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2016年12月24日

ディアボーイズの続きが見てみたい157話 〜全部勝つつもりで戦う〜

哀川の家では一年生が盛り上がっていた。


森安「それにしてもやで、藤原。お前等ほんますごいわ。あの天童寺の試合。5回以上見たぞ。どこでどうやって得点するかも覚えてもたわ。それぐらい感動した。同い歳の奴にこんな奴がおるって思わんかったわ。大学行って、こいつらを倒すぞ。って思ってたら、お前等が体育館おって、二度見したわ」


哀川「あはははは。そう?」


羽生「俺もビックリしたよ。お前のスリーポイントが活きるようになるから来い。って言われて、何の事かわからなかったけど、とりあえず関西とか関東とか都会に出たかったんだよね。そしたら君達がいるから」



藤原「俺も、みんながビックリしてくれた事にビックリだったよ」


森安「そりゃ、そうやろ。お前等有名人やねんで。ちょっとは自覚せ〜よ」


藤原「いやぁ〜、哀川はよ、瑞穂にいた時から色んな学校の奴やバスケ関係者が来てたからわかるけど、俺もそんなのだとは思わなくてよ・・・」


森安「そら、あの天童寺の沢登が、負けを認めたんやから注目されるやろ。あいつ、大学推薦受けへんかったらしいな。ニュースになるくらいやったし・・・」


哀川「拓なら、受験で群馬の大学に行ってバスケしてるよ。あいつがチームを作りあげてくるんだ。必ず強いチームを作ってくるよ。それに・・・既に飛んでもない相方も見つけているしね。ネッ、拓」


藤原「ああ」


森安「って、え〜〜〜。お前等がすごい相方って事はすごい奴なんやろなぁ」


羽生「ねぇ、明日勝てるかな・・」


藤原「ああ、勝つさ。練習試合でも公式戦でも関係ねぇ〜。これからやる試合は全部勝つつもりでやるよ」


笑顔でうなずく哀川
「だね」


森安「この二人がそう言うたら、ほんまに勝てるような気がしてくるから面白いわぁ〜〜」


羽生「なんか、気合入るよね」


藤原「たった一か月だけど、きつい練習に耐えて、1年が4人もスタメンに残れたんだ。こんなチャンスはね〜よ。これから4年間突っ走るつもりでやるからよ」


哀川「拓、気合入りまくりだね!」


森安「ははは、怖いわ。お前。ダテにリーゼントちゃうなぁ(笑)」


藤原「うっせ〜、これは身嗜みなんだよ」


羽生「あははははは」



と、かなり盛り上がっている。バスケの話になると真剣となる4人だった

藤原「羽生はさ、厳しい所でも3ポイント期待してるぜ。ディフェンスを外に広げる為に得に序盤に積極的に行って欲しい」


羽生「ああ」


哀川「森安チャンは、インサイド絶対負けちゃだめだよ。リバウンド。オフェンスリバウンドが少しでも取れたら勢いがでる。厳しかったらチップアウトでも何でもしてくれたらみんなでフォローできる」


森安「おう。で、さぁ〜。その森安チャンってのやめてくれ。なんか、別人みたいや」

哀川「え?あっ、じゃあ・・・・」


森安「森公(モリコ)でいいよ」


藤原「モリコ??」


森安「小学校の時からのあだ名やねん。呼び方はモリコやねんけど、ほんまは森公(モリコウ)な」


哀川「な・・・なんなの?それ」


森安「小学校3年生の時、ハチ公物語がテレビでやっていて、それ見て泣いたから次の日から「森公」って呼ばれるようになって、いつの間にかモリコになった」


し〜〜ん


藤原・哀川・羽生「あはははははは」大爆笑


藤原「何なんだよそれ!(笑)」

哀川「あはは。ハチ公物語か」

羽生「プププ。犬って顔してね〜じゃん」


森安「何やねん、何で全員笑うねん。モリコって、かわいいやないか」


藤原「いや、だってさ・・・」

哀川「あはは、だって、だってさ。可愛くね〜もん」

森安「お前等、人を可愛くないって・・・(怒)」


キリっと真面目な顔をする哀川
「あ、いや、ごめんごめん。モリコ・・・やっぱ・・・駄目だ。あははははは」

森安「うぬぬぬぬぬ。今二回バカにしたやろ」



真面目な顔の藤原
「いや、そんな事ないって。モリコ・・・プッ。ダメだ。やっぱ馬鹿にしちまう」


森安「こらぁぁぁぁ〜。藤原。お前バカにするならともかく、今「馬鹿」って漢字で言うたやろ〜〜。関西人に向かって漢字で「馬鹿」っていうのは、最上級の馬鹿にしてるってことやぞぉ〜〜」


仲を取り持とうとする羽生
「まぁまぁ、関東の人は、馬鹿って日常会話で言うからさ。そんな事ないよ。なっ、モリコ・・・ククク。やっぱ駄目だ。モリコウ・・・あはははは」


森安「お前等3人、人を舐め腐りやがってぇ・・・・くらぁぁぁぁ。抑え込みじゃぁ」


柔道家でもあるモリコの寝技が哀川に襲い掛かる


哀川「うわぁぁぁ〜〜痛い痛い、タップタップ。ごめんってモリコ」

藤原・羽生「あはははは。タップタップ。モリコぉ〜〜」


試合前日に奇妙なチームワークが生まれた4人だった。


このふざけた会話をしている4人も試合になると抜群の連携を取る事となる。

森安「藤原ぁ〜、羽生ぅ〜。お前等も寝技を決めてやるぅ〜〜」


羽生「ストップ、ストップ。モリ公。お座り、お座り、ほら、犬はお座りって言ったら座るんだぞ


森安(やっぱ「馬鹿」にしてる)


DEARBOYS NEXT







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