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2022年08月22日

仕事復帰しました!

皆様、こんにちは(*^_^*)

少し前になりますが2月に育休が終わり、フルタイムで仕事復帰しました。
なかなか頭が働かず文章も上手く書けなくて苦労していますが、、職場の皆様のサポートに支えられて楽しくお仕事できています。
最近やっと「このままの素の自分でいて良いのかな」と思えてきました。

今は月1回精神科に通院し、エビリファイの筋肉注射をしてもらっています。
毎日の服薬はバルプロ酸200mgが1錠だけになり、だいぶ楽になりました。
また週1回訪問看護をお願いしていて、バイタルを測定してもらったり日々の悩みを相談したりしています。
体調が悪く家事や育児があまりできない日もありますが、そんな時は夫や両親が助けてくれたり、家事援助のヘルパーさんに来てもらったりして何とか乗り切っています。
本当に、多くの人に支えられて毎日の生活を楽しく送ることができているのが嬉しくて、周囲の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

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(夏休みは東条湖おもちゃ王国に行ってきました。)

まだまだ暑い日が続きそうですが、身体も心も体調管理に気をつけて、お仕事頑張っていきたいと思います(≧∇≦)


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2021年12月11日

3度目の精神科入院

皆様、こんにちは(*^_^*)

前回の入院から期間を開けずまたか…という感じですが、、10月下旬から約1ヶ月半、精神科病棟に入院していました。

直前までとても元気に過ごしていたのに、あるショックな出来事があって急に大きく精神不安定になってしまい、自分でもまだ双極性障害を克服できていないのかなと落ち込んでしまいました。

今回の入院では最初の4週間くらいが医療保護入院、その後が任意入院の形態で、退院後は以下の精神科の薬を服用しつつ通院しています。

  • バルプロ酸ナトリウム錠200mg(夕食後・寝前に各1錠)
  • オランザピンOD錠5mg(寝前に1錠)

入院中は上の子はパパがお世話をしてくれていましたが、下の子はまだ保育園の預け先が決まっていないので乳児院に預かっていただいており、現在もまだ乳児院にいます。

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(下の子のお世話が無くて日中暇なので、オリンピック・パラリンピックのキャラクターのプラモデルを作ってみました。)

妹ちゃん可愛い〜と言っていつも妹と楽しく遊んでくれていたお兄ちゃんからするととても寂しいですが、早く私の精神が安定して落ち着いて下の子を迎えに行けるように、児童相談所や通院先の主治医とよく相談しつつ治療に臨みたいと思っています。


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2021年10月14日

2度目の医療保護入院

皆様、こんにちは(*^_^*)

実はコロナの自宅待機の後精神的に不安定になってしまい、夫に連れられて2度目の医療保護入院になってしまいました。

入院は8月中旬〜9月中旬の1ヶ月間で、その間は薬の服用も再開しました。

急に再び医療保護入院となってしまったのがとても辛くてまだ冷静に振り返られないのですが、、徐々に状態が回復し今は普通に元気に過ごせています。

また入院中も1日3回搾乳して母乳分泌を維持していたので、人工ミルクを少し補足しながらですが現在も母乳育児を継続できています。

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(季節外れですがベビースイミング用に水着を買いました。)

10月に入ってからはほぼ元通りの安定した精神状態に戻り、普通に家事育児をしつつ下の子のベビースイミングに通い始めてみました。

緊急事態宣言が明けたので、少しずつ地域の子育てサロンにも遊びに行っています。

今の感じなら問題なく予定通り仕事復帰できそうですが、油断せずに無理なく日々の生活を楽しめるように気をつけていこうと思います


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2021年06月28日

産後うつ病・双極性障害の薬と授乳の可否A

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皆様、こんにちは(*^_^*)

薬と授乳について知りたい方がいらっしゃるようなので、今日は私が精神科に通院していた時に服用したことのある薬の授乳関連の情報をまとめたいと思います。

情報源はLactMedというアメリカNIH(国立衛生研究所)の科学データベースです。

ちなみに私自身は上の子が0歳10ヶ月の時から保育園に行っていましたが、1歳3ヶ月までは母乳をあげていました。

※レクサプロ・ロラゼパム・ゾルピデムについては以前の記事でもご紹介していますが、2021年6月現在の最新情報を以下に紹介します。

ルジオミール(一般名:マプロチリン)

