2019年11月12日
大腸CTアカデミア ステップクリッピング法とは!?
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第59回消化器がん検診学会総会
2020年6月5日(金)- 7日(日)
会場 福岡国際会議場
演題登録がはじまりました!!
パネルディスカッション2
「これから求められる大腸CT検査 −放射線医、消化器科医、技師の役割からみた現状と課題-」
または
大腸CT検査に関する一般演題応募を
お待ち申し上げます!!
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PubMedから、今日のつぶやき − 603 −
Tamari H, et al. Computed tomographic colonography with the step-clipping method detects a previously bleeding diverticulum. Endoscopy. 2019 Feb;51(2):E32-E33.
それでは論文
「ステップクリッピング法を用いた大腸CT検による大腸憩室出血の同定」
のご紹介です。
【症例】
58歳の男性が多量の血便のため入院した。
過去4回の入院で5回の大腸内視鏡検査が実施されたが、責任病巣を同定できなかった。
造影CTにて出血所見は上行結腸の多発する憩室の一つに指摘できた。
Fig 1.
ラインコミュニティ限定で配信しました
黄色矢印が出血源となった憩室
造影CTにて同定できている。
しかし、続いて実施された下部内視鏡検査では出血は認めず、責任病巣を指摘できなかった。
そこで、上行結腸から横行結腸にかけて5センチおきに7個のクリップを内視鏡的にかけた。
これがステップクリッピング法である。
続いて造影なしの大腸CT検査が実施された。
Fig 2.
ラインコミュニティ限定で配信しました
大腸CT検査の注腸類似像でクリップ(やや見にくいのですが黄緑で表示されています)が観察される。
(感想)
手技としては簡単です。
実臨床で役立ちそうです。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30537785
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【114名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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