2016年11月15日
ディアボーイズの続きが見てみたい133話 〜後半戦スタート〜
後半、瑞穂の最初の攻撃はこの人。
湯川楓がボールを持つ。
紅林がハイポストに上がり、榎本と水前寺は外でパスをもらえるように動く
布施(全員外に出やがった・・・一人で来る気か?高階も中に入らね〜。って事はあのデカイ一年使ってポストプレイ?)
瑞穂は全員が外に構え、湘南陣営は瑞穂がどうやって切り崩してくるのか考えていた。
瑞穂の後半ファーストショットはどんな状況であろうと、湯川の放つ3ポイントと決めていた。
勿論、これが入るから入らないかはわからない・・・ただ、ゾーンを少し広げる為の餌として、このシュートは放たれる。
ザシュ
「な、なんだ」
「いきなりシュート打って決めちゃったよ」
「おいおいおいおい、あいつこんなのばっかじゃん」
湯川がいくらすごいといっても、100%3点を決められる選手などプロの世界にもいない。ただ、人が注目するワンショットや、ここぞ、という時の湯川のシュート成功率は異常に高い。
それは、相手チームにとっては嫌な印象として残り、無意識に止めないと。と相手に思わせるものだった。
「おいおい、あのチビどんな動きをするんだ」
「なんか、既にパスもらえてね〜じゃん」
いきなり3点を入れてきた瑞穂に対して、湘南が選択した攻撃はインサイド。
アウトサイドに対してアウトサイドでやり返す。といった選択はしない。あくまで自分達の土俵で戦った上で効果的な外を決めたいのが彼等の狙いであった。
ザシュ
布施のレイアップが決まる
瑞穂の攻撃は高階がボールを運ぶ
布施(あの一年が運ぶんじゃないのか。また全員外に・・・まさか・・)
トーヤ「あら、布施せんせ〜その表情は気付いちゃったのかな?」
布施「チャー、チェックだ!」
トーヤ「遅い。第二の矢3ポイントシュ〜〜」
氷室「いけ」
杏崎「決まって・・・」
ザシュ
「うわぁぁぁぁ〜高階決めたぁ」
「後半3ポイント連発だぁ〜」
「これだよこれ、瑞穂だよ」
氷室「さすが強心臓ね!」
杏崎「はい、チーム1の心臓です」
奥村「ふん、リバウンドに入らず、二人が勝手に打った3ポイントではないか。入ったからいいものの、こんなプレーをしていたら、上にはいけんよ」
榊原「・・・でも・・・でも思い付きでやったプレーではないと思います」
奥村「と、いいますと」
榊原「確かに、今の二回のシュートは完全に「個」の力ですが、他の選手の動きを見ていると、あの二回のプレーは両方とも二人が打つ事をわかっていた」
奥村「フォローに行ってませんからな〜。これで外れてたら一気に湘南に流れが行っていたのだが・・・」
榊原「果たしてそうでしょうか?3ポイントを打つ、という事は外れた時にどうするか?を常に考えているはずです。だからインサイドが強く仲間を信頼しているチームはシューターの成功確率は高い。そう考えると、今の瑞穂は二本続けての3ポイントなんて、連続で入る事の方が珍しい。だから確実にフォローのある時に打つべきなんです」
奥村「まぁ、当たり前のことだが」
榊原「けど、瑞穂はそれを決めました。どちらかが外れてもおかしくないシュートを二本も連続で決めました」
奥村「流れがくる、と・・・」
榊原「そうとは言っていません。湘南のメンバーチェンジも気になりますし。ただ今の瑞穂はそう簡単に突き放せませんよ」
コートでは
トーヤ「布施せんせ〜ごめんねぇ〜、お手軽スリーポイント決めちゃってぇ〜」
布施「くっ」(イラ)
大門「気にするな。マグレが二本続いただけだ。俺達はまだインサイドの勝負で負けたわけじゃない。それにこっちにも外の攻撃がある」
布施「ああ、わかっている」
チラっと小坂を見る布施。
布施(2点にこだわっている場合じゃね〜。この試合30点差をつけなきゃ気がおさまらね〜)
瑞穂メンバーは、新加入の小坂の動きに注目するなか、梁川が粘り強いゴール下を決める。
湯川「おい、紅林。もっと素早くチェックに入れ。スピードで負けているから余計なファールになるんだ。もっと足を動かせ」
トーヤ(あいつ、外の選手じゃないのか?今の所、4人をフォローする動きしかしてね〜が・・・ディフェンスの選手なのか??)
