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2018年08月20日

大腸CTアカデミア 白人はS状結腸の憩室が多いよ

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PubMedから、今日のつぶやき − 303 −

De Cecco CN, et al. Prevalence and distribution of colonic diverticula assessed with CT colonography (CTC). Eur Radiol 2016; 26: 639-45.




それでは論文
「大腸CT検査で評価した大腸憩室の分布と傾向」
の続きです。

【結果】

憩室症の分布と重症度:
1091名の白人のうち、憩室を認めたのは
561名(51.6%)であった。
このうち男性は42.8%、
平均年齢は68+/-12歳。

憩室の分布は、
盲腸:9.6%
上行結腸:13.1%
横行結腸:12.7%
下行結腸:27.1%
S状結腸:37.5%

Fig.2
(ラインコミュニティ限定でアップしますした)

数の分布でみると
グレード1(軽度、5個以下):138名、24.6%
グレード2(多発、6−20個):199名、34.4%
グレード3(重度、21個以上):230名、41.0%

分布や数に性別の差は認めなかった。

全体的に年齢が上がるにつれて
左側結腸の憩室頻度が増えた。

S状結腸の憩室の頻度は
40代:23.3%
50代:36.4%
60代:51.2%
70代:48.4%
80代:67.1%

右側結腸の頻度は60台、70代で高かった。

S状結腸の憩室の数のグレードは年齢とともに上昇し
40代でグレード3は2.5%にすぎないが
70代以上ではグレード3は28.6%となる。

40代の25.6%に全大腸に一つ以上の憩室を認め、
その15.4%はS状結腸に位置する。

(感想)
なかなか貴重で面白いデータですね。
やはり白人はS状結腸の憩室が多いですね。
惜しむらくは白人のデータということです。

大腸CT検査を使用した
日本人の大腸憩室の疫学調査が現在
消化管先進画像診断研究会GAIAで進行中です。
http://gaia.kenkyuukai.jp/special/?id=28181
こちらの結果も楽しみです。
従来、日本人の憩室は右側結腸に多いとされてきましたが
その傾向は変わりないのでしょうか!?

今日はこのあたりにしたいと思います。
それでは、また。


原文
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00330-015-3866-1


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。



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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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