2016年11月30日
ディアボーイズの続きが見てみたい144話 〜彼女〜
森高「あはははは・・・でもさ、むっちゃん達、本当どうなるんだろうねぇ」
哀川「あ〜見えて、拓はちゃんと考えているよ。普段無口だけどねぇ〜〜」
楽しそうに街を歩いている哀川と森高。
この二人ももう一つのカップルの話で盛り上がっていた。
森高「そういえばさ、三浦君って国立の大学受けるんだよね?元々頭いいもんねぇ〜。私なんてさ・・・」
哀川「俺も人の事言えねぇ〜〜」
森高・哀川「あははははは」
森高「そうそう、哀ちゃん。大学はどうするの?」
哀川「え・・・」
森高「まだ決めてない?私はさ、大学から推薦が来てて、今悩んでるんだ。むっちゃんには「森高、大学でもバスケやって今度は全国制覇するよ!!」って、言われて誘われてるんだ」
哀川「えっ、まじでやったじゃん。やりなよ」
森高「う〜ん・・・でもさ、むっちゃんの実力なら、大学でもすぐにレギュラー取れるけど、私なんてベンチに入れてるかどうかもわかんないんだよ・・・」
哀川「マイちゃんなら大丈夫だよ。俺が保証する。ってかさ、ベンチにも入れるかどうかわからない子をわざわざ推薦にこないよ」
森高「えっ、そう?むっちゃんをどうしても欲しい大学が、私もついでに・・・とか、なのかなぁって疑っちゃってさ」
哀川「そんな事しないよ。マイちゃんの実力をみて、誘ってくれてるんだよ。マイちゃんがバスケ続けてくれるの、俺も嬉しい!」
笑顔の哀川
少し照れている森高
「うん、ありがとう。ってそんな見つめないでよ・・恥ずかしいじゃん。こんな道でさ・・」
哀川「へへ。なんか、嬉しいなって思ってさ。マイちゃんがバスケ続けてくれたら。ほら、やっぱりさ、彼女と趣味が一緒って、何かすんげ〜嬉しいじゃん」
森高(今、哀ちゃん私の事、彼女って言ったよね?こういう事さらっと言うんだよな。哀ちゃんは。もっとはっきり言ってくれれば嬉しいのにぃ〜〜。もう・・・)
哀川「ん?どうしたの急に静かになって」
森高「え・・・いや・・・え〜と、何でもない何でもない・・ところで哀ちゃんはどうするの?」
哀川「俺・・・え〜と・・・」
答えにくそうにする哀川
森高「もしかして・・・・」
哀川「・・・」
森高「もしかして、実家に帰っちゃう?とか?」
哀川「え??あ??いや、実家には帰らないよ」
森高「あ〜〜〜、よかった。急に真面目な顔するからビックリするじゃん。哀ちゃんと離れちゃったら、私寂しく死んじゃうよぉ〜〜」
哀川「・・・」
森高「ん?どうしたの?哀ちゃん?哀ちゃんなら、色んな所から推薦来てたもんね。関東にある有名校は全部じゃないの?私も哀ちゃんの行くとこに、勉強して入っちゃおうかなぁ〜 なんっちって(笑)」
哀川「え、あ、そだね」
森高「って、私の頭じゃいけるわけないか。あははははは」
哀川「・・・」
森高「どうしたの?哀ちゃん。何か変だよ」
しばらく沈黙して
哀川「拓とさ、拓と同じ大学に行こうと思うんだ」
森高「えっ?それすっごいじゃん。同じ学校から二人とも推薦きたの?インターハイ制覇したチームの司令塔とエースが、同じ大学に行くって、みんな注目しそうだね」
哀川「え・・・うん」
森高「家から通えるとこ?東京とか?」
哀川「え〜とね。関学・・・」
森高「関学??関東学園かぁ。じゃあ、通えない事もないね。電車通学かぁ。そんな遠くないよね。同じ神奈川だし!」
哀川「神奈川じゃなくてさ・・・」
森高「あ、キャンパスが違うんだ。どこだったったっけ?」
哀川「関西学園大学・・・なんだ」
森高「ん??関西学園??どこ?どこにあるの?」
哀川「関西にあるんだ」
森高「・・・・・」
森高「・・・・」
森高「・・・」
森高「え・・」
哀川「兵庫県にあるんだ。引っ越しする事になる」
目に涙をためている森高
「なんで?なんで遠くにいっちゃうのよ。なんで?」
今にも泣きそうな森高に声を掛けられない哀川
森高「ひっ、ひっ(殆ど泣いている)本当なの?」
哀川「拓と、もう一回大学でバスケやろう。インカレを制覇しよう。って。一からバスケを作ってみようって」
森高「うえ〜ん、この間旅行って、行ってたの、うっうっ・・大学を見に行ってたんだ。嘘だ。哀ちゃんが遠くに行っちゃうなんて、嫌だよぉ〜〜」
哀川「麻衣ちゃん・・・ごめんよ」
哀川に抱き着く森高 腕の中で泣いていた
「うわ〜ん、いやだ、いやだよ。哀ちゃん。こっちでもバスケできるじゃん。何で遠くにいっちゃうの?」
無言で哀川の腕の中でしばらく泣き続ける森高だった
