2016年10月21日
ディアボーイズの続きが見てみたい117話 〜プロへ行く〜
保科「俺、バスケを続ける」
杏崎「・・・」
保科「プロへ行く」
杏崎「え?プロ?」
青信号が点滅している
水前寺(プ・プロ・・・)
保科「色々迷ったんだ。色々。でも、こんな俺に声を掛けてくれたチームがあるんだ。その期待に応えたい。ん?どうしたんだ?」
杏崎「あ、いえ、あまりに話が大きくて・・・ちょっと理解ができなくて・・・保科さんがプロですか」
保科「ああ、プロだ。最近球団を移転したチームにソリコミの後輩が監督をする事になったんだ。ずっと俺達の試合はチェックしてくれていたみたいで。まだまだ通用するなんて思っていね〜。でも、やってみよっかって」
杏崎「頑張って下さい!!保科さんなら出来ます。大丈夫ですよ」
ちょっとびっくりした表情の保科
「へへ、すんげ〜嬉しい応援くれるじゃん。誰に言われるよりも、一番力になるよ」
また信号は赤信号へ変わる
水前寺(すげ〜保科さん。プロか。ってか、すげ〜)
杏崎「聞いて欲しかった事ってこれですか?」
保科「ああ。ここに来るまでずっと迷ってたんだ。俺に出来るのかって。でもさとみちゃんに会えて。さとみちゃんに大丈夫!って言ってもらって腹をくくった。背中を押して欲しかったんだ」
杏崎「頑張って下さい。私は応援します」
一瞬静かになって、また真剣な表情をする保科。
一歩二歩と杏崎に近寄る
杏崎「ちょっ、保科さんそれ以上近寄ったら大声出しますよ」
保科「さとみちゃん。俺プロに行く。んで必ずスタメン取ってくる。そしたら、試合見に来てくれるか?」
杏崎「えっ、あ、はい。行きます」
微笑む保科。 両手をあげてガッツポーズする
「よっしゃぁ〜〜、さとみちゃんが応援に来るぞ。これでレギュラー貰ったもんねぇ〜〜」
杏崎「ちょっと、保科さん。恥ずかしいですって」
またも真剣な表情で杏崎を見つめる保科
「その時は俺と付き合ってくれ。もう瑞穂のマネージャーだからって言わせね〜」
杏崎「えっ?」
困る杏崎
保科「勿論今すぐに返事なんかしなくていい。俺は1年でも2年でも待つ。さとみちゃんがバスケに打ち込みたいなら、部活引退するまで待つつもりだから」
杏崎「・・・」
保科「まっ、その方がスタメン取る為までの時間ができるしな(笑)」
杏崎「・・・」
保科「ただ、あっちに行っちまう前に一日だけ俺と付き合ってよ。しばらく会えなくなっからさ」
杏崎「あっち?」
保科「勿論、瑞穂には決勝リーグ制覇して関東大会でてもらえわね〜といけね〜から、それが終わってからでいいよ」
杏崎「チームって」
保科「関西なんだ。あっちに住む事になる」
杏崎「えっ、関西・・・」
保科「あれ、今ちょっと寂しいって顔したぞ」
赤くなる杏崎
「そんな事ありません」
信号がまた青に変わる
保科「さてと、あっちだろ。行けよ。明日頑張れ」
杏崎「えっ?」
保科「ん?帰り道あっちだろ。これ以上さとみちゃんといたら、ドキドキしておそっちまいそうだ。また連絡すっから。明日は絶対勝ってくれよ。じゃあな〜」
杏崎「えっ、あ、はい。頑張ります。保科さんも頑張って下さい」
杏崎に背を向けて右手を振っている保科。背中からは、杏崎に気持ちを言えて、晴れた気持ちになっているようにも、返事が聞けなくて寂しいようにも見える。
杏崎(保科さんプロになるんだ。関西にいっちゃうんだ・・・・やだ、私何考えてるの?)
顔を左右に振る杏崎。
水前寺(まじか。ってか告白聞いちまった・・こればれたらやべ〜よな・・あっ・・)
保科「お前、どっかで見た事あるな・・」
二人の会話に集中して帰る保科に気付かなった水前寺
水前寺「えっ、あっ、いや。俺知らないっす・・・」
保科「1秒でバレる嘘ついてんじゃね〜。瑞穂のガードじゃね〜か」
水前寺「俺、何も聞いてないっすから・・今来たばっかで」
保科「まぁ、いいや。関西に行ったらお前等とも会えね〜しな」
水前寺「えっ、まじでプロに行くんすか?」
保科「てめぇ〜〜〜〜。聞いてたんじゃね〜か」
水前寺「あっ。すいません」
保科「誰にも言うんじゃね〜ぞ」
水前寺「はい」
保科「言ったらどうなるかわかってんだろうなぁ〜」
水前寺「はいぃぃぃ」
保科「よし、じゃあ、とりあえずお詫びとして、明日の試合勝てよな。じゃあな」
水前寺「はい」(あの人、あんなにかっこよかったっけ?)
