2018年07月11日
辞書を読む オーレックス和英辞典
英語を学習している人、仕事で英語を使用する人は毎日のように辞書を引いていることと思います。辞書を引くときにどの辞書を使う頻度が最も多いでしょうか。大まかな分類でいうと、私の場合@英和A英英B和英になります。
日本の英語辞書は優秀だといわれます。こんなに多くの種類の辞書が発行されている国も珍しいのではないかと思います。ちょっとAmazonで調べてみました。だいたい高校生以上を対象とした辞書を列挙してみました。海外製の英英辞典の選択肢が限られているのに対し、日本の英和・和英辞書のラインナップが非常に豊富であることがわかります。中学生や小学生向け、大辞典を含めればさらに数は増えていきます。
@英和辞典(14):ジーニアス英和辞典(大修館)、スーパーアンカー英和辞典(学研)、ウィズダム英和辞典(三省堂)、オーレックス英和辞典(旺文社)、エースクラウン英和辞典(三省堂)、ライトハウス英和辞典(研究社)、アドバンスト・フェイバリット英和辞典(東京書籍)、グランドセンチュリー英和辞典(三省堂)、リーダース英和辞典(研究社)、ロングマン英和辞典(桐原書店)、ルミナス英和辞典(研究社)、コアレックス英和辞典(旺文社)、アンカーコズミカ英和辞典(学研)、ニューヴィクトリーアンカー英和辞典(学研)
A英英辞典(4):Oxford Advanced Learner's Dictionary、Longman Dictionary of Contemporary English、Merriam-Webster's Advanced Learner's English Dictionary、Collins Cobuild Advanced Dictionary of English
B和英辞典(8):ジーニアス和英辞典(大修館)、アドバンスト・フェイバリット和英辞典(東京書籍)、オーレックス和英辞典(旺文社)、ウィズダム和英辞典(三省堂)、スーパーアンカー和英辞典(学研)、ライトハウス和英辞典(研究社)、グランドセンチュリー和英辞典(三省堂)、ルミナス和英辞典(研究社)
使う頻度は私でもあまり多いといえないのが和英辞典ですが、読んでいて学びがもっと多いのは和英辞典かもしれません。英和辞典はすばらしいが、和英辞典は専門家の先生方から改善の余地ありと久しく言われてきたものですが、近年はスピーキングやライティング対策として発信型をうたう和英辞典が増えており、パラパラと開く程度でも学ぶことが多く詰まっています。
私の手元にある旺文社の『オーレックス和英辞典』は、最新のものではありません。2年前に出版された第二版とは違うところもあるかもしれないことをお断りしておきます。他社と差別化ポイントはいくつもありますが、その紹介は旺文社のオフィシャルページにお任せするとして、クイズ形式で感心した例文を紹介させてください。
・くうD《消費する》大きい車はガソリンを食う Larger cars (1) ______ [consume, guzzle] more gasoline.
・使うD《操る》魔法を使う (2) _____ magic
・ふくF《ほらを》彼はほらを吹いてばかりいる He is always (3) _____ big.
・使うD《操る》魔法を使う (2) _____ magic
・ふくF《ほらを》彼はほらを吹いてばかりいる He is always (3) _____ big.
それぞれの答え:(1) drink (2) practice (3) talking
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