DEARBOYS NEXT
哀川「あ〜見えて、拓はちゃんと考えているよ。普段無口だけどねぇ〜〜」
楽しそうに街を歩いている哀川と森高。
この二人ももう一つのカップルの話で盛り上がっていた。
森高「そういえばさ、三浦君って国立の大学受けるんだよね?元々頭いいもんねぇ〜。私なんてさ・・・」
哀川「俺も人の事言えねぇ〜〜」
森高・哀川「あははははは」
森高「そうそう、哀ちゃん。大学はどうするの?」
哀川「え・・・」
森高「まだ決めてない?私はさ、大学から推薦が来てて、今悩んでるんだ。むっちゃんには「森高、大学でもバスケやって今度は全国制覇するよ!!」って、言われて誘われてるんだ」
哀川「えっ、まじでやったじゃん。やりなよ」
森高「う〜ん・・・でもさ、むっちゃんの実力なら、大学でもすぐにレギュラー取れるけど、私なんてベンチに入れてるかどうかもわかんないんだよ・・・」
哀川「マイちゃんなら大丈夫だよ。俺が保証する。ってかさ、ベンチにも入れるかどうかわからない子をわざわざ推薦にこないよ」
森高「えっ、そう?むっちゃんをどうしても欲しい大学が、私もついでに・・・とか、なのかなぁって疑っちゃってさ」
哀川「そんな事しないよ。マイちゃんの実力をみて、誘ってくれてるんだよ。マイちゃんがバスケ続けてくれるの、俺も嬉しい!」
笑顔の哀川
少し照れている森高
「うん、ありがとう。ってそんな見つめないでよ・・恥ずかしいじゃん。こんな道でさ・・」
哀川「へへ。なんか、嬉しいなって思ってさ。マイちゃんがバスケ続けてくれたら。ほら、やっぱりさ、彼女と趣味が一緒って、何かすんげ〜嬉しいじゃん」
森高(今、哀ちゃん私の事、彼女って言ったよね?こういう事さらっと言うんだよな。哀ちゃんは。もっとはっきり言ってくれれば嬉しいのにぃ〜〜。もう・・・)
哀川「ん?どうしたの急に静かになって」
森高「え・・・いや・・・え〜と、何でもない何でもない・・ところで哀ちゃんはどうするの?」
哀川「俺・・・え〜と・・・」
答えにくそうにする哀川
森高「もしかして・・・・」
哀川「・・・」
森高「もしかして、実家に帰っちゃう?とか?」
哀川「え??あ??いや、実家には帰らないよ」
森高「あ〜〜〜、よかった。急に真面目な顔するからビックリするじゃん。哀ちゃんと離れちゃったら、私寂しく死んじゃうよぉ〜〜」
哀川「・・・」
森高「ん?どうしたの?哀ちゃん?哀ちゃんなら、色んな所から推薦来てたもんね。関東にある有名校は全部じゃないの?私も哀ちゃんの行くとこに、勉強して入っちゃおうかなぁ〜 なんっちって(笑)」
哀川「え、あ、そだね」
森高「って、私の頭じゃいけるわけないか。あははははは」
哀川「・・・」
森高「どうしたの?哀ちゃん。何か変だよ」
しばらく沈黙して
哀川「拓とさ、拓と同じ大学に行こうと思うんだ」
森高「えっ?それすっごいじゃん。同じ学校から二人とも推薦きたの?インターハイ制覇したチームの司令塔とエースが、同じ大学に行くって、みんな注目しそうだね」
哀川「え・・・うん」
森高「家から通えるとこ?東京とか?」
哀川「え〜とね。関学・・・」
森高「関学??関東学園かぁ。じゃあ、通えない事もないね。電車通学かぁ。そんな遠くないよね。同じ神奈川だし!」
哀川「神奈川じゃなくてさ・・・」
森高「あ、キャンパスが違うんだ。どこだったったっけ?」
哀川「関西学園大学・・・なんだ」
森高「ん??関西学園??どこ?どこにあるの?」
哀川「関西にあるんだ」
森高「・・・・・」
森高「・・・・」
森高「・・・」
森高「え・・」
哀川「兵庫県にあるんだ。引っ越しする事になる」
目に涙をためている森高
「なんで?なんで遠くにいっちゃうのよ。なんで?」
今にも泣きそうな森高に声を掛けられない哀川
森高「ひっ、ひっ(殆ど泣いている)本当なの?」
哀川「拓と、もう一回大学でバスケやろう。インカレを制覇しよう。って。一からバスケを作ってみようって」
森高「うえ〜ん、この間旅行って、行ってたの、うっうっ・・大学を見に行ってたんだ。嘘だ。哀ちゃんが遠くに行っちゃうなんて、嫌だよぉ〜〜」
哀川「麻衣ちゃん・・・ごめんよ」
哀川に抱き着く森高 腕の中で泣いていた
「うわ〜ん、いやだ、いやだよ。哀ちゃん。こっちでもバスケできるじゃん。何で遠くにいっちゃうの?」
無言で哀川の腕の中でしばらく泣き続ける森高だった
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