2018年03月30日
今日を生きる 〜目標設定と優先順位〜
上の写真は、カナダのバンフという所の写真です。私がまた、訪れてみたい場所のひとつです。
私が30歳の頃、次ぎのような問いかけをしなさいと言われました。
「今日を人生の最後の日として生きる」
「今日が人生最後の日だったら何をしますか?」
当時は、表面上ではかっこいい事を言ってましたが、本心は、ここに書く事ができないような恥ずかしい事を考えていました。つまり、ろくでなしだったという事です。
明確な目標を持っていないひとは、この問いかけに有意義な回答をする事は出来ないと思います。
今になって、このように問いかけられたことの意味が少しわかります。
目標を持て!!
そして、
前向きに死ね!!
という事を伝えたかったのでしょう。
さて、そこで何を目標にしたらいいのかわからないという人が結構います。当時の私もわかりませんでした。
その次に教わったのは、
「人生には大きくは、6分野がある。その全てに目標を立てる人は少ない。6分野の全てに目標を立てよ!!」
という事でした。
6分野とは、
1.仕事・経済面
2.肉体的健康面
3.精神的健康面
4.家庭生活面
5.知識・教養面
6.社会生活面
です。
そして、こんな話しを聞きました。
ある会社の部長がいた。その部長が仕事を終えて家に帰ると、子供たちはそそくさと自分の部屋にひきこもり、奥さんからは「お帰り」の一言もなく、テレビを見ながらポテトチップを食べている。
そこで、私は言った。
「いやぁ、部長さん、見事な家庭を作りましたなぁ。あなたの望んだ通りの家庭ができあがってるではないですか。」
その為に、
「これまで奥さんが作ってくれた食事に、「おいしかったよ」の一言を忘れる。仕事を理由に、子供のことは奥さんにまかせる。結婚記念日を忘れる。奥さんの誕生日を忘れる。」
「部長さん。あなたがやってきた通りの結果が出ているではないですか。」
と。
ここで言っているのは、家族を第一優先にしなさいという事ではありません。人生の6分野の中で、時期によって労力を費やす配分は異なるでしょうが、6分野の全てに目標を立てることが大事だということです。
目標がなければ、前向きな行動と努力をすることはありません。
では、どのように目標を立てれば良いでしょうか。ヒントになりそうな事を書いてみますね。
1.自分が楽しい、幸せと感じる事、そのように感じる時間はいつか。
2.将来、どの様な所に住み、どの様な生活を送りたいのか。
3.生きがい、やりがいを感じらる事は何?
などです。
目標が決まったら、すぐにやった方が良いことがふたつあります。
会社などでは、目標を活字で大きく書いて、目に見える位置に貼ったりしますが、それよりも、その目標がかなった時に住みたい場所や家の写真を貼ることをお薦めします。
もうひとつは、目標がかなっている自分の姿を紙に書く。或いは、そうなっている自分に宛てて手紙を書く。そして、それを財布に入れるなど、肌身離さず持ち歩くことです。そうする事で、その目標が実現する確立は飛躍的にアップします。
もうひとつ、お伝えしたい事は、その目標が実現できない事は「やらないでいい」という考え方です。
お金の話はあまりしたくないのですが、わかり易いので例をあげますと、
例えば、将来、月収1000万円とか、年収1億円という目標を立てたとします。今がサラリーマン(ビジネスマン)であれば、この目標を実現する事は可能でしょうか?
ほぼ、不可能です。そこそこの企業の社長さんでも、年収3000〜5000万円くらいです。
結論から言いますと、今のままのサラリーマン(ビジネスマン)では目標が達成できないという事です。
では、どうしたらいいのでしょうか?
その目標を実現する為の方法を考えることです。でも、その方法をいきなり思いつくのは難しいので、実際にそのような目標を達成している人から学ぶことではないでしょうか。そして、素直に真似ることです。その後に自分なりの方法がみつかるのではないかと思います。
そして、その時に大切な考え方が、
その目標が実現できない事は「やらないでいい」という考え方です。
世間、今の自分のまわりの同僚や上司の多くは、
「そんなバカな目標はあきらめろ!」
とか、
「できるはずがない」
とか、否定的な事を言うでしょう。しかしながら、そんな否定的な言葉に耳を傾ける必要はありません。
「できる理由、できる方法」
にだけ目を向けてください。
まずは、目標を立て、方法を考え、日々の生活の中ですべき事の優先順位を決め、あとは行動するのみです。
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