もう年齢関係なし。還暦近い人でも「ㇷ゚!」っと吹き出しそうになる敬語を遣っています。
たとえば、
「〇〇様のお宅でいらっしゃいますか?」
「お宅」は家であって人ではない。敬うべき相手ではない。
また、最近気になる言葉として、
「お名前ちょうだいできますか?」
とか
「ご住所ちょうだいできますか?」
など。
少し前にも書いた気がします。
「お名前おしえていただけますか?」→「お名前いただけますか?」→「お名前ちょうだいできますか?」
のように変化していったのではないかと。
今日、こんな案内が聞こえてきました。
「携帯の(電話)番号ちょうだいできますか?」
その後、いろいろやりとりがあり
「では私からまたお電話します。」
「固定と携帯電話、どちらの方にかければ良いですか?」
「ではさっき、ちょうだいした携帯の方にお電話します。」
これじゃまるで携帯をもらっちゃったようになってます。
また、「の方」というのは柔らかく聞こえて良いのですが、ビジネス会話に必要ありません。
まったくいらない、ない方が良い言葉です。
さらに商談?がまとまると、本人確認が必要です。
私は「では本人確認いたしますので、生年月日を・・」といいます。
でも、周りから聞こえてくるのは、
「ではご本人様確認いたしますので、ご生年月日を・・」
「本人確認」とスパッと言い切っちゃっても良いのに。
「本人」に「ご」を付け、さらに「様」まで付けちゃっています。
そこまで丁寧語をべちゃべちゃとくっつけなければ気が済まないのでしょうか?
もちろん私は今まで一度もクレームになったり、相手に不快感を感じたりしたことはありません。
さらには生年月日にまで「ご」を付けています。
お客様なら生年月日まで尊いものなのでしょうかね?
私はそんな隣に座った人の案内を聞いておかしいと感じています。
では、隣の人は私の案内を聞いてどう思っているのでしょう?
敬語を遣いこなしていないとでも感じているのでしょうか?
私は以前、接客接遇の講師になる研修を受けています。
接客接遇の授業で社会人に敬語を教えてきました。
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