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2016年05月25日

二匹目のドジョウはいなかった・・・ 〜GBP/JPYの売りを手仕舞い〜 

一匹目のドジョウ

「二匹目のドジョウはいなかった」というよりも、そもそも最初にドジョウがいた池とは違う池に探しに行ったので、そこにドジョウはいなかったと言うべきか。

薄々気づいてはいたんだよね、実際のところ。明らかにチャートの形が前日と違う。

一匹目の時は、ドルスイス(USD/CHF)はレンジ内で、ポンドドル(GBP/USD)とポンドスイス(GBP/CHF)は不確定ながらも反転後の最初の戻り的な形であった。

しかし二匹目の時は、ポンドドルもドル円(USD/JPY)もポンド円(GBP/JPY)もすべて、短期の下降トレンドラインをブレイクしたばかりのタイミングだった。

もちろん、だからといって必ず上に行くというわけではないのだが、少なくとも前回とは違う状況・環境であったことは、間違いないし、見てすぐにわかる。

なのになぜ仕掛けたのか?

一つは昨日も書いたが、「日本円(JPY)は売りたかった」から。またぞろ円高の時間帯に突入してしまったような気がして乗り遅れたくないという気持ちが募ってしまった。

「円高」のセットアップが整ったので仕掛けたのではなく、「円高」になると思ったから仕掛けた。我ながら初心者並みの意識だね。

もう一つは、一匹目のドジョウをうまく掬い上げたのでいい気になったから。二匹目も格好良く掬って「どうだ〜!」と言いたかったんだろうね。お粗末に過ぎる。

唯一進歩していたのは仕掛けるタイミングだ。本来なら超目先トレードで使っているエントリータイミングを使って参入したので、売った後比較的早めに順行してくれた。

正直ここで利食ってしまおうという誘惑に駆られたのだが、今回のトレードは比較的長めのスパンでポジションを持つつもりだったのでストップの値位置が「159.700」と直近の高値ではなく、もう一段の上値余地を想定していたところにあったためR倍率が低かったのと、やはり中期での円高場面を取ろうという気があったので、さすがにここで終わったらダメでしょうと、気持ちを押し留めたのである。

なのでプロテクティブストップも入れなかったし、直近の高値にストップをずらすこともしなかった。結果的にすべて裏目に出てしまったが、自分の求めているものに対しての方法としては間違っていないのではないだろうか。悪いのは前述したようにそもそものセットアップである。

結局直近の高値を抜いた後は勢いづいて一気にストップがヒットした。

2016/05/24 18:06 「159.700」
(△0.38000、△1.00R)


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