抗うつ薬。授乳中のマプロチリンの使用経験はほとんどないため、特に新生児や早産児の授乳中は他の薬剤を使用することが望ましい。

アモバン(一般名:ゾピクロン)

催眠鎮静薬。低月齢でない乳児の授乳中に時々使用しても、乳児へのリスクはほとんどないとされている。安全性スコアに基づく基準ではゾピクロンは授乳中でも使用可能だが、乳児の過度の眠気に注意する必要がある。 特に新生児や早産児の授乳中は他の薬剤を使用することが望ましい。

レクサプロ(一般名:エスシタロプラム)

抗うつ薬。1日20mgまでの服用では母乳中の濃度は低く、母乳育児中の乳児(特に生後2か月以降)に対して悪影響を及ぼすことはないと考えられる。母親がエスシタロプラムを必要とする場合、母乳育児を中止する理由にはならない。

ワイパックス(一般名:ロラゼパム )

抗不安薬。母乳中の濃度が低く、他のベンゾジアゼピン系薬よりも体内から早く消失するため、乳児に直接投与しても安全である。通常の服用量では母乳育児中の乳児に副作用を引き起こさないことが示されており、授乳中に使用可能であるとされている。

マイスリー(一般名:ゾルピデム)

催眠鎮静薬。母乳中の濃度が低く体内から早く消失するため、乳児が摂取する量は少なく、母乳育児中の低月齢でない乳児に悪影響を及ぼすことはないと考えられている。乳児の過度の鎮静、筋緊張低下、呼吸抑制がないか注意する。

メイラックス(一般名:ロフラゼプ酸エチル)

抗不安薬。米国での販売は承認されておらず、乳汁中への移行に関する情報はほとんどない。特に新生児や早産児の授乳中は他の薬剤を使用することが望ましい。

ドグマチール(一般名:スルピリド)

抗精神病薬。米国での販売は承認されていないが、諸外国では精神治療薬として使用されている。母乳中にかなり大量に排泄されるが、母乳育児中の乳児の血中濃度は評価されていない。産後の母親は、産後うつのリスクが比較的高く、スルピリドは副作用としてうつを引き起こす可能性がある。よって大うつ病の既往歴のある女性にはスルピリドの使用を避けるべきであり、感受性の高いこの時期には、どの母親にも長期間使用してはならない。

ジプレキサ(一般名:オランザピン)

抗精神病薬。1日20mgまでの服用では母乳中の濃度は低く、母乳で育った乳児の血清からは検出されない。オランザピンを投与された乳児の長期追跡調査によると、乳児はおおむね正常に成長した。オランザピンは授乳中でも許容できるとされ、第二世代抗精神病薬において授乳中の第一選択薬であると結論づけられている。

リスパダール(一般名:リスペリドン)

抗精神病薬。1日6mgまでの服用では母乳中の濃度は低いが、他の抗精神病薬と併用すると乳児に悪影響を及ぼすことがある。授乳中のリスペリドンの使用経験はほとんど公表されておらず、長期的な追跡調査のデータも少ないため、特に新生児や早産児の授乳中は他の薬剤を使用したほうが良いかもしれない。

デパケン、バレリン、セレニカ(一般名:バルプロ酸)

抗けいれん薬。母乳中のバルプロ酸濃度は低く、乳児の血清中のバルプロ酸濃度は検出されないか低い。バルプロ酸単剤療法中の授乳は、乳児の成長や発達に悪影響を与えないと考えられているが、ある研究では母乳で育てられた乳児は非母乳で育てられた乳児よりもIQが高く、言語能力が向上していた。 授乳中のバルプロ酸の使用は可能とされており、 母親がバルプロ酸を必要とする場合、授乳を中止する理由にはならない。

ルネスタ(一般名:エスゾピクロン)

催眠鎮静薬。授乳中のエスゾピクロンの使用に関するデータはない。ラセミ体であるゾピクロンのデータを参照。特に新生児や早産児の授乳中は他の薬剤を使用することが望ましい。

ラキソベロン(一般名:ピコスルファートナトリウム)

