2016年12月13日
ディアボーイズの続きが見てみたい150話 〜さとみちゃんと約束〜
草野「お〜い、唯人ぉ〜。何ブルー入っちゃってんだよ」
ボソっと草野に話し掛ける藤沢
「また瑞穂のマネージャーのとこ言ってきたんだよ・・・」
草野「ゲゲ。まじか。って事はまたフラレてきたんだな」
薬師丸「何!!さとみちゃんか」
にかぁ〜っと笑う保科
角松「おいおいおいおいおい。どうしたんだ?フラれ過ぎて、とうとう頭おかしくなったんじゃないのか?」
保科「今度、デートの約束して来たもんね〜〜〜」
し〜〜〜〜〜ん
4人「どえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。ま、まじか・・・」
涙をためる薬師丸
草野「おいおいおいおいおい、嘘だろ。唯人。それ絶対妄想だって・・」
保科「へへ。関東大会が終わったら一日だけ二人で遊びに行く約束したんだ。俺関西に行っちまうからよ」
角松「へ〜〜〜」 薬師丸(???)
藤沢「やったじゃん。唯人。よかったなぁ。お前が珍しく本気になるから、俺達はある意味心配してたんだぞ」
薬師丸「唯人ぉ〜。」
保科「どうした?元」
薬師丸「デートの時間とれるのか?」
保科「あったりめ〜だろ。地球が爆発しても行くっての」
薬師丸「関東大会って確か2月の中頃だよな・・・俺達、卒業式が2月の最後の方だろ。確か、チームの合宿に参加する予定で、卒業式の日だけ帰ってこれる予定じゃなかったっけ??」
保科「・・・・・・」
保科「・・・・・・・え」
保科「そうだったっけ???」
薬師丸「ほら、チームとしても高卒を二人も取ると、枠がどうとか。今のチーム状態では何とか・・・とか色々いって、戦力的にもその時期は来て欲しいって言ってたはずだぞ」
保科「ヴゾ・・・・・・・マジで・・・」
藤沢「まぁ、地球が爆発でもしたら行けるんじゃないか(笑)」
保科「うわぁぁぁぁぁ〜。こうしちゃいられね〜。よし、デートを初詣コースに変えなくては・・・・」
4人「あははははは」
草野「いいなぁ、唯人は・・・楽しそうで」
保科「どうした?急に」
草野「俺は、一応大学でも行こうかなって勉強始めたじゃん。でも、この頭じゃ今更頑張っても浪人決定だろうし・・・」
角松「俺は、とりあえずフリーターだぜ」
藤沢「俺も同じく浪人決定かな・・・」
保科・元「・・・」
藤沢「お前達二人は頑張って欲しいよ。二人がプロで活躍してくれたら俺達も嬉しいからさ」
保科「お前等・・・・・」
角松「絶対、レギュラーとって成功してこいよな」
保科「当たり前だろ。お前等もバスケ辞めるなよ。何かあったら、いつも倉庫でバスケやるんだからな」
元「そうそう。みんな一緒だ」
草野「プロが俺達に負けたりしてな(笑)」
保科「お前達がいてくれなかったら、俺達も・・・・」
草野「おっ、何か入っちゃんてんじゃん。モードに!!」
保科「うっせ〜〜」
4人「あはははは」
保科「とにかく。絶対成功して見せるから。お前達もバスケやめんじゃね〜ぞ」
角松「ああ。ってか、俺達もプロバスケに入ればいいんじゃね〜〜」
草野「そうだな(笑)」
5人「あはははは」
進路が決まった二人と、目標に向かっている二人。とりあえずフリーターとなる事を決めたものが一人。
今の日本のバスケットは、ただ「強い」「上手い」「勝ち」「負け」を競い合う事だけが重要ではなかった。
バスケットのルールを知らない人間が見ても『すごい』と思ってもらえるプレイヤーが必要だった。
そうでなければ、バスケ人口は増えない・・・
人間の第一印象と同じで、何かに感情移入する時は「見た目」が後押しする事は多い。
NBAラインからシュートを放ち、ボールが空中にある時には「時が止まった」ような錯覚を起こす武器は、日本のプロバスケに必要で、ファンが魅了される。
3本の指を観客全員が一斉に挙げて、入った瞬間に全員で「イエ〜ス」と叫ぶパフォーマンスに、保科も薬師丸も苦戦させられる事になるのは、この時誰も知らなかった。
角松「唯人、さとみちゃんの事、いい加減あきらめれば???」
保科「な、なんだと〜〜」
DEARBOYS NEXT
ボソっと草野に話し掛ける藤沢
「また瑞穂のマネージャーのとこ言ってきたんだよ・・・」
草野「ゲゲ。まじか。って事はまたフラレてきたんだな」
薬師丸「何!!さとみちゃんか」
にかぁ〜っと笑う保科
角松「おいおいおいおいおい。どうしたんだ?フラれ過ぎて、とうとう頭おかしくなったんじゃないのか?」
保科「今度、デートの約束して来たもんね〜〜〜」
し〜〜〜〜〜ん
4人「どえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。ま、まじか・・・」
涙をためる薬師丸
草野「おいおいおいおいおい、嘘だろ。唯人。それ絶対妄想だって・・」
保科「へへ。関東大会が終わったら一日だけ二人で遊びに行く約束したんだ。俺関西に行っちまうからよ」
角松「へ〜〜〜」 薬師丸(???)
