チンクラスだね。彩より早いかもしれない・・・」
藤原「ここまで手を抜いてたって事か」
哀川「いや、ここまで手を抜いていたなら、最後まで抜きとおすよ。様子を見ながらの全力だったって方が正しいかもしれない・・・」
藤原「様子を見ながら・・・か。すげ〜プレイヤーだな」
哀川「うん。観客(スカウト)もしっかりとチェックしてるみたいだしね」
藤原「まっ、こうでなくちゃ面白くね〜よな」
哀川「うん。行くよ、拓」
ベンチで反省している織田
監督にむちゃくちゃ怒られて、目には涙がたまっているが、哀川を抜き去ったドリブルに感触を得ていた。
哀川にも通用する。
この自信を得られるだけでこの試合の意味はあったのかもしれない。
関学もメンバー交代を行う。
1年生の二人(森安、羽生)を交代させて上級生との連携の確認を行っていた。
そして試合は関学の勝利に終わった。
須藤「おっし、勝ったぞ」
上本「とりあえずよくやった。良い試合だったぞ」
上級生達は喜んでいる中で、一年生の4人に、喜びの表情はなかった。
勝負所でスタミナ切れを起こした羽生
パワー勝負以外ではレベルの差を見せられた森安
ゲームコントロールを相手のポイントガードにされていた現実を最後に思いしらされた藤原
少しでも自分のチームの力を過信していた哀川。
1年生に声を掛ける監督がいた。
上本「藤原、哀川。まだ出来立てのチームだ。そんなに責任を感じるな。お前達が考えている事はよくわかる。こうなる事は予想していた。それよりも、お前達の実力が俺が思っていたよりも上だったことに私は驚いている」
藤原「・・・」
上本「お前達は、連携が取れているつもりだが、私からみればまだまだ甘い所があったぞ。哀川も、このチームはもっと強い。と思っていたのだろう。大学のバスケはそんなに甘くない。高校のように遊び感覚のチームがあるのに対して、トップクラスだった奴が残る部活だ。レベルが高いのは当たり前だろう」
哀川「・・・」
上本「でも、気にするな。私が思い描いている構想よりも先にお前達は進んでくれている。その確認の練習試合でもあったのだからな」
その後、監督同士の提案により2時間の合同練習が行われた。
それぞれ思いが合っての練習となった。
ただし・・・・
靴紐の切れた織田は、慌てて近くのホームセンターに靴紐を買ってからの合流だった。
DEARBOYS NEXT
織田「あら・・・」
哀川「・・・」
藤原「・・・」
ブチン
ドタン!!
一瞬で哀川と藤原を置き去りにした織田が倒れている。
ボールはそのままアウトオブバウンズ。
関大監督「おぉぉぉだぁぁぁ〜〜〜。交代じゃぁ〜〜。明智と交代」
ビー メンバーチェンジ。
ベンチにトボトボと戻る織田だった。
バッシュの紐が切れていた・・・
関大監督「お前、試合の時に靴紐が切れるってどういう事やねん。小学生でもそんなミスやらんぞ。アホか。馬鹿か。そんな奴聞いた事ないわ。そんなん確認するのは当たり前やろ。そんな事もできひん奴に試合出る資格なんかない。黙ってベンチで見とけ。そんなしょうもない事とったら、ほんまに明智に本能寺の変されんぞ」
織田「す、すいません。履きなれた物がよくて」
関大監督「アホか。公式戦でラストプレーやったらどないすんねん。履きなれた物がええんやったら、さっさと紐変えて、試合までに履きなれてこい。言い訳すんな。いかなる事があっても、そんな凡ミスは許さんからな。プロのスカウトが見てる前で恥ずかしい事するな。そこで反省しとけ」
織田「はい・・・」
藤原「哀川・・・見たか?さっきの?」
哀川「うん。完璧に離されたよ」
藤原「あの、トップスピードハンパじゃね〜な」
哀川「哲太チンクラスだね。彩より早いかもしれない・・・」
藤原「ここまで手を抜いてたって事か」
哀川「いや、ここまで手を抜いていたなら、最後まで抜きとおすよ。様子を見ながらの全力だったって方が正しいかもしれない・・・」
藤原「様子を見ながら・・・か。すげ〜プレイヤーだな」
哀川「うん。観客(スカウト)もしっかりとチェックしてるみたいだしね」
藤原「まっ、こうでなくちゃ面白くね〜よな」
哀川「うん。行くよ、拓」
ベンチで反省している織田
監督にむちゃくちゃ怒られて、目には涙がたまっているが、哀川を抜き去ったドリブルに感触を得ていた。
哀川にも通用する。
この自信を得られるだけでこの試合の意味はあったのかもしれない。
関学もメンバー交代を行う。
1年生の二人(森安、羽生)を交代させて上級生との連携の確認を行っていた。
そして試合は関学の勝利に終わった。
須藤「おっし、勝ったぞ」
上本「とりあえずよくやった。良い試合だったぞ」
上級生達は喜んでいる中で、一年生の4人に、喜びの表情はなかった。
勝負所でスタミナ切れを起こした羽生
パワー勝負以外ではレベルの差を見せられた森安
ゲームコントロールを相手のポイントガードにされていた現実を最後に思いしらされた藤原
少しでも自分のチームの力を過信していた哀川。
1年生に声を掛ける監督がいた。
上本「藤原、哀川。まだ出来立てのチームだ。そんなに責任を感じるな。お前達が考えている事はよくわかる。こうなる事は予想していた。それよりも、お前達の実力が俺が思っていたよりも上だったことに私は驚いている」
藤原「・・・」
上本「お前達は、連携が取れているつもりだが、私からみればまだまだ甘い所があったぞ。哀川も、このチームはもっと強い。と思っていたのだろう。大学のバスケはそんなに甘くない。高校のように遊び感覚のチームがあるのに対して、トップクラスだった奴が残る部活だ。レベルが高いのは当たり前だろう」
哀川「・・・」
上本「でも、気にするな。私が思い描いている構想よりも先にお前達は進んでくれている。その確認の練習試合でもあったのだからな」
その後、監督同士の提案により2時間の合同練習が行われた。
それぞれ思いが合っての練習となった。
ただし・・・・
靴紐の切れた織田は、慌てて近くのホームセンターに靴紐を買ってからの合流だった。
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