下剤。消化管から吸収されず、母乳中に検出されない。授乳中に服用することができ、特別な予防措置は必要ない。

サイレース、ロヒプノール(一般名:フルニトラゼパム)

催眠鎮静薬・抗不安薬。米国での販売は承認されていない。母乳中に排泄され、体内から消失するまで時間がかかるため、母乳育児中の乳児の血清中に蓄積する可能性がある。特に新生児や早産児の授乳中は他の薬剤を使用することが望ましい。

エビリファイ(一般名:アリピプラゾール)

抗精神病薬。用量に応じて血清中の女性ホルモン量を変化させる。使用に関するデータは少なく、より多くのデータが得られるまでは、特に新生児や早産児の授乳中は他の薬剤を使用することが望ましい。

レキサルティ(一般名:ブレクスピプラゾール)

抗精神病薬。母乳中の排泄に関する情報はなく、より多くのデータが得られるまでは、他の薬剤を使用することが望ましい。

今から思うとなぜこの薬が処方されたのかと疑問に思うものも複数ありますが、たった2〜3年で薬の情報が大きく変わると思えず、それだけ産後や授乳関連の知見は一般の精神科医に浸透していないかもしれないということなのでしょうか。。

また例えばバルプロ酸の場合、日本の添付文書では「授乳を避けさせること。」とあるのに対し、米国の添付文書では「Talk to your healthcare provider about the best way to feed your baby if you take Depakene.(デパケンを服用している場合、赤ちゃんへの最適な授乳方法については医療機関に相談してください。)」とあるので、薬を認可する日米の国の機関の認識の違いも大きく影響しているような気がします。

産後のメンタル不調を適切に治療するためにも、そして赤ちゃんに適切に栄養を与えるためにも、より多くの人に正しい科学的な情報を知ってもらえれば嬉しいなと思います。


【参考文献】
LactMed(https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/lactmed.htm
医薬品インタビューフォーム バルプロ酸ナトリウム 2017 年 9 月改訂(第 25 版)
https://image.packageinsert.jp/pdf.php?mode=1&yjcode=1139004F1045
Depakene (valproic acid) capsules and oral solution, FDA Approved Labeling Text dated October 7, 2011 (https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2011/018081s046_18082s031lbl.pdf


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2021年06月21日

☆産後のメンタル不調〜通院終了までの経緯

皆様、こんにちは(*^_^*)

まだ以前の記事の修正が完了していないのですが、ちょこちょこ修正を続けると同時に新しい記事も書いていこうと思います。

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(なかなか遠くに遊びに行けないので近所の紫陽花に癒されています)


まずは私がブログを始める大きなきっかけとなった産後のメンタル不調について。
(現在は2人目を出産したので、1人目の産後を☆、2人目の産後を★で示しています。)

☆出産〜産後6ヶ月  慣れないながらも母乳育児や補完食作りを前向きに楽しむ

      7ヶ月  突然うつ症状が現れるも数日で普段の状態に戻る

      8ヶ月  またうつ症状が現れて一旦実家に帰るも2週間で帰宅

      9ヶ月  精神科を受診し「抑うつ状態」と言われる

      10ヶ月  婦人科を受診し漢方を処方されて服用しつつフルタイムで仕事復帰、保育園入園

     1年3ヶ月  引越しをきっかけにうつ症状が現れて精神科を受診、「産後うつ病」の診断で休職

     1年5ヶ月  躁転したとの診断で「双極性障害」に病名変更、医療保護入院

     1年7ヶ月  退院し通院・服薬を続けつつ家で療養

     1年10ヶ月  精神科リワーク・勤務先リハビリ開始

     2年1ヶ月  フルタイムで仕事復帰

     2年7ヶ月  精神科の薬の減薬・断薬

     2年9ヶ月  断薬後2ヶ月の経過観察の後、通院終了

☆産後3年8ヶ月(★出産) 第2子の出産

★出産〜産後3ヶ月(現在) コロナ禍でいろいろ制限されつつも夫と共に2児の子育てを楽しむ


最後の診察の時、精神科医からは「また困ったことがあればいつでも受診して下さい。」と言われましたが、以来一度も困ったことがなかったので全く精神科には行かず、薬も服用していません。

