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2016年11月01日

ディアボーイズの続きが見てみたい122話 〜ツイている時は攻撃しちゃえ〜

高階がボールを簡単に運ぶ。


達也(しまった。監督が声をかけてくれたのに・・僕のミスだ。挽回しないと)


横学監督「達也、一度落ち着きなさい」


トーヤ「落ち着いてもらわれちゃ、困るのよん」


達也(パスだ)「湯川君を警戒だ」



高階は、ゴール下へ少し高いパスを出す。横学はそれにつられて湯川を警戒

(ん?湯川じゃない・・・)


トーヤ「活躍してるときは、ツイてる時だぞ。ツイてる時に攻撃もしちゃえ〜〜」


近藤「え、ええええ〜〜〜、高いっすよ」


思いっきりジャンプする近藤


トーヤ「近藤、石井さんを思い出せ!!着地なんかするんじゃね〜ぞ」


湯川「!!」


ゴール左、空中でパスを受け取る近藤
(い、石井さんって石井さん。着地??えっ、あっ)


決して綺麗なフォームではなかった。決して体も出来上がっていなかった。無我夢中だった。たったそれだけ・・・


空中で身体をひねり、そのままシュート!!

シュッ



「うわぁぁぁぁぁぁ」
「直接うった」


氷室「うそ・・・」
杏崎「えっ。練習でも見たことない」



にたぁ〜と笑っている高階
「ツイてる時は簡単に外れないよん」





近藤(入れ!!!)






パシ






近藤「えっ・・・・」



氷室「え・・・・・・」



杏崎「え・・・・・・・」


高階「だから外れないって」







ゴールからソレた近藤のパス(シュート)はドンピシャにこの男に渡る



湯川楓 背番号11




ドカン!!!  ピーーーーーーーーー


アリウープ炸裂!!!


審判「バスケットカウントワンスロー」


「うわぁぁぁぁぁ」
「ビッグプレーでたぁぁぁぁぁ」
「これで、横学のセンターファウル4つ目じゃね〜か」



「メンバーチェンジ。7番に代わって13番入ります」


「おいおいおいおい。あと19分も残ってるんだぜ!!」
「やっぱ湯川をとめなきゃ瑞穂に勝てね〜」
「ってか、湯川止められる奴なんていんのかよ」



ボーナススローも決めて、横学の攻撃を榎本のスティールで止める。




高階にボールが渡り・・・


達也「インサイドだ。インサイドは全部チェック。一人でダメなら人数でかかるんだ」


高階(インサイドを人数で潰すのねん。哀川さんはトリプルチームだった。俺もそれくらいマークされちゃおっかな・・・)


高階がペネトレイトで突っ込む。急ストップからの加速。もう一度ゴール下に突っ込む。


「高階君を囲んでパスコースを消すぞ!!」


構わずゴールに下に突っ込みながら、高階はノールックパスを右後ろに投げるように出した。


中から外の最高のパス。3ポイントシューターにとって外せない最高のパスを



トーヤ「お前なら、ツイてなくても攻撃しちゃうだろ」


湯川楓に絶妙なバックパス。



ザシュ


瑞穂高校この日初めての外からの攻撃に、横学メンバーは一人も反応できなかった!!!


「うわぁぁぁぁぁ」
「瑞穂、ここで3点だぁぁぁぁ」
「一発で決めてきたぁぁぁ」
「瑞穂も3ポイントってオハコじゃん」


一気に会場が爆発する


「ここまで3点打たなかったってのがすげ〜よな」
「何言ってんだよ。開始早々打った奴いたって」
「そうそう、見事に外れて湯川が押し込んだんだよ」
「えっ、瑞穂って重要なとこ絶対入れてくるのに!」
「瑞穂だって外す時くれ〜あるって(笑)」
「外したの1年じゃね??」



トーヤ「瑞穂なのに、開始早々外して湯川チンに押し込んでもらってすみません・・・」



DEARBOYS NEXT




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