2016年11月14日
ディアボーイズの続きが見てみたい132話 〜メンバーチェンジ〜
水前寺の速攻が決まり、瑞穂にとって新しい攻撃方法だった。
その後、点数は入らずハーフタイムへ突入。
藤原「前半、あくまでインサイドで攻め続けたな」
哀川「うん、トーヤをガードで使ったからもっと外から攻めるのかと思ってたんだけど・・」
石井「ああ、近藤まで入れてインサイドを強化したしな」
土橋「湘南相手に本当に強くなったな。うちのインサイド」
哀川「ただ・・・この先もっと上を目指すなら、外からの攻撃は必要になるよ。今はトーヤと湯川ちゃんの個人的な外からの攻撃だけだから・・・連携が取れた攻撃にはなっていない」
三浦「外があると中にスペースができる。今、瑞穂は外から打てる人間二人がポジション的に中に入らないとダメな状況。単純に外で勝負するか、中で勝負するかの2択になるのはある程度仕方ない・・・」
藤原「三浦の3点で何度も助けられたからな。外からの攻撃ってのは、ただ点数が1点多いだけじゃない。2点を取る為の手段も多くしてくれるんだ」
哀川「うん。水前寺か榎。この先どちらかが3点を打てるようにしないと・・・」
石井「今の瑞穂に足りない武器。か・・・」
藤原「ただ、その状況でこうやって俺達がインハイ予選で負けた湘南と互角に戦ってるんだ。かなり成長しているよ」
氷室「よし、よく頑張った。後半ひっくり返すよ」
トーヤ「お〜し8点差だったらいけるぞ。三浦さんなら3回の攻撃で逆転するって」
榎本「って、その三浦さんがいないんですけど・・・キャプテン」
トーヤ「俺が三浦さんバリにガンガン入れるから心配すんなって」
榎本「フリーで外してたくせに」(ぼそ)
トーヤ「なんか言ったか?お坊ちゃん」
榎本「いえいえ」
杏崎(でも今のうちに三浦さんクラスのシューターはいない・・・湯川君がその役割が出来るけど、それをするとインサイドでまともに戦えない・・・新チームの弱点って事はわかっていたけど・・・)
氷室「い〜い。第3クオーター走り負けるな。その為にファーストタッチは湯川君頼むわよん。あと、トーヤも第二の矢をしっかり決めてきなさい」
湯川・高階「うい」
氷室「それから、ジョー。まだまだ走れるわね」
紅林「・・・はい・・・」
杏崎(紅林君の体力は限界に来てるかも・・・ファールも・・)
杏崎「紅林君、ファールは気をつけて。手で守るんじゃなくて体全体で守って」
近藤の4ファール。紅林の3ファール。高階、湯川を中に入れなければ湘南の5人を止める事はできない状況で、外からも攻撃を失敗すれば、それは相手ボールになるという状況の試合だった。前半はインサイドの勝負に出て、力と力の勝負を行った。結果として、前半の20分で湘南に50点もの点数を取られ、内容としては湘南の攻撃を止めている。とは言えない状況だった。
それは監督やマネジャーを含め選手達も気付いている事だった。
後半、瑞穂にとって外からの攻撃を仕掛ける事は諸刃の剣とも言える作戦だった。
ただ、行き当たりばったりでやる、作戦ではなく、試合前から予定していた事で、選手達のモチベーションは下がる事はなかった。
布施「もっとだ。この試合30点差つけね〜とダメだ。お前等、疲れたなんて言わせね〜ぞ。最後まで全員気を抜かず走るぞ」
チャー「わかってるっつうの」
(それにしても体力に自信のある今のうち(湘南)相手にこれだけやってくるなんて、やっぱ面白いね。あのチームは)
大門「歩、わかってると思うけど・・・」
布施「・・・・・・」
梁川「大人になったもんな。最近ちょっと・・・」
布施「うっせ〜。わかってるよ。おい、監督、後半柳本に代えて一年の小坂を使ってくれ」
湘南監督「えっ?小坂か・・」
布施「俺達の慣れね〜3ポイントよりも、それだけで湘南に入ったスペシャリストの力を借りて〜。サイズがなくて守りにくいが、攻撃力だけはロッキー以上だからな」
小坂「・・・」
チャー「だって、小坂君。ま、インサイドは先輩達に任せて、攻撃だけに集中しとけばいい。あとは歩ちゃんが何とかしてくれるって」
小坂「あ、はい。頑張ります」
コートに戻ってきた両チーム。後半が始まろうとしていた。
「おい、湘南メンバー変えてきたぞ」
「誰だあのチビ」
「去年までベンチにいなかったぞ」
「おいおい、ガリガリじゃね〜か」
三浦「湘南の新兵器かな??」
石井「どう見ても中の選手じゃないよな」
藤原「どうだ?三浦」
三浦「ふふふ、何か3点打つ奴って独特の雰囲気があるってよくいうけど、正直わからないね」
石井「中学の時からずっと一緒にやっているメンバーの中にこのタイミングで入ってくるんだ。秘密兵器ってやつか」
哀川「・・・」
氷室「どうやら向こうも動いてきたようね」
トーヤ「知らね〜奴が出てきた・・・」
湯川「ふん、関係ね〜、蹴散らせてやる」
そして後半が始まった