ボールを運んでいる水前寺。小坂は水前寺のドリブルをずっと見ていた。
DEARBOYS NEXT
湯川楓がボールを持つ。
紅林がハイポストに上がり、榎本と水前寺は外でパスをもらえるように動く
布施(全員外に出やがった・・・一人で来る気か?高階も中に入らね〜。って事はあのデカイ一年使ってポストプレイ?)
瑞穂は全員が外に構え、湘南陣営は瑞穂がどうやって切り崩してくるのか考えていた。
瑞穂の後半ファーストショットはどんな状況であろうと、湯川の放つ3ポイントと決めていた。
勿論、これが入るから入らないかはわからない・・・ただ、ゾーンを少し広げる為の餌として、このシュートは放たれる。
ザシュ
「な、なんだ」
「いきなりシュート打って決めちゃったよ」
「おいおいおいおい、あいつこんなのばっかじゃん」
湯川がいくらすごいといっても、100%3点を決められる選手などプロの世界にもいない。ただ、人が注目するワンショットや、ここぞ、という時の湯川のシュート成功率は異常に高い。
それは、相手チームにとっては嫌な印象として残り、無意識に止めないと。と相手に思わせるものだった。
「おいおい、あのチビどんな動きをするんだ」
「なんか、既にパスもらえてね〜じゃん」
いきなり3点を入れてきた瑞穂に対して、湘南が選択した攻撃はインサイド。
アウトサイドに対してアウトサイドでやり返す。といった選択はしない。あくまで自分達の土俵で戦った上で効果的な外を決めたいのが彼等の狙いであった。
ザシュ
布施のレイアップが決まる
瑞穂の攻撃は高階がボールを運ぶ
布施(あの一年が運ぶんじゃないのか。また全員外に・・・まさか・・)
トーヤ「あら、布施せんせ〜その表情は気付いちゃったのかな?」
布施「チャー、チェックだ!」
トーヤ「遅い。第二の矢3ポイントシュ〜〜」
氷室「いけ」
杏崎「決まって・・・」
ザシュ
「うわぁぁぁぁ〜高階決めたぁ」
「後半3ポイント連発だぁ〜」
「これだよこれ、瑞穂だよ」
氷室「さすが強心臓ね!」
杏崎「はい、チーム1の心臓です」
奥村「ふん、リバウンドに入らず、二人が勝手に打った3ポイントではないか。入ったからいいものの、こんなプレーをしていたら、上にはいけんよ」
榊原「・・・でも・・・でも思い付きでやったプレーではないと思います」
奥村「と、いいますと」
榊原「確かに、今の二回のシュートは完全に「個」の力ですが、他の選手の動きを見ていると、あの二回のプレーは両方とも二人が打つ事をわかっていた」
奥村「フォローに行ってませんからな〜。これで外れてたら一気に湘南に流れが行っていたのだが・・・」
榊原「果たしてそうでしょうか?3ポイントを打つ、という事は外れた時にどうするか?を常に考えているはずです。だからインサイドが強く仲間を信頼しているチームはシューターの成功確率は高い。そう考えると、今の瑞穂は二本続けての3ポイントなんて、連続で入る事の方が珍しい。だから確実にフォローのある時に打つべきなんです」
奥村「まぁ、当たり前のことだが」
榊原「けど、瑞穂はそれを決めました。どちらかが外れてもおかしくないシュートを二本も連続で決めました」
奥村「流れがくる、と・・・」
榊原「そうとは言っていません。湘南のメンバーチェンジも気になりますし。ただ今の瑞穂はそう簡単に突き放せませんよ」
コートでは
トーヤ「布施せんせ〜ごめんねぇ〜、お手軽スリーポイント決めちゃってぇ〜」
布施「くっ」(イラ)
大門「気にするな。マグレが二本続いただけだ。俺達はまだインサイドの勝負で負けたわけじゃない。それにこっちにも外の攻撃がある」
布施「ああ、わかっている」
チラっと小坂を見る布施。
布施(2点にこだわっている場合じゃね〜。この試合30点差をつけなきゃ気がおさまらね〜)
瑞穂メンバーは、新加入の小坂の動きに注目するなか、梁川が粘り強いゴール下を決める。
湯川「おい、紅林。もっと素早くチェックに入れ。スピードで負けているから余計なファールになるんだ。もっと足を動かせ」
トーヤ(あいつ、外の選手じゃないのか?今の所、4人をフォローする動きしかしてね〜が・・・ディフェンスの選手なのか??)
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