そして今年の2月に2人目を出産後、今のところはメンタル不調に悩むことなく夫と2人の子供達との生活を自分なりに、全力で楽しめています。

ただ私の場合、前回は産後7ヶ月で突然うつ症状が現れたので、少なくとも産後1年経って無事に仕事復帰できるまでは安心できないかなと思っています。

産後のメンタル不調について思うこと、私の場合は何が原因で効果的に改善するために良かったこと・悪かったこと等、ブログに書きたいことはたくさんあるのですが、今回の出産後の経過がどうなるかの不安もあり、総括して記事を書くのは正直ためらわれます。。


それでも今の時点で私に言えるのは、産後のメンタル不調は絶対に母親のせいではないということ。

私は学生時代に脳神経系物質の研究をしていて、就職先の生物系の研究所でもホルモン等の様々な生体反応の研究に従事しており、一般のママさん達よりも健康関連の知識はある方だと思います。

加えて実母は薬剤師で元々医療に詳しく、夫は理系の知識はゼロだけど子供大好きで仕事を調整しつつ家事も育児も全面的に協力してくれる。

これだけ恵まれた環境にあっても、私は突然のうつ症状に苦しむことになってしまいました。

母乳育児もネントレも補完食も理系の知識をフル活用して楽しく取り組み、赤ちゃんイベントに積極的に参加したりお正月におせち風のご飯を作ったりと笑顔で家族と毎日を過ごしていたはずなのに。。

どんなに健康関連の知識があっても環境が恵まれていても、出産に伴う脳内の女性ホルモンの変動はすさまじく、自分では完全にコントロールすることはできません。

でも適切に対処できれば、きっとまた元気に日常生活を送れるようになって育児や仕事ができるようになる。


もし今後またメンタル不調に陥っても、前回の経験で学んだことを忘れずに希望をもって過ごしたいと思います。


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2019年03月30日

文章能力の低下…?

以前と比べて、文章が上手く書けなくなっている感じがします。

これから復職して研究報告書も論文もたくさん書いていきたいのにどうしよう…。。

でも落ち込んでいても仕方がないので、明るく前向きに過ごすことを忘れずにブログを書いていきたいと思います(^_-)-☆

私がブログを再開してから見てくださっている方々、本当にいつもありがとうございます!

文章は書き続けていれば慣れていくと思うので、これからも仕事や育児の合間に少しずつでもブログを書いていきたいと思います。


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2019年03月29日

☆産後10〜1年1ヶ月:婦人科受診と保育園入園

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先月にY医師から婦人科受診を進められたので、出産した産院で気分の落ち込みについて相談しました。

婦人科ではF医師から加味逍遥散という漢方薬を処方してもらい、授乳を再開して良いと言われたので喜んで服用しました。

加味逍遥散のPMDDに対する研究報告としては、30人中19人(63.3%)のPMDD患者でうつ病の症状が改善し、14人(46.7%)の患者は寛解状態に至ったとのことでした。

私の場合、5か月間服用した結果は「少し症状がマシになったかな?」という程度でした。

それまで抑うつ症状が月に10日程度だったのが、加味逍遥散を服用してからは5日程度になったので、確かに一定の効果はあったのかもしれません。

また、この頃子供の保育園が始まることになり、最初はちゃんと対応できるかとても不安でしたが、夫に協力してもらって何とか準備を進めて無事に入園式を迎えることができました。

慣らし保育の期間はまだ育休中だったので、毎日の保育園の準備や送り迎えに心の余裕が持てて良かったと思います。

この頃からは月経周期が比較的安定してきて、気分が落ち込んできそうな時期が予想できたので、体調がつらい日は夫に代わりに送り迎えに行ってもらうなどして乗り切っていました。

保育園入園の1ヵ月後に無事職場復帰を果たし、だんだんと仕事も育児もある程度はできているかもしれないという自信がついてきて、加味逍遥散の効果もあったのか症状は落ち着いてきました。


【参考文献】
Yamada, K., & Kanba, S. (2007). Effectiveness of kamishoyosan for premenstrual dysphoric disorder: Open‐labeled pilot study. Psychiatry and clinical neurosciences, 61(3), 323-325.