DEARBOYS NEXT
その後、点数は入らずハーフタイムへ突入。
藤原「前半、あくまでインサイドで攻め続けたな」
哀川「うん、トーヤをガードで使ったからもっと外から攻めるのかと思ってたんだけど・・」
石井「ああ、近藤まで入れてインサイドを強化したしな」
土橋「湘南相手に本当に強くなったな。うちのインサイド」
哀川「ただ・・・この先もっと上を目指すなら、外からの攻撃は必要になるよ。今はトーヤと湯川ちゃんの個人的な外からの攻撃だけだから・・・連携が取れた攻撃にはなっていない」
三浦「外があると中にスペースができる。今、瑞穂は外から打てる人間二人がポジション的に中に入らないとダメな状況。単純に外で勝負するか、中で勝負するかの2択になるのはある程度仕方ない・・・」
藤原「三浦の3点で何度も助けられたからな。外からの攻撃ってのは、ただ点数が1点多いだけじゃない。2点を取る為の手段も多くしてくれるんだ」
哀川「うん。水前寺か榎。この先どちらかが3点を打てるようにしないと・・・」
石井「今の瑞穂に足りない武器。か・・・」
藤原「ただ、その状況でこうやって俺達がインハイ予選で負けた湘南と互角に戦ってるんだ。かなり成長しているよ」
氷室「よし、よく頑張った。後半ひっくり返すよ」
トーヤ「お〜し8点差だったらいけるぞ。三浦さんなら3回の攻撃で逆転するって」
榎本「って、その三浦さんがいないんですけど・・・キャプテン」
トーヤ「俺が三浦さんバリにガンガン入れるから心配すんなって」
榎本「フリーで外してたくせに」(ぼそ)
トーヤ「なんか言ったか?お坊ちゃん」
榎本「いえいえ」
杏崎(でも今のうちに三浦さんクラスのシューターはいない・・・湯川君がその役割が出来るけど、それをするとインサイドでまともに戦えない・・・新チームの弱点って事はわかっていたけど・・・)
氷室「い〜い。第3クオーター走り負けるな。その為にファーストタッチは湯川君頼むわよん。あと、トーヤも第二の矢をしっかり決めてきなさい」
湯川・高階「うい」
氷室「それから、ジョー。まだまだ走れるわね」
紅林「・・・はい・・・」
杏崎(紅林君の体力は限界に来てるかも・・・ファールも・・)
杏崎「紅林君、ファールは気をつけて。手で守るんじゃなくて体全体で守って」
近藤の4ファール。紅林の3ファール。高階、湯川を中に入れなければ湘南の5人を止める事はできない状況で、外からも攻撃を失敗すれば、それは相手ボールになるという状況の試合だった。前半はインサイドの勝負に出て、力と力の勝負を行った。結果として、前半の20分で湘南に50点もの点数を取られ、内容としては湘南の攻撃を止めている。とは言えない状況だった。
それは監督やマネジャーを含め選手達も気付いている事だった。
後半、瑞穂にとって外からの攻撃を仕掛ける事は諸刃の剣とも言える作戦だった。
ただ、行き当たりばったりでやる、作戦ではなく、試合前から予定していた事で、選手達のモチベーションは下がる事はなかった。
布施「もっとだ。この試合30点差つけね〜とダメだ。お前等、疲れたなんて言わせね〜ぞ。最後まで全員気を抜かず走るぞ」
チャー「わかってるっつうの」
(それにしても体力に自信のある今のうち(湘南)相手にこれだけやってくるなんて、やっぱ面白いね。あのチームは)
大門「歩、わかってると思うけど・・・」
布施「・・・・・・」
梁川「大人になったもんな。最近ちょっと・・・」
布施「うっせ〜。わかってるよ。おい、監督、後半柳本に代えて一年の小坂を使ってくれ」
湘南監督「えっ?小坂か・・」
布施「俺達の慣れね〜3ポイントよりも、それだけで湘南に入ったスペシャリストの力を借りて〜。サイズがなくて守りにくいが、攻撃力だけはロッキー以上だからな」
小坂「・・・」
チャー「だって、小坂君。ま、インサイドは先輩達に任せて、攻撃だけに集中しとけばいい。あとは歩ちゃんが何とかしてくれるって」
小坂「あ、はい。頑張ります」
コートに戻ってきた両チーム。後半が始まろうとしていた。
「おい、湘南メンバー変えてきたぞ」
「誰だあのチビ」
「去年までベンチにいなかったぞ」
「おいおい、ガリガリじゃね〜か」
三浦「湘南の新兵器かな??」
石井「どう見ても中の選手じゃないよな」
藤原「どうだ?三浦」
三浦「ふふふ、何か3点打つ奴って独特の雰囲気があるってよくいうけど、正直わからないね」
石井「中学の時からずっと一緒にやっているメンバーの中にこのタイミングで入ってくるんだ。秘密兵器ってやつか」
哀川「・・・」
氷室「どうやら向こうも動いてきたようね」
トーヤ「知らね〜奴が出てきた・・・」
湯川「ふん、関係ね〜、蹴散らせてやる」
そして後半が始まった
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