藤沢「やったじゃん。唯人。よかったなぁ。お前が珍しく本気になるから、俺達はある意味心配してたんだぞ」
薬師丸「唯人ぉ〜。」
保科「どうした?元」
薬師丸「デートの時間とれるのか?」
保科「あったりめ〜だろ。地球が爆発しても行くっての」
薬師丸「関東大会って確か2月の中頃だよな・・・俺達、卒業式が2月の最後の方だろ。確か、チームの合宿に参加する予定で、卒業式の日だけ帰ってこれる予定じゃなかったっけ??」
保科「・・・・・・」
保科「・・・・・・・え」
保科「そうだったっけ???」
薬師丸「ほら、チームとしても高卒を二人も取ると、枠がどうとか。今のチーム状態では何とか・・・とか色々いって、戦力的にもその時期は来て欲しいって言ってたはずだぞ」
保科「ヴゾ・・・・・・・マジで・・・」
藤沢「まぁ、地球が爆発でもしたら行けるんじゃないか(笑)」
保科「うわぁぁぁぁぁ〜。こうしちゃいられね〜。よし、デートを初詣コースに変えなくては・・・・」
4人「あははははは」
草野「いいなぁ、唯人は・・・楽しそうで」
保科「どうした?急に」
草野「俺は、一応大学でも行こうかなって勉強始めたじゃん。でも、この頭じゃ今更頑張っても浪人決定だろうし・・・」
角松「俺は、とりあえずフリーターだぜ」
藤沢「俺も同じく浪人決定かな・・・」
保科・元「・・・」
藤沢「お前達二人は頑張って欲しいよ。二人がプロで活躍してくれたら俺達も嬉しいからさ」
保科「お前等・・・・・」
角松「絶対、レギュラーとって成功してこいよな」
保科「当たり前だろ。お前等もバスケ辞めるなよ。何かあったら、いつも倉庫でバスケやるんだからな」
元「そうそう。みんな一緒だ」
草野「プロが俺達に負けたりしてな(笑)」
保科「お前達がいてくれなかったら、俺達も・・・・」
草野「おっ、何か入っちゃんてんじゃん。モードに!!」
保科「うっせ〜〜」
4人「あはははは」
保科「とにかく。絶対成功して見せるから。お前達もバスケやめんじゃね〜ぞ」
角松「ああ。ってか、俺達もプロバスケに入ればいいんじゃね〜〜」
草野「そうだな(笑)」
5人「あはははは」
進路が決まった二人と、目標に向かっている二人。とりあえずフリーターとなる事を決めたものが一人。
今の日本のバスケットは、ただ「強い」「上手い」「勝ち」「負け」を競い合う事だけが重要ではなかった。
バスケットのルールを知らない人間が見ても『すごい』と思ってもらえるプレイヤーが必要だった。
そうでなければ、バスケ人口は増えない・・・
人間の第一印象と同じで、何かに感情移入する時は「見た目」が後押しする事は多い。
NBAラインからシュートを放ち、ボールが空中にある時には「時が止まった」ような錯覚を起こす武器は、日本のプロバスケに必要で、ファンが魅了される。
3本の指を観客全員が一斉に挙げて、入った瞬間に全員で「イエ〜ス」と叫ぶパフォーマンスに、保科も薬師丸も苦戦させられる事になるのは、この時誰も知らなかった。
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