2016年12月09日
ディアボーイズの続きが見てみたい148話 〜今は大学受験〜
三浦「今日も遅かったね。ご飯用意しようか」
母「いいよ。蘭丸。パン食べながら仕事したから。また持ち帰りなんだ。早くしあげなきゃ」
三浦「大変だね。あんまり無理しないでよ」
母「そういえば、蘭丸。大学はどこに行くか決めたの?」
三浦「うん。国立へ行こうと思って・・・勉強はずっとしてるから問題ないよ」
母「ふぅ〜、蘭丸は誰に似たんだが・・・頭良くて・・スポーツも出来て・・・」
三浦「そんなに頭良くないって・・・」
母「学年でトップクラスなんでしょ。かぁ〜さん鼻が高いよ」
三浦「え、そう?」
母「ねぇ、蘭丸。本当にバスケ辞めちゃうの?あなた、一つの事にあんなに熱中したことないでしょ。続けたいのなら続けてもいいのよ。あなたの事だから、それで勉強が出来なくなる。なんて事はないの母さんわかってるから」
三浦「いや、バスケ辞めるのは勉強とは関係ないよ。元々付き合いでやってたようなスポーツだし・・・勿論やっている時は本気になって、今も好きだけどね・・・でも」
母「でも??」
三浦「インターハイで優勝出来て目標も達成出来たし、そこがゴールのつもりだったから。バスケはすごい体力使うスポーツでさ、生半可な気持ちでは出来ないよ。今回の怪我も大きなものじゃなかったけど、中途半端な気持ちでやると大怪我しちゃうよ。仲間と一緒にやるから楽しかったし、みんなそれぞれの道を行くからね」
母(・・・)
三浦「だから。だから僕も自分の行きたい道にいかなくちゃ。医者になるんだ。医者になったら、母さん楽させてあげるからね」
母「蘭丸・・・・」(本当に成長したわね)
母「でも、大学から推薦が来てるんでしょ」
三浦「何で知ってるの?」
母「氷室先生がね、連絡くれたの。蘭丸には才能があって、いくつもの大学がらスカウトが来て、会いたいって連絡がくる。本人は国立大学に受験するって決めているみたいだから。って。氷室先生も文武両道って方だから、それに関しては何も思っていないようだけど・・・本人にもう一度意思を確認してくれないか?って」
三浦「氷室先生が・・・」
母「うん、あなたの才能が勿体ない。っていう個人的な思いもあるって言ってたわよ。ただ、それだけは本人が決める事だから、一度相談してあげて欲しいって」
三浦「それなら心配いらないよ!もう行く大学は決めているから。そこに受かる事を目標に頑張るから。それに、どうしてもバスケがやりたいって思ったら、そこの大学でサークルでも入れば、バスケを続ける事ぐらいできるよ」
母「・・・そうだね。別に完全にできなくなるわけじゃないもんね。よかった。かぁ〜さん安心した。よし、蘭丸頑張れ!!」
三浦「あはは。人の応援してないで、自分の仕事の心配しなよ。大丈夫?明日までなんでしょ?」
母「あっ、いけない。ごめん蘭丸。部屋こもるわ」
三浦「うん!!頑張って」
ガチャ!!
