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2018年04月30日

保険継続(2)

 今日になってアクセス数がどーん!と減ったので、大勢の方々はゴールデンウイークでお出かけになったのでしょうか・・・・
私はコールセンターに勤めてから約10年間、ゴールデンウイークは関係なくなりました、、、


 さて昨日書きました保険、続きの保険継続です。

保険代理店をやめることになった私はさっそく自分の自動車保険を解約(中途更改)し、ネットで三井ダイレクトに鞍替えしました。

 他車運転危険担保特約というのがあります。
普通、自動車保険は自分の車に対して掛けるものです。
でも、レンタカーとか自分の車以外を運転しているときの事故にも自分の保険を使えると便利です。

それが他車運転危険担保特約で、対人対物、車両保険など自分の持っている保険の内容に準じます。
2007年当時、すでに保険の自由化は始まっていて、昔は各保険会社みな同じ内容の自動車保険を横並びで売っていた時代から、各社特長を出して他社との差別化を図ることが始まっていました。

 そんな中、他車運転危険担保特約など新しいものは大概、大手の東京海上日動火災保険が先だって始めたものです。ただ、後発の会社は乗り遅れた分、内容にさらに優位性を付けてきたということもありました。

私が三井ダイレクトを選んだ理由は、この他車運転危険担保特約です。
当時、レンタカーを借りることがあり、対人対物はもとより、車両保険が一番心配でした。

車両保険というのは、事故があった際に自分が運転していた車の修理費用を担保するものです。
もちろん、東京海上日動の保険にも付けていました。
しかし、東京海上のそれは、車両保険の金額が自分の車両保険金額が上限というものでした。

レンタカーだってもしかすると高い車、新しい車を借りるかもしれません。
その点、三井ダイレクトは借りた車の時価額が上限というものだったのです。
後発の優位性でした。

 数年前に三井ダイレクトをやめ、今は「おとなの自動車保険」に入っています。
6/30に満期を迎えます。
しかし早割という、50日以上前に継続をすれば600円引きというのがあったので一昨日、更新しました。

更新というのはもちろん、ネットでします。
ネット割引が1万円あるからです。

更新しながら私は昔、代理店をしていた頃、足で更新をお願いして歩いた頃を思い出しました。
代理店の主な仕事は、新規募集、契約更新、事故処理、帳簿記入、保険料精算。そんなところです。

最後の一・二年は昨日書いたように新規募集は意図的にしませんでした。
が、毎月、月初に翌月分の満期更改申込書を保険会社が持ってきます。

それを持って一軒一軒、更改をお願いしに歩いたものです。
お客様にひと通りの説明をし、納得いただいて更改申込書に日付を記入しお客様に捺印してもらう。
保険料を領収して保険会社が発行する領収証を切る。これが一連の作業です。

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ネットの保険が浸透している今はどうなったのでしょう。
最近、代理店の人とお話をする機会がないので、ぜひ聞いてみたいと思います。

また、ネット割引というのは人件費を削減できるから成せるものです。当たり前ですが。
そして私が幾度も携わった電話の保険勧誘も、電話を使うことで時間を効率化し、安価に提供できます。
なのに、
たまに絶対います。

「保険は足で稼ぐものだ!」
と説教してくるオヤジが。これでは元も子もないですね。(笑)

 どんな商売もそうです。いろいろな人と関わります。
その「足で稼ぐ」オヤジのように、難癖をつけてくる人は必ずいます。

大概、保険の更新というのは、一人10分くらいで終わるものです。
しかし毎年、30分はかかるお客様がいました。
難癖をつけてくるのです。

商売だから、大抵のことは我慢します。
でもそれが毎年で、難癖ばかりとあってはこちらもイライラします。
また商売とあっては、我慢が必要と同時に時間も売っています。効率も考えなくてはなりません。

「足で稼ぐ」オヤジが、自分で商売をした経験で話しているのかはわかりません。
でも商売、効率をまったく「考えない・知らない」輩がいるのも現実です。

例えばタバコ。
粗利益が10%で現金仕入れでした。
恐らくそれは、今でも変わっていないと思います。

例えばコンビニで、同じ400円の弁当とタバコを買うのとでは、お金を払うお客様の意識は変わらないと思います。また、レジで精算する店員さんも、時給で働いているのなら気にするものではありません。
しかし経営者としては、同じ400円の売上でも、利益が仮に120円と40円では違います。

 おそらく、保険更新のたび、難癖をつけてきたお客様は「考えない・知らない」タイプです。
ある年の更新のとき、また難癖をつけてきた彼。
私はいつものように、その難癖を「はい、はい。」と聞いていました。

が、
確か「保険の代理店なんて他にいくらだってあるんだから」のようなことを言ったのです。

※これはうる覚えです。
確か、代理店を始めた頃の代理店手数料は保険料の15%で、この頃には7%くらいになっていたと思います。
仮に、
お客様から毎月いただく保険料が3000円だとしたら、手数料は210円です。
今ではペットボトル2本も買えません。

あのとき、私は
「なら、そうしてください。」
と言いました。

そのときのお客様の表情。
「は?」
という状況でした。

その後、お客様は他の代理店を探したことでしょう。
すぐに見つかったろうと思います。
でも、
「お前のところに入ってやる。」
と、勢いよく言って入ることはできなかったろうと思います。

その頃にはもうすでに「お客様は神様」ではなくなっていた。

〜 驕(おご)れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し 〜
















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