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2019年03月28日

産後うつ病の薬と授乳の可否

精神科医には「うつ病の治療薬を服用している間は授乳してはいけません。」と言われたのですが、科学データベース上ではどのように記載されているのか自分でも調べてみようと思いました。

以下の情報はLactMedというアメリカNIH(国立衛生研究所)の科学データベースの中から、私が前回の記事で処方された薬についてまとめたものです。

レクサプロ(一般名:エスシタロプラム)

抗うつ薬。1日20mgまでの服用では母乳中の濃度は低く、母乳育児中の乳児(特に生後2か月以降)に対して有害作用は認められない。

ロラゼパム

抗不安薬。他のベンゾジアゼピン系薬よりも母乳中の濃度が低く、消失時間も速い。通常の服用量では母乳育児中の乳児に対して有害作用は認められない。

ゾルピデム

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬。母乳中の濃度が低く消失時間も速いので、母乳育児中の乳児に対して有害作用は認められないと予想される。

上記の薬は私が服用していたものですが、今思うと授乳を中止しなくても良かったのかもしれないと思います。

しかし当時は落ち込み症状が酷く、医師や周囲の意見に反論はできませんでした。

単に母乳中に薬の成分が移行するだけでは乳児に対して有害作用はなく、閾値以下の濃度では悪影響が現れる心配はないと思うのですが、そこまで理解してくれる精神科医はまだ少ないのかもしれません。


【参考文献】
LactMed(https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/lactmed.htm


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2019年03月27日

☆産後9ヶ月:精神科医から「抑うつ状態」と言われる

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先月の月経が終わった後、半月くらい経ってから次の月経が来ました。

「あれ、いつもより月経が来るのが少し早いかな…?まあ出産後に月経が再開したばかりだし、まだ月経周期が不安定なのかな?」

しかし約1週間後に再び気分が落ち込み、気力が湧かなくて何もできなくなってしまいました。

「いったいどういうことなの!?月経は関係なくて、本当は私はただのうつ病なの?」

私はすっかり混乱してしまい、たまたま実家から遊びに来ていた両親に当たり散らしてしまいました。

私「私急におかしくなったんだよ!もう子育ても何にも出来なくなったんだよ!」

父「お前は急に何を言っているんだ。いい加減にしろ!」

母「Ayako、落ち着いて。今までも育児できてたしこれからもできるよ。孫のママはAyakoだけなんだよ。」

2人とも必死に私をなだめようとしてくれましたが聞き入れられませんでした。

そして夕方、両親は仕事があるので泣く泣く実家に帰ってしまい、再び子供と2人きりになりました。

私「もうどうしたら良いのか本当に分からない。今日は祝日だから保健師さんに電話することもできない。私なんかが母親になっちゃいけなかったんだ。誰かもっと良い人がこの子のママになってくれないかな…。

思いつめた私は、気が付くと子供を毛布にくるんで家の外に飛び出してしまいました。

しかし祝日に子供を助けてくれそうな場所がどこにも見つからず、しばらくして家に帰ってきました。

ちょうど夫も帰ってきて、私を一目見て「これはやばい状態だ」と判断し、すぐに仕事を2〜3日休んで私に付き添う決断をしてくれました。

また翌日保健師さんに連絡したところ、この前とは別のK病院の予約をしてくれたので、私と夫と一緒に行ってきました。

Y医「これは深刻な抑うつ状態ですね。薬を出すのできちんと飲んでゆっくり休みましょう。薬を飲んでいる間は授乳をしてはいけません。」

私「今まで寝ながらの授乳しかできていなかったのに、授乳もできなくなったら本当にママ失格じゃないですか…?」

Y医「まずはご自身が病気を治すことが先決です。元気になればまた元のように育児できるようになるでしょう。

この時に処方されたのは、

  • レクサプロ10mg

  • ロラゼパム0.5mg

  • ゾルピデム酒石酸塩5mg

でした。

しかし受診してから1週間後、再び気分の落ち込みがすっかりなくなったのです。

Y医「どうして急に症状が消えたのでしょうか?まあこれで治療は必要ないという事で良いのでしょうかね。」

私「月経周期に連動して症状が重くなったり消えたりしているので、PMDDの可能性はないでしょうか?」

Y医「専門でないので良く分かりませんが、月経周期が関連していそうなら一度婦人科で相談した方が良いですよ。」

Y医師はPMDDの事はあまりご存じないようで、ここで精神科の治療は一旦終了しました。


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2019年03月26日

☆産後8ヶ月:一旦実家に帰るも2週間で帰宅

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M病院の精神科受診後は特に何事もなかったかのように普通に過ごせていた私ですが、最初のうつ症状が現れてから約1ヶ月後にまた急に気分が落ち込んでしまい、布団から起き上がれなくなってしまいました。

