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2017年04月11日

アピール

コールセンターは大概、毎日席が変わります。
大抵、出勤時にはまずホワイトボードを見ます。
ホワイトボードにはブースの間取りがあり、そこに名前の書いたマグネットシートが貼ってあったり、プリントアウトした座席表が貼ってあったりします。
その通り、席について仕事を始めます。

すると、たまたま隣や向かいになった人のトークが聞こえることになります。
コールセンターは人数が多く、また新人も入ってくるので、初めて隣になったというのは、そう珍しくありません。

前に「敬語を考える(2)」で書きました、

> 「〇〇様はご在宅でいらっしゃいますか?」
> というのも、
> 「在宅」は人ではなく、「状態」ですから、おかしなことになります。

これが自分でも、ちょっと違うんじゃないかと、モヤモヤしていました。
訂正します。すみません。
状態だからおかしいのではなく、「ご在宅」と「いらっしゃいます」の二重敬語だからです。

今日も向かいから聞こえてきました。
「〇〇様のお宅でお間違えないですか?
 △△様はご在宅でいらっしゃいますか?」
と。

それを
「在宅でいらっしゃいますか?」
とすれば二重敬語でないだけ少しは聞こえが良い。

その前に、
「〇〇様のお宅でしょうか?
 △△様はいらっしゃいますか?」
これだけで済むんです。
聞いていてストレスのない敬語ほど、洗練されて短いはずなのです。

しかも、
敬語をペタペタと重ね貼りしている冒頭のトークに限って、声量が大きいと感じるのは気のせい?
こちらが話していないときに聞き耳を立てていると、その後にセールストークに入ってからは、なぜか声が小さくなる気がします。
それでも聞き耳をたてていると、
「あれ?さっきまでの敬語はどこへ行った?」
というくらいトークに必死で、敬語をあまり遣っていないんです。

もちろん、適切な敬語を遣うオペレーターもいます。
まず、適切な敬語だと思うオペレーターほど、声量は大きくなりません。

共通して敬語で飾り付けるオペレーターたちは敬語を多用するときほど声が大きくなるようです。
あたかも、
「私はこんなに たくさんの敬語を知っていて、それを遣えるのよ!」
と言わんばかりの輩たち。

いやいやいや、
その敬語、ちょっと飾り過ぎているよ!
と思っても、言えば余計なお世話だろうと、言えないのがもどかしい。


タグ:二重敬語
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