2017年03月09日
ディアボーイズの続きが見てみたい172話 〜沢登聖人の練習〜
沢登「先輩、もっとドリブル低くして下さい」
沢登「それじゃ止められる。ハーフの動き3ON3で覚えましょう」
沢登「もっと、早くパスを出して下さい。どんどんパス練習しましょう」
沢登「シュートを打ったら自分も取る気持ちで、練習のゲームで取らないと試合で取れません」
沢登「ボールを持っていない人の動きの方が重要なんです。もっと動いて。フットワークしますよ」
練習は、キャプテンの掛け声でなく沢登の掛け声が体育館に響いていた。
先輩は学年が下であれど、沢登にバスケットを教えてもらうのが本当に嬉しかった。
自分達の実力が短期間に一気に伸びている事が、日に日に理解できているからである。
沢登がまず部員に指示したのは、基礎的な練習だった。
基礎的な練習は、面白くないものも多く、嫌がる部員は必ず現れるもの。
そこで沢登が考案したのは、基礎練習の後にはすぐに自分とのマンツーマン。
すぐにまた基礎練習。そして3対3 また基礎練習 そして5対5
ゲーム形式と基礎練習を交互に行い。更に自分と直接対決することで、基礎練習の不満を感じさせないように行った。
元々、沢登に練習してもらえるだけで嬉しい先輩部員はどんどん吸収していった。
沢登自身の練習は若干疎かになる部分もあるが、基礎練習に付き合う事によって、沢登も新しいテクニックを覚えていくのであった。
ドリブル練習中に自分の技が増えている事に、試合まで本人も気付いていなかった。
そして・・・・
三浦「先輩、今のシュートなんですけど、一度ワンドリブルを入れてからシュートを打ってみて下さい。その方が自分のリズムになって打ちやすいですよ」
「ほう、そうなのか」
三浦「シュートを打っていて当たっていない時にそうやってリズムを作ってみるんですよ。ほら、フリースローでシュートを打つ前とかに、ドリブルするじゃないですか。そのドリブルの回数を決めている人とかいるでしょ。精神安定っていうか、ルーティンみたいな」
「そう言われてみればそうだな」
三浦「はい。ドリブルをしないで打たなければならない時もありますけど、練習は様々なバリエーションで打って見てください。試合で当たっていない時はこうする。とか。常に試合をイメージする事で同じ練習でも、全く内容が変わりますから」
「ああ、サンキューな」
沢登だけでなく、三浦もいつの間にか練習を教えていた。
三浦(あれ、僕何言ってるんだろう??余計なお節介だったかな)
沢登「竜二、もっと体に巻き付ける感じでボールを取って」
中沢「巻き付ける?」
沢登「リバウンドはしっかりと取らないと、着地した時に狙われる。もっと体全体で守る感じで。こう、こう、こう!!って感じで」
中沢「なるほど・・・こう、こう、こう!!って感じか、ノボリ」
沢登「さすが、飲み込みが早いな」
中沢「サッカーでもヘディングでシュートする時は上から下に叩きつけるように打つからな。そんな感じだ」
沢登「ああ、そうだな」(どんな感じだ??)←実はあまりわかってない
群馬前橋大学のバスケ部は一気に強くなる
スタートしたレベルからどれだけ上がったのか、だけを競うなら4年後、この大学が日本一だ、というのは間違いないであろう。
三浦「沢登君!!」
パスを出す三浦
受け取る沢登聖人。
三浦「1ON1 やろうよ」
沢登「・・・ああ。いいよ」
DEARBOYS NEXT
沢登「それじゃ止められる。ハーフの動き3ON3で覚えましょう」
沢登「もっと、早くパスを出して下さい。どんどんパス練習しましょう」
沢登「シュートを打ったら自分も取る気持ちで、練習のゲームで取らないと試合で取れません」
沢登「ボールを持っていない人の動きの方が重要なんです。もっと動いて。フットワークしますよ」
練習は、キャプテンの掛け声でなく沢登の掛け声が体育館に響いていた。
先輩は学年が下であれど、沢登にバスケットを教えてもらうのが本当に嬉しかった。
自分達の実力が短期間に一気に伸びている事が、日に日に理解できているからである。
沢登がまず部員に指示したのは、基礎的な練習だった。
基礎的な練習は、面白くないものも多く、嫌がる部員は必ず現れるもの。
そこで沢登が考案したのは、基礎練習の後にはすぐに自分とのマンツーマン。
すぐにまた基礎練習。そして3対3 また基礎練習 そして5対5
ゲーム形式と基礎練習を交互に行い。更に自分と直接対決することで、基礎練習の不満を感じさせないように行った。
元々、沢登に練習してもらえるだけで嬉しい先輩部員はどんどん吸収していった。
沢登自身の練習は若干疎かになる部分もあるが、基礎練習に付き合う事によって、沢登も新しいテクニックを覚えていくのであった。
ドリブル練習中に自分の技が増えている事に、試合まで本人も気付いていなかった。
そして・・・・
三浦「先輩、今のシュートなんですけど、一度ワンドリブルを入れてからシュートを打ってみて下さい。その方が自分のリズムになって打ちやすいですよ」
「ほう、そうなのか」
三浦「シュートを打っていて当たっていない時にそうやってリズムを作ってみるんですよ。ほら、フリースローでシュートを打つ前とかに、ドリブルするじゃないですか。そのドリブルの回数を決めている人とかいるでしょ。精神安定っていうか、ルーティンみたいな」
「そう言われてみればそうだな」
三浦「はい。ドリブルをしないで打たなければならない時もありますけど、練習は様々なバリエーションで打って見てください。試合で当たっていない時はこうする。とか。常に試合をイメージする事で同じ練習でも、全く内容が変わりますから」
「ああ、サンキューな」
沢登だけでなく、三浦もいつの間にか練習を教えていた。
三浦(あれ、僕何言ってるんだろう??余計なお節介だったかな)
沢登「竜二、もっと体に巻き付ける感じでボールを取って」
中沢「巻き付ける?」
沢登「リバウンドはしっかりと取らないと、着地した時に狙われる。もっと体全体で守る感じで。こう、こう、こう!!って感じで」
中沢「なるほど・・・こう、こう、こう!!って感じか、ノボリ」
沢登「さすが、飲み込みが早いな」
中沢「サッカーでもヘディングでシュートする時は上から下に叩きつけるように打つからな。そんな感じだ」
沢登「ああ、そうだな」(どんな感じだ??)←実はあまりわかってない
群馬前橋大学のバスケ部は一気に強くなる
スタートしたレベルからどれだけ上がったのか、だけを競うなら4年後、この大学が日本一だ、というのは間違いないであろう。
三浦「沢登君!!」
パスを出す三浦
受け取る沢登聖人。
三浦「1ON1 やろうよ」
沢登「・・・ああ。いいよ」
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