2021年10月19日
★健診の体重不足の指摘と発達相談
皆様、こんにちは(*^_^*)
コロナ禍で少し延期になりましたが、7月に下の子の3ヶ月健診に行ってきました。
会場は消毒を徹底しながらですがとてもたくさんの赤ちゃんで賑わっており、うちの子も初めてたくさんの赤ちゃんを見てずっとキョロキョロ興味津々の様子でした。
(3ヶ月健診の結果。)
この時に体重の増えがちょっと少なく栄養状態が心配、人工ミルクの補足が必要かもしれないと小児科医に言われ、追加の発達相談を受けるように指導されました。
しかし私としては母子手帳に記載の発育曲線を基にした評価に疑問があったため、出生時からベビースケールで測定していた身長・体重データを日本版とWHO版の曲線に両方当てはめてみました。
(日本版:厚生労働省が平成22年に調査した統計結果に基づいて作成された乳幼児身体発育曲線。)
(WHO版:乳幼児の成長に関する国際的研究調査によって収集したデータを用いた標準的な乳幼児の成長基準曲線。)
測定結果のグラフは、いずれもスマートフォンアプリ「ぴよログ」を用いて作成しました。
グラフを見ると分かる通り、体重については、日本版で対象児の出生時体重が3%タイル以上であり、生後4ヶ月以降は3%タイル未満である一方、WHO版では出生時から生後7ヶ月の現在まで一貫して3%タイルを若干下回る値で体重が推移していました。
発達相談は当初8月の予定でしたが私が入院になってしまって連れていけなくなったため、生後7ヶ月の10月になってから行きました。
私「WHOの曲線は正期産の赤ちゃんのデータのみを使ってスタンダード曲線を作成していますが、日本版は早産の子も含めて曲線を作成しているから、かなり多くの低出生体重児が3%タイル以上の範囲に収まっていますよね?かつ、WHO版は母乳のみで健康に育っている子のデータですが、日本版は母乳・混合・人工と栄養法もバラバラで母親の裁量に任されているから人工ミルクのあげすぎの可能性も否定できないし、その辺りはどうなのでしょうか?」
発「それがこの曲線のイマイチなとこやねんな〜。開業医の小児科医はわかってない人もおるけど、この子は-2SDの線に沿って順調に増えとるから何も問題ないよ。1歳で7kgぐらいを目安に思っとったらええよ〜(^^)」
私「そうなんですね!ありがとうございます」
発「うん、首もしっかりすわっとる、おすわり、腹ばい、おっ方向転換もするのか〜。」
私「はい、家ではお腹をつけながらですがハイハイで動き回っています。」
発「小さいながらこの子なりにホンマ順調に育っとるな。何で発達相談なんか来なあかんねんて思ったかもしれへんけど、全然問題ないから何も気にせんといてな。わざわざ来てもらったけど、この子はとっても順調です。他に何か聞きたいことある?」
私「いえ、何もないです。本当にありがとうございました(*^▽^*)」
やはり思った通り、母子手帳の曲線を基にした乳幼児の発育評価にはいろいろ課題があるようです。
WHOの基準では、健康に関する最適な環境条件の下での、生まれてから5歳までの健康な乳幼児の成長が示されており、民族・社会経済的地位・栄養法の種類に関わらずあらゆる場所の全ての乳幼児に適用することができるとされています。
特にうちの子のような低出生体重児において、体重増加から発育の良・不良を評価する場合には日本版でなくWHO版の曲線を参照することが望ましいと思います。
それにしても、小児科医の中には発達を適切に評価できない人もいるというのは薄々感じていましたが、発達相談の先生にはっきり言われたのは驚きました(;´・ω・)
他の国家資格保有者にも言えることですが、単に資格を持って仕事をしているだけでは必ずしも全員スキルが高いわけではなく、日々スキルを磨く努力を続けることが必要と思います。
【参考文献】
乳幼児身体発育調査|厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/73-22.html)
乳幼児身体発育調査/乳幼児の身体発育に関する研究(https://www.niph.go.jp/soshiki/07shougai/hatsuiku/index.htm)
Child growth standards - WHO | World Health Organization (https://www.who.int/tools/child-growth-standards)
