2018年05月30日
依存症を克服する方法
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依存症の種類と分類(Classification and type of addiction)
今日は、依存症について書いてみたいと思います。
依存症は大きく3つに分けられます。
1.物質依存 (アルコール・タバコ・薬物など)
2.プロセス依存 (ギャンブル・買い物・盗癖など)
3.関係依存 (女性依存・男性依存・DVなど)
依存症治療の事を専門的には、アディクションケアと呼びます。
私は今から17年前、精神保健福祉士の資格を取得するために、池袋のクリニックで実習を積んだのが、このアディクションケアでした。
問題として取り上げられることは比較的少ないのですが、仕事に依存しているワーカーホリックも立派な依存症です。
依存症の原因は、医学的には心の脆弱性、遺伝、ストレス、環境などがあげられます。
依存症を治療する、或いは、克服するためには、考え方を変える必要があると思います。
例えば、仕事中毒(ワーカーホリック)だった人が、定年を迎えて仕事がなくなると、アルコール依存になる人が増えます。
仕事だけがはりあいや生きがいになっており、それを失ってしまったからです。日々に充実感がなく、老い、虚しさ、孤独を感じます。それを紛らすために、お酒に頼り、お酒におぼれるようになるからです。
ですから、依存症はその症状を改善しようとするだけでは解決出来ません。その背後にある心の問題をあわせて解決していく必要があります。
こころの問題は、考え方を変えることによってほとんど解決することが出来ます。
徳川家康が語った、
「人生とは、重き荷を背負いて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。」
という言葉があります。
「不自由を常とおもへば不足なし。 こころに望おこらば困窮したる時を思い出すべし。」
という説明がなされたりしています。
この言葉を聞いて、そうだなと納得するひとが多くいます。確かに一理あります。欲深いひとは、欲に際限がなく、現状に満足すること、現状に幸せを見つけることが難しいからです。
しかしながら、ここには支配の仕組み、隷属の思想が含まれています。
支配者する側から見れば、庶民は毎日あくせく働いて、生活が苦しくても税金を払ってくれれば良いのです。
真面目に働いて税金を納めてくれる庶民は優等生です。
そして庶民は、支配者に隷属することが当たり前だと思い、隷属することに依存してしまいます。
医学的にはこのような言葉はないのかもしれませんが、名付けるなら「隷属依存症」です。
確かに、時代によってはそうせざるを得なかった時もあるでしょう。しかし、現代の日本はどうでしょうか?
その様な必要はないのではないですか?
今なら、
「人生とは、自己実現のために、夢と目標をかかげ、羽を伸ばして自由に飛び回るが如し」
と教える事が出来るはずです。
この様に考えられる人、感じられる人は、まだわずかだと思います。
その様な自分になりたいと思う方は、また、このブログを訪ねてきて頂ければ嬉しいです。
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