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2018年03月27日

これからの時代を生きるための必読書 〜2種類の目標〜

ロウアミードルの衝撃-magic.jpg

今日は、「起業家育成セミナー」を受講して教えて頂いた、

これからの時代を生きるための推薦図書を紹介したいと思います。

まずは大前研一氏の話です。

大前研一氏は「企業参謀」という本が有名ですが、大前研一氏の著書を2冊選べともし言われたら、
2006年に出版された「ロウアーミドルの衝撃」という本と、「大前研一敗戦記」を推薦します。

ロウアーミドルの衝撃という本の良いところは、日本のマクロデータが分かるところです。

例えば、日本の個人金融資産がだいたい1800兆円、法人金融資産は、ちょっと統計がすぐ出て来なかったのですが、だいたい3000兆円くらいあります。

日本の個人金融資産1800兆円、法人金融資産は3000兆円。

このデータって、ロウアーミドルの衝撃に書いてあった(確かこの時は、個人1400兆、法人2700兆、合わせて4100兆とかだったと思いますが)ものが、頭の中にあるとスッと暗記・更新できます。

この本ではマクロの感覚が身につくと思います。

◯ロウアーミドルの衝撃
https://www.amazon.co.jp/dp/4062129930


もう一つの推薦図書が、「大前研一敗戦記」です。

紹介が遅れましたが、大前研一は、国際的コンサルティング・ファームである
マッキンゼー&カンパニーの、黎明期(れいめいき。日本に上陸したばかりの頃)に、
日本支社に入社。これを日本に根付かせる立役者になり、
アジア太平洋支社長にまでなったという国際的なコンサルタントです。
(マッキンゼーの日本法人の社長より偉いという事ですから、相当ですね。)

日本の40〜50代ビジネスマンにも人気でファンもいますが、日本より海外で有名です。

ただ、見た目が少し濃い?のと、物言いが、歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ。全く遠慮なくズケズケ言うこと)
言い方なので、人に嫌われたりして、テレビ映えはしないとされる方です。

いわゆるアンチも多いのかもしれません(これは知名度の高い方ならある程度仕方ない事ですが)。

彼が本気で日本の事を考えて、本気で日本のために動いて、都知事選に挑みました。東京都の都知事を決める選挙の事です。


彼は結局、自宅でメディア戦略をしていた、男ながら、テレビドラマでいじわるばあさん役をやっていた「青島幸男」という人に負けて、彼が都知事になってしまいました。

青島幸男氏は、タレントで言うと爆笑問題の太田光のようなタイプで、メディア戦略はうまかったのですが、逆に実力は無かったので、都知事は結局1期だけ勤めて全然成果を出すことが出来ませんでした。

その時の大前研一の日本への思いと、選挙の戦い方を、カッコイイとかかっこ悪いとか考えずに戦っていた様子を、
全部赤裸々に書いてあるのが「大前研一敗戦記」です。

大前研一が嫌いな方も、これを読むと「頑張ったんだなぁ」と思うのではないでしょうか。

多くの人が「大前研一が都知事になってたら...」とか、人によっては「いっそ総理大臣になってたら..」と思っていました。

◯大前研一敗戦記
https://www.amazon.co.jp/dp/416350950X/
※すみません、紹介しておいて何ですが、品薄で高いかもしれません。
※書評を読むだけでも面白いです。

 スティーブ・ジョブスの伝説のスピーチにはとても感動しました(涙)。必ず、ユーチューブで見て頂きたいです。

『スティーブ・ジョブス 伝説の卒業式スピーチ(日本語字幕)』
https://www.youtube.com/watch?v=RWsFs6yTiGQ&time_continue=736
※12:16〜
「あなたの時間は限られています 無駄に他人の人生を生きないこと」
「ドグマに囚われないでください。それは他人の考え方に付き合った結果にすぎません」

※社会的な常識とか、極端な視野狭窄(しやきょうさく。物事の見方が狭いこと)のことを、「ドグマ」と言います

続いて、ピーター・ドラッカーの「傍観者の時代」という面白い本です。

【傍観者の時代】

ピーター・ドラッカーは、経営の神様と言われている人です。
(ご本人は社会生態学者と自身を称しており僕もそう見ています。)

