コールセンターおじさんのブログ

　今朝ふと見た募集の貼り紙。

「気軽にお立ち寄りください」

これはJR札幌駅、鉄道警察隊です。




今だったら、「お気軽にお立ち寄りください」となりそうですが、「お」や「ご」はワンフレーズにひとつです。くどいようですけど古いドラマを見ると、セリフの中でその決まりはきちんと守られています。

だから嬉しかったのです。

もっとも私はもう、採用される年齢ではありません。
なのに口うるさくなってしまいました。

　年は取りたくないものです。
いや、取るのは仕方がないとして、良い形で年を重ねたいと思います。

昨日受けたクレームです。
なんでも、壊れてもいないのに新しい携帯電話を斡旋する電話が架かったのだとか。

では携帯が壊れた人を狙って電話しなければならないのか。
無理です。

壊れたらすぐに自ら交換しに店へ行くでしょう。

電話勧誘が迷惑というのなら、いくらでも架電禁止にすることはできます。
だから電話番号を教えてくださいと言いました。

すると、それはできないといいます。
個人情報だからと。
なぜでしょう？クレームを言う人はよく「個人情報だから」という言葉を使います。

言いたくないことは「個人情報」という「砦」に囲うのでしょうか。

でもそれでは何もできません。
しかも勧誘されて迷惑なのは、電話を架けてきた本人ではないといいます。

ならば、架電業務自体をやめろというのでしょうか。
電話で勧誘をするにはまず、個人情報の取り扱いというのをしっかり明記しています。
それは規約であったり、ホームページ上であったりと。

その中で商品、サービスの広告に個人情報を利用するというのは書いてあるのですから、お客様はそれを承諾しているのが前提です。これは説明しました。

そう言っても通じる相手ではありません。
法律に則って、ましてお客様も承諾している（はずの）勧誘に対して、やめろとうのなら、そっちの方が業務妨害です。そこまでは言いませんでした。

迷惑なのはわかります。
だから迷惑なら電話をしないから、電話番号を教えてといっているのに、電話番号は言いたくない。
結局、お互い平行線であちらから電話を切りました。

その人は高齢の男性でした。
そんな訳の分からない高齢者に私はなりたくないと思います。

思うに、電話を受けた人は女性で、クレームをつけてきた人はその女性に良いところを見せたかったのではないか？そう思ってしまう一件でした。

また、話が飛んでしまいましたね。