2017年06月27日
なぜ増担保規制の予測の(無料)公開をやめたのか?
最近このブログを訪れるようになった人は、このブログと『ましたんワールド』との関係性や経緯が分かっていないので、『なぜ増担保規制の予測を公開するのか?』という記事が存在するのかと疑問に思われているかもしれない。
遅まきながらちょっとその辺の説明もしておこう。
※詳しくは『ましたんワールド』裏話・こぼれ話をご参照ください。
まず、そもそもは『ましたん注意報』は無料で公開していた。しかし筆者の個人的事情により少しでも現金収入が必要になったので有料化したという経緯がある。
きっかけはたしかにそうなのだが、その後『ましたんワールド』のサイトを運営しながら増担保規制についての見識を深めていくうちに、これは無料公開しない方が良かったのかも、という考えに結果的に到達した。
なぜか?
第一に、筆者自身が規制開始の予測をトレードにうまく使いこなせていない面があったのだが、自身のトレード方法を変えたことにより使いこなせる可能性が出てきたことがある。今まではやり方がまずかったのだ。
データの特性に合わせたエントリーやエグジットを採用しなくてはいけないのだが、そこをきちんと理解していなかった。
まずこの時点で『宝の持ち腐れ』状態は解消されたことになる。
第二に「価値」の毀損という点だ。
無料であれ有料であれ提供するものに価値があるのかどうか。
価値があるとしてそれが持続するのかどうか。
増担保規制の実施を予測することで、統計的にある程度の優位性を導き出すことがデータ上からできており、それは『ましたんワールド』で公表している。
『増担保規制実施件数と実施日当日寄付きの値位置 2016/01〜2016/12』
『増担保規制実施日前日の値動き 2016/01〜2016/12』(詳細は『勇者』のみ閲覧可能)
ただしそれだけでは万能の手法になる完成されたシステム、「聖杯」たりえない!
あくまでも、他の期待値の高い手法と組み合せることにより相乗効果を発揮するタイプのものだと筆者は認識している。
そしてここがミソなのだが、この統計データの内容すなわち優位性というものは、日々変わっていく代物だということである。
市場全体の地合などの影響もあるだろうが、一番大きいのは「このデータを利用して投機する人(=資金)が多くなればなるほどデータの優位性が薄れていく」ことである。
※「観察者効果」になるのかな。
つまり予測を無料で公開して実践者の投機ポジションが増えれば増えるほど、優位性が無くなってしまい予測することの価値が無くなることになる。
※優位性が無くなってくると今度は逆に実践者が減って再び優位性が復活することが予想される。
投機の本質は反対売買なので、この仮説はあながち間違っているとは言えないだろう。
今まで知られていなかったトレードに関する知識が、一般に普及するにつれその効力が次第に失われていくといった類の話はよく耳にすることだ。
既に増担保規制の解除予測に関しては、数年前からその傾向が出ているという意見も頂戴している。
そう考えると、増担保規制の実施の予測については、無料公開でその価値を漸減させながら広告収入を得る方法よりも、有料にしておいてその価値を保持した方が筆者にとっても利用者にとっても利益の最大化を図れるのではないだろうか。
その意味で『ましたんワールド』(の住人)という概念は、利益を共有しあう仲間のような存在であり、我ながらなかなか秀逸なネーミングだったなあ。一人で悦にひたろう。(笑)
※いずれは無料で完全なものを公開するサイトも出てくるだろうが、それは既に想定しているので(だって自分がしようとしたことだから(笑))、そうなったらそうなったで次の形を模索するだけのことになる。幸か不幸か、『ましたんワールド』の収入は筆者にとっての主力になってないし(涙)、今の筆者の手法も「増担保規制」関連がメインではないので特に大きな影響はないと思われる。
Follow @masitanpoyosoku
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がんばって記事を更新します。(^o^)/
まるてん
【株式】
遅まきながらちょっとその辺の説明もしておこう。
※詳しくは『ましたんワールド』裏話・こぼれ話をご参照ください。
まず、そもそもは『ましたん注意報』は無料で公開していた。しかし筆者の個人的事情により少しでも現金収入が必要になったので有料化したという経緯がある。
きっかけはたしかにそうなのだが、その後『ましたんワールド』のサイトを運営しながら増担保規制についての見識を深めていくうちに、これは無料公開しない方が良かったのかも、という考えに結果的に到達した。
なぜか?
第一に、筆者自身が規制開始の予測をトレードにうまく使いこなせていない面があったのだが、自身のトレード方法を変えたことにより使いこなせる可能性が出てきたことがある。今まではやり方がまずかったのだ。
データの特性に合わせたエントリーやエグジットを採用しなくてはいけないのだが、そこをきちんと理解していなかった。
まずこの時点で『宝の持ち腐れ』状態は解消されたことになる。
第二に「価値」の毀損という点だ。
無料であれ有料であれ提供するものに価値があるのかどうか。
価値があるとしてそれが持続するのかどうか。
増担保規制の実施を予測することで、統計的にある程度の優位性を導き出すことがデータ上からできており、それは『ましたんワールド』で公表している。
『増担保規制実施件数と実施日当日寄付きの値位置 2016/01〜2016/12』
『増担保規制実施日前日の値動き 2016/01〜2016/12』(詳細は『勇者』のみ閲覧可能)
ただしそれだけでは万能の手法になる完成されたシステム、「聖杯」たりえない!
あくまでも、他の期待値の高い手法と組み合せることにより相乗効果を発揮するタイプのものだと筆者は認識している。
そしてここがミソなのだが、この統計データの内容すなわち優位性というものは、日々変わっていく代物だということである。
市場全体の地合などの影響もあるだろうが、一番大きいのは「このデータを利用して投機する人(=資金)が多くなればなるほどデータの優位性が薄れていく」ことである。
※「観察者効果」になるのかな。
つまり予測を無料で公開して実践者の投機ポジションが増えれば増えるほど、優位性が無くなってしまい予測することの価値が無くなることになる。
※優位性が無くなってくると今度は逆に実践者が減って再び優位性が復活することが予想される。
投機の本質は反対売買なので、この仮説はあながち間違っているとは言えないだろう。
今まで知られていなかったトレードに関する知識が、一般に普及するにつれその効力が次第に失われていくといった類の話はよく耳にすることだ。
既に増担保規制の解除予測に関しては、数年前からその傾向が出ているという意見も頂戴している。
そう考えると、増担保規制の実施の予測については、無料公開でその価値を漸減させながら広告収入を得る方法よりも、有料にしておいてその価値を保持した方が筆者にとっても利用者にとっても利益の最大化を図れるのではないだろうか。
その意味で『ましたんワールド』(の住人)という概念は、利益を共有しあう仲間のような存在であり、我ながらなかなか秀逸なネーミングだったなあ。一人で悦にひたろう。(笑)
※いずれは無料で完全なものを公開するサイトも出てくるだろうが、それは既に想定しているので(だって自分がしようとしたことだから(笑))、そうなったらそうなったで次の形を模索するだけのことになる。幸か不幸か、『ましたんワールド』の収入は筆者にとっての主力になってないし(涙)、今の筆者の手法も「増担保規制」関連がメインではないので特に大きな影響はないと思われる。
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