2019年03月26日
☆産後8ヶ月:一旦実家に帰るも2週間で帰宅
M病院の精神科受診後は特に何事もなかったかのように普通に過ごせていた私ですが、最初のうつ症状が現れてから約1ヶ月後にまた急に気分が落ち込んでしまい、布団から起き上がれなくなってしまいました。
私はすぐに実家の母に電話で泣きながら相談し、先月の事もあって私の体調をすごく心配していた母は
「一旦一緒に実家に帰ろう。お父さんとお母さんが一緒にいた方がAyakoのことも孫のことも支えてあげられると思うし、何よりお母さんが心配だからAyakoのそばにいたいよ。」
と言ってくれて、その日はたまたま母の仕事が休みだったためすぐに新幹線で私の家に駆けつけてくれました。
私は新幹線の距離を移動する自信がなくて不安でしたが、荷物の準備も子供の世話も全て母がやってくれて、しばらく私と子供は実家でお世話になることになりました。
母はすぐに実家近くの精神科O病院の受診予約をしてくれましたが、予約が混んでいたので受診日は実家に帰って2週間後とだいぶ遅くなってしまいました。
実家では子供のご飯もお風呂も両親がお世話を引き受けてくれて、私はずっと布団に横になったきりで子供が遊んでいるのを眺めていたり、時々寝ながら授乳するくらいでした。
「いい年して両親にすごく迷惑をかけてしまっている。私は本当に何もできていない。私なんかママになる資格なんてなかったのに、どうしてこの子のママになってしまったんだろう。先月に気分転換すれば良いと教えてもらったのに、全然前向きになれずに布団に寝たきりだ。私は本当に何もかもダメだな…。」
いくら布団の中にいても気持ちを前向きに切り替えることができず、食欲も動く意欲も湧かなくて、子供のお世話をしなきゃいけないと気持ちが焦るばかりで体は全然動かない。
ただただ自分の惨めさ、情けなさ、ダメさ加減に絶望し布団の中で泣き続けていました。
そんな日が6日ほど続いたある日、たまたま父が昼ご飯にスパゲティを作って持ってきてくれたのを見て
「あれ…?何となく食べれそうな気がする…?」
と気づき、それまでほとんど食欲がなかったのに、そのままの勢いでスパゲティを1皿完食できてしまったのです!
その後は急に気分が上向いて普段通りに生活できるようになり、ついさっきまでどうしてあんなに落ち込んでいたのか良く分からなくなりました。
私「お母さん、どうして急に体調が悪くなったり良くなったりするんだろうね?」
母「この前調子が悪くなった時はちょうど1ヵ月前でその直後に月経が来たし、今回も数日間調子の悪い日が続いた後に月経が来るのとほぼ同時に元気になったし…。もしかして先月月経が再開したから月経周期と何か関係があるんじゃないの?」
私「あ、そういえばそうだね!月経が再開する時に女性ホルモンのバランスが大きく変わるらしいから、ホルモンバランスに異常が起きて気分の浮き沈みが激しくなったのかもしれないね!」
私の母は薬剤師で、薬学専門の母と生物学専門の私だからこそ、気分の落ち込み症状が現れて2回目ですぐに月経周期との関連性に気づけたのかもしれません。
O病院を受診する頃にはすっかり元の元気な状態に戻っていたので担当の医師とは雑談をするだけで終わりましたが、念のため月経との関連について相談してみました。
医「それは確かに月経前症候群(Pre-menstrual Syndrome:PMS)のちょっと酷いタイプかもしれないね。月経前に気分が落ち込んだりイライラしたりは女性なら良くあることですよ。でもたまにすごく思い詰めて自殺してしまう人もいるから気をつけてね〜。」
PMSで亡くなってしまう人もいるのになんだか軽い言い方だな…(-_-;) とは思いましたが、とりあえずその時は普通の状態だったのであまり気にせず、O病院受診後に家に帰ることにしました。
しかしこの翌月、私は本当に「もう自分は死ぬしかない……!」という所まで追い詰められてしまったのです。
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