DEARBOYS NEXT
杏崎「・・・」
保科「プロへ行く」
杏崎「え?プロ?」
青信号が点滅している
水前寺(プ・プロ・・・)
保科「色々迷ったんだ。色々。でも、こんな俺に声を掛けてくれたチームがあるんだ。その期待に応えたい。ん?どうしたんだ?」
杏崎「あ、いえ、あまりに話が大きくて・・・ちょっと理解ができなくて・・・保科さんがプロですか」
保科「ああ、プロだ。最近球団を移転したチームにソリコミの後輩が監督をする事になったんだ。ずっと俺達の試合はチェックしてくれていたみたいで。まだまだ通用するなんて思っていね〜。でも、やってみよっかって」
杏崎「頑張って下さい!!保科さんなら出来ます。大丈夫ですよ」
ちょっとびっくりした表情の保科
「へへ、すんげ〜嬉しい応援くれるじゃん。誰に言われるよりも、一番力になるよ」
また信号は赤信号へ変わる
水前寺(すげ〜保科さん。プロか。ってか、すげ〜)
杏崎「聞いて欲しかった事ってこれですか?」
保科「ああ。ここに来るまでずっと迷ってたんだ。俺に出来るのかって。でもさとみちゃんに会えて。さとみちゃんに大丈夫!って言ってもらって腹をくくった。背中を押して欲しかったんだ」
杏崎「頑張って下さい。私は応援します」
一瞬静かになって、また真剣な表情をする保科。
一歩二歩と杏崎に近寄る
杏崎「ちょっ、保科さんそれ以上近寄ったら大声出しますよ」
保科「さとみちゃん。俺プロに行く。んで必ずスタメン取ってくる。そしたら、試合見に来てくれるか?」
杏崎「えっ、あ、はい。行きます」
微笑む保科。 両手をあげてガッツポーズする
「よっしゃぁ〜〜、さとみちゃんが応援に来るぞ。これでレギュラー貰ったもんねぇ〜〜」
杏崎「ちょっと、保科さん。恥ずかしいですって」
またも真剣な表情で杏崎を見つめる保科
「その時は俺と付き合ってくれ。もう瑞穂のマネージャーだからって言わせね〜」
杏崎「えっ?」
困る杏崎
保科「勿論今すぐに返事なんかしなくていい。俺は1年でも2年でも待つ。さとみちゃんがバスケに打ち込みたいなら、部活引退するまで待つつもりだから」
杏崎「・・・」
保科「まっ、その方がスタメン取る為までの時間ができるしな(笑)」
杏崎「・・・」
保科「ただ、あっちに行っちまう前に一日だけ俺と付き合ってよ。しばらく会えなくなっからさ」
杏崎「あっち?」
保科「勿論、瑞穂には決勝リーグ制覇して関東大会でてもらえわね〜といけね〜から、それが終わってからでいいよ」
杏崎「チームって」
保科「関西なんだ。あっちに住む事になる」
杏崎「えっ、関西・・・」
保科「あれ、今ちょっと寂しいって顔したぞ」
赤くなる杏崎
「そんな事ありません」
信号がまた青に変わる
保科「さてと、あっちだろ。行けよ。明日頑張れ」
杏崎「えっ?」
保科「ん?帰り道あっちだろ。これ以上さとみちゃんといたら、ドキドキしておそっちまいそうだ。また連絡すっから。明日は絶対勝ってくれよ。じゃあな〜」
杏崎「えっ、あ、はい。頑張ります。保科さんも頑張って下さい」
杏崎に背を向けて右手を振っている保科。背中からは、杏崎に気持ちを言えて、晴れた気持ちになっているようにも、返事が聞けなくて寂しいようにも見える。
杏崎(保科さんプロになるんだ。関西にいっちゃうんだ・・・・やだ、私何考えてるの?)
顔を左右に振る杏崎。
水前寺(まじか。ってか告白聞いちまった・・こればれたらやべ〜よな・・あっ・・)
保科「お前、どっかで見た事あるな・・」
二人の会話に集中して帰る保科に気付かなった水前寺
水前寺「えっ、あっ、いや。俺知らないっす・・・」
保科「1秒でバレる嘘ついてんじゃね〜。瑞穂のガードじゃね〜か」
水前寺「俺、何も聞いてないっすから・・今来たばっかで」
保科「まぁ、いいや。関西に行ったらお前等とも会えね〜しな」
水前寺「えっ、まじでプロに行くんすか?」
保科「てめぇ〜〜〜〜。聞いてたんじゃね〜か」
水前寺「あっ。すいません」
保科「誰にも言うんじゃね〜ぞ」
水前寺「はい」
保科「言ったらどうなるかわかってんだろうなぁ〜」
水前寺「はいぃぃぃ」
保科「よし、じゃあ、とりあえずお詫びとして、明日の試合勝てよな。じゃあな」
水前寺「はい」(あの人、あんなにかっこよかったっけ?)
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