三浦(ふぅ〜〜〜。バスケットかぁ)
ズズズズズズ (コーヒーを飲んでいる三浦蘭丸)
三浦(元々、高校までって決めてたし、これでいいんだ。別にバスケができないわけじゃない・・・とにかく今は大学に受からないと・・・)
三浦(でも、大学に受かって、来年の夏は何してるんだろう。今年ぐらいアツい夏にはならないんだろうな・・・)
コト コップを置く三浦
三浦(おっと、いけないいけない。そんな事はまず受かってからだな。ちょっと走って、気分転換でもしてから勉強するか)
三浦蘭丸はバスケットの引退を決めていた。
バスケ部時代に、体力がないことから部活後の練習。テスト前には気分転換にランニングを日課としていた。
受験勉強中でも、気分を変えるためにランニングを毎日続けていた。本格的なものではなかったが、全国大会を勝ち抜くために鍛えてきた三浦のランニング量は、本人に自覚はないものの、結構な量だった。
受験勉強で身体がなまらなかったのは、このランニングがあったからであったと、大学に入ってから気付く。
この時、自分が抑えつけていた気持ちであるが・・・
数か月後。沢登聖人のパスを受ける事で爆発する。
元チームメイトと本気で戦う時、中学時代のクレバーな三浦蘭丸も蘇るのであった。
そして、瑞穂の後輩で、難関大学受かる人間が現れる事を、誰も知らなかった。
DEARBOYS NEXT
母「いいよ。蘭丸。パン食べながら仕事したから。また持ち帰りなんだ。早くしあげなきゃ」
三浦「大変だね。あんまり無理しないでよ」
母「そういえば、蘭丸。大学はどこに行くか決めたの?」
三浦「うん。国立へ行こうと思って・・・勉強はずっとしてるから問題ないよ」
母「ふぅ〜、蘭丸は誰に似たんだが・・・頭良くて・・スポーツも出来て・・・」
三浦「そんなに頭良くないって・・・」
母「学年でトップクラスなんでしょ。かぁ〜さん鼻が高いよ」
三浦「え、そう?」
母「ねぇ、蘭丸。本当にバスケ辞めちゃうの?あなた、一つの事にあんなに熱中したことないでしょ。続けたいのなら続けてもいいのよ。あなたの事だから、それで勉強が出来なくなる。なんて事はないの母さんわかってるから」
三浦「いや、バスケ辞めるのは勉強とは関係ないよ。元々付き合いでやってたようなスポーツだし・・・勿論やっている時は本気になって、今も好きだけどね・・・でも」
母「でも??」
三浦「インターハイで優勝出来て目標も達成出来たし、そこがゴールのつもりだったから。バスケはすごい体力使うスポーツでさ、生半可な気持ちでは出来ないよ。今回の怪我も大きなものじゃなかったけど、中途半端な気持ちでやると大怪我しちゃうよ。仲間と一緒にやるから楽しかったし、みんなそれぞれの道を行くからね」
母(・・・)
三浦「だから。だから僕も自分の行きたい道にいかなくちゃ。医者になるんだ。医者になったら、母さん楽させてあげるからね」
母「蘭丸・・・・」(本当に成長したわね)
母「でも、大学から推薦が来てるんでしょ」
三浦「何で知ってるの?」
母「氷室先生がね、連絡くれたの。蘭丸には才能があって、いくつもの大学がらスカウトが来て、会いたいって連絡がくる。本人は国立大学に受験するって決めているみたいだから。って。氷室先生も文武両道って方だから、それに関しては何も思っていないようだけど・・・本人にもう一度意思を確認してくれないか?って」
三浦「氷室先生が・・・」
母「うん、あなたの才能が勿体ない。っていう個人的な思いもあるって言ってたわよ。ただ、それだけは本人が決める事だから、一度相談してあげて欲しいって」
三浦「それなら心配いらないよ!もう行く大学は決めているから。そこに受かる事を目標に頑張るから。それに、どうしてもバスケがやりたいって思ったら、そこの大学でサークルでも入れば、バスケを続ける事ぐらいできるよ」
母「・・・そうだね。別に完全にできなくなるわけじゃないもんね。よかった。かぁ〜さん安心した。よし、蘭丸頑張れ!!」
三浦「あはは。人の応援してないで、自分の仕事の心配しなよ。大丈夫?明日までなんでしょ?」
母「あっ、いけない。ごめん蘭丸。部屋こもるわ」
三浦「うん!!頑張って」
ガチャ!!
三浦(ふぅ〜〜〜。バスケットかぁ)
ズズズズズズ (コーヒーを飲んでいる三浦蘭丸)
三浦(元々、高校までって決めてたし、これでいいんだ。別にバスケができないわけじゃない・・・とにかく今は大学に受からないと・・・)
三浦(でも、大学に受かって、来年の夏は何してるんだろう。今年ぐらいアツい夏にはならないんだろうな・・・)
コト コップを置く三浦
三浦(おっと、いけないいけない。そんな事はまず受かってからだな。ちょっと走って、気分転換でもしてから勉強するか)
三浦蘭丸はバスケットの引退を決めていた。
バスケ部時代に、体力がないことから部活後の練習。テスト前には気分転換にランニングを日課としていた。
受験勉強中でも、気分を変えるためにランニングを毎日続けていた。本格的なものではなかったが、全国大会を勝ち抜くために鍛えてきた三浦のランニング量は、本人に自覚はないものの、結構な量だった。
受験勉強で身体がなまらなかったのは、このランニングがあったからであったと、大学に入ってから気付く。
この時、自分が抑えつけていた気持ちであるが・・・
数か月後。沢登聖人のパスを受ける事で爆発する。
元チームメイトと本気で戦う時、中学時代のクレバーな三浦蘭丸も蘇るのであった。
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