私はすぐに実家の母に電話で泣きながら相談し、先月の事もあって私の体調をすごく心配していた母は

一旦一緒に実家に帰ろう。お父さんとお母さんが一緒にいた方がAyakoのことも孫のことも支えてあげられると思うし、何よりお母さんが心配だからAyakoのそばにいたいよ。」

と言ってくれて、その日はたまたま母の仕事が休みだったためすぐに新幹線で私の家に駆けつけてくれました。

私は新幹線の距離を移動する自信がなくて不安でしたが、荷物の準備も子供の世話も全て母がやってくれて、しばらく私と子供は実家でお世話になることになりました。

母はすぐに実家近くの精神科O病院の受診予約をしてくれましたが、予約が混んでいたので受診日は実家に帰って2週間後とだいぶ遅くなってしまいました。

実家では子供のご飯もお風呂も両親がお世話を引き受けてくれて、私はずっと布団に横になったきりで子供が遊んでいるのを眺めていたり、時々寝ながら授乳するくらいでした。

「いい年して両親にすごく迷惑をかけてしまっている。私は本当に何もできていない。私なんかママになる資格なんてなかったのに、どうしてこの子のママになってしまったんだろう。先月に気分転換すれば良いと教えてもらったのに、全然前向きになれずに布団に寝たきりだ。私は本当に何もかもダメだな…。」

いくら布団の中にいても気持ちを前向きに切り替えることができず、食欲も動く意欲も湧かなくて、子供のお世話をしなきゃいけないと気持ちが焦るばかりで体は全然動かない。

ただただ自分の惨めさ、情けなさ、ダメさ加減に絶望し布団の中で泣き続けていました。

そんな日が6日ほど続いたある日、たまたま父が昼ご飯にスパゲティを作って持ってきてくれたのを見て

「あれ…?何となく食べれそうな気がする…?」

と気づき、それまでほとんど食欲がなかったのに、そのままの勢いでスパゲティを1皿完食できてしまったのです!

その後は急に気分が上向いて普段通りに生活できるようになり、ついさっきまでどうしてあんなに落ち込んでいたのか良く分からなくなりました。

私「お母さん、どうして急に体調が悪くなったり良くなったりするんだろうね?」

母「この前調子が悪くなった時はちょうど1ヵ月前でその直後に月経が来たし、今回も数日間調子の悪い日が続いた後に月経が来るのとほぼ同時に元気になったし…。もしかして先月月経が再開したから月経周期と何か関係があるんじゃないの?」

私「あ、そういえばそうだね!月経が再開する時に女性ホルモンのバランスが大きく変わるらしいから、ホルモンバランスに異常が起きて気分の浮き沈みが激しくなったのかもしれないね!

私の母は薬剤師で、薬学専門の母と生物学専門の私だからこそ、気分の落ち込み症状が現れて2回目ですぐに月経周期との関連性に気づけたのかもしれません。

O病院を受診する頃にはすっかり元の元気な状態に戻っていたので担当の医師とは雑談をするだけで終わりましたが、念のため月経との関連について相談してみました。

医「それは確かに月経前症候群(Pre-menstrual Syndrome:PMS)のちょっと酷いタイプかもしれないね。月経前に気分が落ち込んだりイライラしたりは女性なら良くあることですよ。でもたまにすごく思い詰めて自殺してしまう人もいるから気をつけてね〜。」

PMSで亡くなってしまう人もいるのになんだか軽い言い方だな…(-_-;) とは思いましたが、とりあえずその時は普通の状態だったのであまり気にせず、O病院受診後に家に帰ることにしました。

しかしこの翌月、私は本当に「もう自分は死ぬしかない……!」という所まで追い詰められてしまったのです。


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東京大学農学部、同大学院農学生命科学研究科修士課程修了。メーカーの研究所に就職して以来様々なバイオ研究に従事し、製品開発につなげたり論文を書いたりしてきました。
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