「マネジメント(経営管理)」という言葉を作り出した人だと言われています。

実際、マネジメントの概念は大変立派で、当時としても独創的です。

現代は再び、チャーリー・チャップリンの時代のような変化(シンギュラリティー:人工知能の記事で解説済み)がおとずれています。チャーリー・チャップリンが出演していた「モダン・タイムズ」という、セリフの無い映画で、ドイツで起こった(第二次)産業革命を風刺した映画がありました。

産業革命が起こり、動力機関や生産性にも革命が起こり、家内制手工業とか、農業(アルプスの少女ハイジ的な)がメインだったものが、チャーリー・チャップリンのモダン・タイムズという映画の中で、工場に人が押し寄せ「仕事よこせーーー。」って言っていました。

この当時、「歩留まり」とか、「生産性」という言葉が注目されるようになりました。

簡単に言うと、労使紛争のリスクがある中で、人の生産性をどう高めていくか。という話です。

テイラーという人が、"科学的経営管理手法"を工場の経営に導入したのが、当時としては革新的でした。

(余談ですが、ドラッカーがその経営管理理論の発展の歴史上、持ち出す人物の名前として、この科学的経営管理手法を説いたテイラーと、ファヨールという2人がいます。)

おおざっぱに言うと、テイラーが経営活動における"計測"を始め、ファヨールがそれら活動を細分化し、"人の活動管理"の重要性を見出し、ドラッカーが独自の理論でそれを体系化したわけです。

ピーター・ドラッカーは、出会う人を面白く観察・分析する癖がありました(本人は、自分をマネジメントの父ではなくて、"社会生態学者"と称しています)。

ドラッカーの本としては、全然マネジメントの話も出てこず、ドラッカーの、"事実上の自伝"みたいな本です。


◯傍観者の時代
(ドラッカーの事実上の自伝。ドラッカーが人生で出会った人を観察・分析してみた集)

https://www.amazon.co.jp/dp/4478003009/

ドラッカーの深い本の中では相当面白く、ためになります。

さて、"傍観者の時代"には、何が出て来るのでしょうか?

個人的には、カラスのような服を来て、妻を10人?持って仲良くやっている。アメリカの物腰丁寧な大富豪の話(人生の優先順位の考え方とか)も面白いのですが、ある意味で、最も参考にしたのが、ドラッカーの故郷、オーストリアで出てきたドラッカー一族の親戚のおじさんの話です。

このおじさんは、元、オーストリアの中央銀行総裁(中央銀行の管理者)でした。

※正確には総裁では無いかもしれませんが、オーストリア中央銀行で
通貨発行に関わっていた重要人物というところまでは確かだと思います

第一次世界大戦という大戦がありました。

第二次世界大戦はいわゆる太平洋戦争と言われていて、日本人に有名なのですが、
第一次世界大戦の方は、日本の本土決戦みたいなのは(多分)無かったので、
そこまで有名ではありません。

(順序:幕末→明治維新→日清戦争→日露戦争→第一次世界大戦→第二次世界大戦です)

簡単に言うと、

1:戦国時代終わった。徳川家が200年続く。日本鎖国中。ある意味安泰。みんなちょんまげ。
2:ペリー浦賀に来航:「おらー開国せいや!!!」
3:ビビった坂本竜馬とかが国内で内輪もめして薩長同盟でクーデターで日本政府を倒す
※考えてみたら凄いことだ・・・
※イコール、明治維新です
4:日清戦争。富国強兵。"眠れる獅子"中国に攻め入ったらマグレ勝ち(たまたま眠ったまま起きなかった)
※当時は国際社会も未成熟で、帝国主義で、多国を侵略した者勝ちな雰囲気だった。
※イギリスとかも奴隷貿易で大変儲けてます。とりあえず侵略せなやられる、やらねば的空気も。
5:日露戦争。ロシアにケンカ売ったらマグレ勝ち(ロシア内輪もめ)
※寒い大地における下痢止め薬、正露丸(征露丸)はこの時できました。
ロシア(露)を征服(正)したい丸い薬。
=>当時の様子は司馬遼太郎が"坂の上の雲"という長編大河ドラマ小説を10年かけて遺しています
6:第一次世界大戦は欧州(ヨーロッパ)の内輪もめから始まった感じでメインも欧州です
7:第二次世界大戦というか太平洋戦争はご存知の感じです。
全世界が帝国主義に傾く中で、(主に日露戦争等に)勝利して調子に乗っちゃった日本が
アメリカにケンカを売るまで、という感じ(超ざっくり)。