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コロナ禍で少し延期になりましたが、7月に下の子の3ヶ月健診に行ってきました。
会場は消毒を徹底しながらですがとてもたくさんの赤ちゃんで賑わっており、うちの子も初めてたくさんの赤ちゃんを見てずっとキョロキョロ興味津々の様子でした。
(3ヶ月健診の結果。)
この時に体重の増えがちょっと少なく栄養状態が心配、人工ミルクの補足が必要かもしれないと小児科医に言われ、追加の発達相談を受けるように指導されました。
しかし私としては母子手帳に記載の発育曲線を基にした評価に疑問があったため、出生時からベビースケールで測定していた身長・体重データを日本版とWHO版の曲線に両方当てはめてみました。
(日本版:厚生労働省が平成22年に調査した統計結果に基づいて作成された乳幼児身体発育曲線。)
(WHO版:乳幼児の成長に関する国際的研究調査によって収集したデータを用いた標準的な乳幼児の成長基準曲線。)
測定結果のグラフは、いずれもスマートフォンアプリ「ぴよログ」を用いて作成しました。
グラフを見ると分かる通り、体重については、日本版で対象児の出生時体重が3%タイル以上であり、生後4ヶ月以降は3%タイル未満である一方、WHO版では出生時から生後7ヶ月の現在まで一貫して3%タイルを若干下回る値で体重が推移していました。
発達相談は当初8月の予定でしたが私が入院になってしまって連れていけなくなったため、生後7ヶ月の10月になってから行きました。
私「WHOの曲線は正期産の赤ちゃんのデータのみを使ってスタンダード曲線を作成していますが、日本版は早産の子も含めて曲線を作成しているから、かなり多くの低出生体重児が3%タイル以上の範囲に収まっていますよね?かつ、WHO版は母乳のみで健康に育っている子のデータですが、日本版は母乳・混合・人工と栄養法もバラバラで母親の裁量に任されているから人工ミルクのあげすぎの可能性も否定できないし、その辺りはどうなのでしょうか?」
発「それがこの曲線のイマイチなとこやねんな〜。開業医の小児科医はわかってない人もおるけど、この子は-2SDの線に沿って順調に増えとるから何も問題ないよ。1歳で7kgぐらいを目安に思っとったらええよ〜(^^)」
私「そうなんですね!ありがとうございます」
発「うん、首もしっかりすわっとる、おすわり、腹ばい、おっ方向転換もするのか〜。」
私「はい、家ではお腹をつけながらですがハイハイで動き回っています。」
発「小さいながらこの子なりにホンマ順調に育っとるな。何で発達相談なんか来なあかんねんて思ったかもしれへんけど、全然問題ないから何も気にせんといてな。わざわざ来てもらったけど、この子はとっても順調です。他に何か聞きたいことある?」
私「いえ、何もないです。本当にありがとうございました(*^▽^*)」
やはり思った通り、母子手帳の曲線を基にした乳幼児の発育評価にはいろいろ課題があるようです。
WHOの基準では、健康に関する最適な環境条件の下での、生まれてから5歳までの健康な乳幼児の成長が示されており、民族・社会経済的地位・栄養法の種類に関わらずあらゆる場所の全ての乳幼児に適用することができるとされています。
特にうちの子のような低出生体重児において、体重増加から発育の良・不良を評価する場合には日本版でなくWHO版の曲線を参照することが望ましいと思います。
それにしても、小児科医の中には発達を適切に評価できない人もいるというのは薄々感じていましたが、発達相談の先生にはっきり言われたのは驚きました(;´・ω・)
他の国家資格保有者にも言えることですが、単に資格を持って仕事をしているだけでは必ずしも全員スキルが高いわけではなく、日々スキルを磨く努力を続けることが必要と思います。
【参考文献】
乳幼児身体発育調査|厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/73-22.html)
乳幼児身体発育調査/乳幼児の身体発育に関する研究(https://www.niph.go.jp/soshiki/07shougai/hatsuiku/index.htm)
Child growth standards - WHO | World Health Organization (https://www.who.int/tools/child-growth-standards)
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