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2021年05月17日

ため池での水の事故を防止するための方法


今年も、もうすでに農業用ため池や市街地の洪水被害防止を目的とした防災調整池で

2名の大人と子供が亡くなった。

毎年のように、ため池で遊んでいた子供や釣りで誤って転落して死亡するケースが全国で起きてきた。

これは立ち入り防止柵が設けられていても起きることから、

ため池に一度転落したら這い上がれない構造上の問題があると言われており、確かに問題があると思う。

古いため池の多くが江戸時代に建造されたものが多いようだ、急に水深が深くなる場合があることと

堤防のり面や底が泥が堆積してぬめって這い上がれないことが問題だと考えられる。

また、誤って転落する場合、岸に植物が繁茂して足もとがわかりずらい点も多い。

昭和時代に既存ため池の堤防部分や洪水吐け、取水装置の整備に伴って、

堤防部分の改修を行った中での構造上の問題と考えられることは

ため池堤防の勾配が縦1に対して横2の勾配での技術基準でつくられるが

そののり面の材料がコンクリートの場合、長い間に泥などが付着して、滑って這い上がれないために

池から出られず溺れて亡くなるというケースが多いという。

よって、ため池の土手部分の面を粗くする改良工事を施したり、階段のような構造にしたり

堤防のり面から誤って転落しても、這い上がれるようにロープを数本設置するなどが必要だと考える。

実際、私も大きなため池の調査の経験があるが、

岸から少し池に入っただけで、水深が急に深くなっていることが多く、

護岸は泥などの堆積物でぬめりがあり、コンクリート製の岸がすべりやすいことも問題だと思う。

よって、上記の様に改良する方法がよいと考える。

毎年、全国のため池での転落溺死事件が絶えない中、農林水産省は国民の生命を守施策をもっと推進すべきだと思う。
posted by 土木技師 at 00:00| 公共事業の問題


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