ドラッカー理解に大事なのは、ヒトラーです。

"第一次世界大戦"は、ヒトラーが台頭する"前"に起こりました。

<第一次大戦はヒトラー台頭前。そのまま二次大戦でヒトラーしばかれる。>

第一次世界大戦でドイツが負ける

→ドイツ落ち込む(敗戦国は大量の賠償金を払わないといけないので不景気にもなるので)

→むちゃくちゃな事言うけど、太田光ばりに民衆の味方、ヒトラーが"扇動"する
※太田光がヒトラーのような虐殺者という意味ではなく、民衆の味方を演出して
(ポピュリズムと言います)、人気を博したという意味です

→ヒトラーが虐殺開始
※ヒトラーは童貞なのでストレス溜まってたし変な考え方をする
※恋人とエッチせず、生涯童貞を貫いたって・・・
マジメ過ぎるのが変な方向に行くと良くないです。
かと言って不貞になれということでもありませんが、
ヒトラーがチャラ男ならヒトラーはヒトラーでは無かったでしょう。
ヒトラーが道玄坂でナンパしてロン毛で機嫌良かったりしたら
わざわざ戦争しないという意味です。戦争は機嫌が悪い人間が起こす。
まぁ敗戦国なので道玄坂でナンパに乗るような裕福な時代でもないし
そのようなレディはそこらに歩いていなかったかと思いますが・・

★オーストリアも被害を受ける(オーストリアはドラッカーの生まれ国)

★第二次世界大戦でドイツと日本等が、良くない帝国主義ということで、世界?からしばかれる

★第二次世界大戦を主導したのは英国ではウィンストン・チャーチル。
第一次世界大戦で"デキる男"が減っていた英国ですが、彼がヒーローとなり、ヒトラーに制裁を加えたという構図です。

以上がドラッカーが生きた時代の概略図です。

ドラッカー自身も、ユダヤ系なので、そうしたヒトラーから逃げてアメリカに逃げた一人です。

こうした時代背景を抑えた上で、「傍観者の時代」を読むと、面白いと思います。

人生は"死"を意識することで、"生"が浮き立つと言います。武士道です。武士とは、「死に様を思い描きながら生きる」

彼らの人生観含め、『愚鈍な亀だった。だが、動くべき時を知っていた』というくだり。

このあたりが、現代を生きるにあたり非常に参考になます。

デジタルの時代になり、イチ/ゼロの感覚が普及した時代。しかしながら、

目標には2種類あって、

◯1:イチ/ゼロの目標。不連続の目標。
勝ち負けがハッキリする目標。東大合格/不合格とか、大阪都を作る/作らないとか。

◯2:連続的な目標。勝ち負けがハッキリしない目標。
楽しみを積み重ねるとか、多くの人が楽しむ/楽しまないという目標。

今、2の連続的な目標を持つことが大事なのではないでしょうか。

最後に、犬飼ターボさんの「CHANCE」をお薦めします。

本chance.jpg


成功者がくれた運命の鍵=チャンス 小説風になっており、とても読みやすいと思います。





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この20年で大きく学んだことは、人間関係の達人になれれば、世の中生きやすくなるということかな。 「人生いろいろ」、「ひともいろいろ」、「十人十色」です。 自分には理解出来ない言動をする人に、怒ってみても、けんかしてみても、嘆いていてみても、ほぼ、何も変わりません。 相手から見たら、私が理解出来ないのかもしれません。 だから、ひとはいろいろであるという事実を受け止め、自分の考え方を変えることにしたら、随分楽になりました。 このブログは、初めての挑戦でわからないことだらけですが、アドバイスやご意見、ご感想など頂けたら嬉しいです。 宜しくお願いします。
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