2019年03月23日
母乳をあげたいと思うのは「宗教」なのか?
できるだけ人工粉ミルクを使わずに母乳で子供を育てたい、と周囲の人達に言うと「母乳は大変だし母乳にこだわり過ぎる必要はない」とよく言われます。
「母乳神話」「母乳スパルタ教」のように、子供に母乳をあげたい願いはどこか宗教のように思われてしまう場合もある気がします。
だけど私としては、「ヒトの母乳=普通の食事、人工粉ミルク=栄養剤の点滴」のようなものだと考えています。
例えば出生直後の私の子供のように吸う力が弱くて自力で母乳を飲めない場合、「栄養剤の点滴」を与えて新生児が栄養不足にならないよう注意深く見守っていくことはとても重要です。
そして成長に伴って吸う力が強くなってきたら、ほんの少しずつでも良いので「普通の食事」を食べられるように子供に練習してもらい、最終的には「栄養剤の点滴」を卒業して「普通の食事」だけで十分に栄養が取れるようになるのが理想です。
参考文献にもありますが、どんなに科学技術が進歩しても、人工粉ミルクがヒトの母乳と同じ品質になる日は来ません。
ママと子供が住んでいる各環境に応じてヒトの母乳は常に免疫系成分が最適化されており、どんな環境でも子供の健康を守るために役立ってくれます。
ただ現代の人工粉ミルクも大変品質が良くなってきているので、何らかの理由で子供が母乳を飲めない場合は安心して人工粉ミルクを代替栄養源として使ったら良いと思います。
【参考文献】
ちょっと理系な育児ブログ(https://rikei-ikuji.com/?p=7048、https://rikei-ikuji.com/?p=7045)
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