2019年08月19日
秒速5センチメートル
どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。
これは、映画『秒速5センチメートル(英題:5 centimeters per second)』のキャッチコピー。『君の名は。』で大ブレークを果たした新海誠監督の、2006年公開の作品になります。
少年少女の恋愛模様を描いた作品ですが、このタイトル<秒速5センチメートル>がどこから来ているかは、冒頭のセリフで、桜の花びらが地上に舞い落ちる速度だと説明しています。
知ってる?桜の花のおちるスピード
さて、それを英語では次のように表現しています。英検風に選択問題にしてみました。
Do you know the speed ( ) which cherry blossoms fall?
1 on
2 in
3 at
4 with
1 on
2 in
3 at
4 with
ここでの正解は3 atになります。まじめに文法的に解説を試みますと、先行詞the speedが、関係代名詞which節内での働きによって考える問題です。Cheery blossoms fall ( ) the speed.とするともう少しわかりやすくなりますでしょうか。ただ、結局は《速度》と結びつく前置詞を知らなければ答えられません。
atは《距離・速度・高度・温度・角度・値段・年齢》などとともに使い、目盛りのある1点を指すイメージを持つと理解しやすくなると思います。個人的には《時刻》もこれと同じ考え方でいいかなと。
at 50 mph 「時速50マイルで」
at 15,000 feet 「上空15,000フィートのところで」
at 100 ℃ 「摂氏100度で」
at low prices 「低価格で」
at an early age 「若くして」
また、atは「(ある時点・状態)で」「〜中に」を表す言い方で最もよく用いられ、連語・熟語として数多く使われます。
at one's best.「最盛期に」
love at first sight「一目惚れ」
at a glance「一目で」
at all cost「どんな犠牲を払っても」
at the moment「今、現在」
at the last minute「土壇場になって」
at the same time「同時に」
at a loss「途方に暮れて」
Change is hardest at the beginning, messiest in the middle and best at the end.
変化を起こすのは最初が最も難しく途中は最も厄介だが、結局はそれが最良なのだ。
-Robin Sharma
変化を起こすのは最初が最も難しく途中は最も厄介だが、結局はそれが最良なのだ。
-Robin Sharma
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