2017年02月14日
ディアボーイズの続きが見てみたい165話 〜心理状況。本能で気付く〜
哀川を別格だと認めた関大。
ここからは、「哀川にやられる事」を覚悟しながら戦っていく。
それは「哀川を止める事」を考えながら試合をするよりも、自分達が今すべき事が具体的になり、頭の中で整理できるのであった。
その他のメンバーに関しては、自分達が上である。と、関大メンバーも少し自覚していたからであった。
メンバーそれぞれにあった心の中の様子見。それを開放する事で充分勝てると思っていた。
但し、これは練習試合。最終的に勝つ事が目的ではない。「練習」と「現状確認」が今回のテーマだった。
ダムダムダム。
ドリブルをする織田。
『哀川以外のマッチアップは自分達の方が全て上』と思っている関大メンバー
そう、藤原に勝てる自信を持っている織田だった。
藤原(くる!!)
ダダム
藤原(な、なに)
左右に揺さぶるでもなく、藤原の得意なペネトレイトで突っ込む織田。
織田(お前がようやるプレーや)
藤原(ヤロー。そうくるか。それで俺に勝つってことだな)
並走しようと藤原が織田を追いかけている時に、ドリブルをしている織田は右手を少しひねり、手首だけを返して、バウンドパスを右側に出す
藤原(抜き切る前にパスか)
交代で入った岩田の絶妙な動きはマークマンを振り切りフリーになっていた。
それを織田は見逃していなかった。
受け取ったボール岩田はすぐにシュート
ザシュ
関大があっさりと点を入れた。
この単純なプレーに藤原は少し嫌な予感を覚えた。
その時
哀川「拓、何やってるの?攻めるよ。取られたら取り返すんだよ」
藤原「あ、ああ」
プロであれ、初心者であれ、バスケであれ、他のスポーツであれ。
それに人間関係や仕事。生きている中の様々な事。どんな事に対しても、一度ついたイメージは一瞬では取れない。それが人間の心理だ。
一流のスポーツ選手でも「気持ちの切り替え」というメンタル部分だけは永遠のテーマだ。
全国制覇を成し遂げた藤原拓弥というポイントガードもまだ学生。
そのイメージがつけば、ほんの一瞬の動きが鈍る。
織田がそこまで計算しているのかどうかは、わからなかった。ただ「本能」がその一瞬を気付かせる。
バシ!!!
織田、渾身のスティール炸裂!!
藤原「しまったぁ」
哀川は藤原のパスを信じてゴール下まで切り込んでいた。
トップの織田が藤原のドリブルをスティールすると、ワンマン速攻であった。
織田の速攻
ダムダムダム
たった数秒で、ゴール下までたどり着く
ニヤっと笑う織田。余裕があった
タンタン
二歩の助走を取り、レイアップシュートを放つ
シュッ
ガン!!!!
織田「うえっ・・・・やっちまった」
プチン 関大監督の血管が切れる音。
関大監督「くおぉぉぉぉるあぁぁぁぁぁ。お〜〜〜〜だ〜〜〜〜〜」
織田「ひ〜〜〜すんませ〜〜ん」
トン
落ちるボールを味方がタップシュートで押し込み点数は入ったものの。時々見せる織田の調子が良い時の凡ミス。これは彼の弱点で、監督がいつもブチ切れるプレーだった。
関大「お前ぇ〜〜。ひっこめ〜ぞ。次やったらひっこめるからな。お前のレギュラー白紙にするからなぁ」
織田「う〜お助けを」
関大「織田ぁ、次やらかしたら交代じゃぁ〜〜。お前に「本能寺の変」を食らわしてやる。気引き締めてやれやぁ〜」
織田(名前が織田だと必ずあれ言う奴いるよなぁ〜。新入生にあいつが入ってきたのが余計やったわ)
その横にはアップする1年生ガードの明智がいた
DEARBOYS NEXT
ここからは、「哀川にやられる事」を覚悟しながら戦っていく。
それは「哀川を止める事」を考えながら試合をするよりも、自分達が今すべき事が具体的になり、頭の中で整理できるのであった。
その他のメンバーに関しては、自分達が上である。と、関大メンバーも少し自覚していたからであった。
メンバーそれぞれにあった心の中の様子見。それを開放する事で充分勝てると思っていた。
但し、これは練習試合。最終的に勝つ事が目的ではない。「練習」と「現状確認」が今回のテーマだった。
ダムダムダム。
ドリブルをする織田。
『哀川以外のマッチアップは自分達の方が全て上』と思っている関大メンバー
そう、藤原に勝てる自信を持っている織田だった。
藤原(くる!!)
ダダム
藤原(な、なに)
左右に揺さぶるでもなく、藤原の得意なペネトレイトで突っ込む織田。
織田(お前がようやるプレーや)
藤原(ヤロー。そうくるか。それで俺に勝つってことだな)
並走しようと藤原が織田を追いかけている時に、ドリブルをしている織田は右手を少しひねり、手首だけを返して、バウンドパスを右側に出す
藤原(抜き切る前にパスか)
交代で入った岩田の絶妙な動きはマークマンを振り切りフリーになっていた。
それを織田は見逃していなかった。
受け取ったボール岩田はすぐにシュート
ザシュ
関大があっさりと点を入れた。
この単純なプレーに藤原は少し嫌な予感を覚えた。
その時
哀川「拓、何やってるの?攻めるよ。取られたら取り返すんだよ」
藤原「あ、ああ」
プロであれ、初心者であれ、バスケであれ、他のスポーツであれ。
それに人間関係や仕事。生きている中の様々な事。どんな事に対しても、一度ついたイメージは一瞬では取れない。それが人間の心理だ。
一流のスポーツ選手でも「気持ちの切り替え」というメンタル部分だけは永遠のテーマだ。
全国制覇を成し遂げた藤原拓弥というポイントガードもまだ学生。
そのイメージがつけば、ほんの一瞬の動きが鈍る。
織田がそこまで計算しているのかどうかは、わからなかった。ただ「本能」がその一瞬を気付かせる。
バシ!!!
織田、渾身のスティール炸裂!!
藤原「しまったぁ」
哀川は藤原のパスを信じてゴール下まで切り込んでいた。
トップの織田が藤原のドリブルをスティールすると、ワンマン速攻であった。
織田の速攻
ダムダムダム
たった数秒で、ゴール下までたどり着く
ニヤっと笑う織田。余裕があった
タンタン
二歩の助走を取り、レイアップシュートを放つ
シュッ
ガン!!!!
織田「うえっ・・・・やっちまった」
プチン 関大監督の血管が切れる音。
関大監督「くおぉぉぉぉるあぁぁぁぁぁ。お〜〜〜〜だ〜〜〜〜〜」
織田「ひ〜〜〜すんませ〜〜ん」
トン
落ちるボールを味方がタップシュートで押し込み点数は入ったものの。時々見せる織田の調子が良い時の凡ミス。これは彼の弱点で、監督がいつもブチ切れるプレーだった。
関大「お前ぇ〜〜。ひっこめ〜ぞ。次やったらひっこめるからな。お前のレギュラー白紙にするからなぁ」
織田「う〜お助けを」
関大「織田ぁ、次やらかしたら交代じゃぁ〜〜。お前に「本能寺の変」を食らわしてやる。気引き締めてやれやぁ〜」
織田(名前が織田だと必ずあれ言う奴いるよなぁ〜。新入生にあいつが入ってきたのが余計やったわ)
その横にはアップする1年生ガードの明智がいた
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