2009年04月03日
急性ソケイヘルニア!
おはようございます。
今日は、急性ソケイヘルニア!です。
早く言えば脱腸のことです。
なんだか医学用語で言うとかっこよく聞こえるから不思議です。
小さい子供などはかかりやす病気の一つだそうです。
赤ん坊のころ夜泣きをすると脱腸に・・・
それが癖になると慢性の脱腸になるのだそうです。
それも、大人になると自然に治る・・・
腸の降りてくる穴が自然に小さくなり治るのだそうです。
我輩の場合小さい頃に脱腸の経験があったのですが
社会に出る頃にはそんなこともすっかり忘れ元気に生活をしていたんです。
前々回のお話でも少ししたのですが
冬の時期には格闘技や持久走が盛んになるのです。
プロ野球のシーズンの反対みたいなものです。
奈良県で開催された西日本大会から以降、我輩は銃剣道の強化要員として
毎年訓練や合宿に参加をする事に・・・
そんなある年の出来事です。
もともと体の小さい我輩は武道や格闘技ともなると
どうしても不利な状況になるのです。
相手の体格負けて場外に飛ばされるなんてこともたびたびです。
かと言って俊敏さでカバーできるほどの素早さはなく
利を最大限に活かすしか戦う方法はない・・・
その時の我輩の相手には同期の中でも体格の良い少し体重の多めの
隊員が練習の相手になってくれていたのです。
なるべく力点と支点を最大限に利用できる体制かつ
相手の一番不利な体勢を利用
ところが、我輩、あの日以来時々力が自分のものでないと思えることが
あったのです。
その時も大きな体を我輩の小さな体で持ち上げるような
体制になってしまったのです。
木銃はキシミ今にも折れそうなほどしなった時、
我輩の耳に何かの切れる音が聞こえたのです。
その音は我輩の下腹部のあたり・・・何かがはじける・・・
はじけて切れる・・・・その音とともに我輩の体から今までの力がすべて抜け
立っていることもできないほどの痛みに襲われたのです。
幸い夕方の訓練終了の時間間際だったこともあってその日の練習は終了
我輩は痛みをこらえ終礼に参加
その日の、食事ものどを通らず入浴だけを済ませたのです。
病院へ行こうか迷ったのですが湯船につかっていると
体が温まり今までの痛みも嘘のようになくなったのです。
病院に行くまでもないな・・・そう考えた我輩はその日はそのまま就寝
夜中に再び痛みに・・・・朝までの我慢・・・
横たわって朝まで待ったのです。
ところが、痛みはだんだん麻痺して来るような感じ・・・
しばらく様子を見てみよう・・・今まであまり医者にかかったことのない
我輩はつらさを我慢したのです。
訓練が終わればお風呂へ・・・温まると痛みも消える・・・
3日過ぎたある朝・・・・下腹部の痛みに耐えがたいものを感じ
上司に病院へ行くことを伝え近くの自衛隊病院へ行ったのです。
そこで初めて急性ソケイ部ヘルニア!と診断され緊急入院
そのまま緊急オペをする事になったのです。
病院の看護婦さんの指示で下腹部の毛の処理をした後手術室へ
病名を解り易く教えてほしいいと看護婦さんに聞くと
笑いながら「脱腸」・・・あまりの恥ずかしさに部隊には黙っててくれ・・・
叫ぶ我輩を乗せたまま手術室へと入っていたのです。
あの、何かに憑かれた感じから以降????
それ以前から???我輩本来の力以上のものが出てたのかも・・・
火事場のくそ力・・・なんて言うのもこうした部分のことなのかも・・・
それ以降訓練中も絶えず脱腸が気になっていたのは言うまでもありません。
明日は、箪笥の下敷き!です。
では、また。
今日は、急性ソケイヘルニア!です。
早く言えば脱腸のことです。
なんだか医学用語で言うとかっこよく聞こえるから不思議です。
小さい子供などはかかりやす病気の一つだそうです。
赤ん坊のころ夜泣きをすると脱腸に・・・
それが癖になると慢性の脱腸になるのだそうです。
それも、大人になると自然に治る・・・
腸の降りてくる穴が自然に小さくなり治るのだそうです。
我輩の場合小さい頃に脱腸の経験があったのですが
社会に出る頃にはそんなこともすっかり忘れ元気に生活をしていたんです。
前々回のお話でも少ししたのですが
冬の時期には格闘技や持久走が盛んになるのです。
プロ野球のシーズンの反対みたいなものです。
奈良県で開催された西日本大会から以降、我輩は銃剣道の強化要員として
毎年訓練や合宿に参加をする事に・・・
そんなある年の出来事です。
もともと体の小さい我輩は武道や格闘技ともなると
どうしても不利な状況になるのです。
相手の体格負けて場外に飛ばされるなんてこともたびたびです。
かと言って俊敏さでカバーできるほどの素早さはなく
利を最大限に活かすしか戦う方法はない・・・
その時の我輩の相手には同期の中でも体格の良い少し体重の多めの
隊員が練習の相手になってくれていたのです。
なるべく力点と支点を最大限に利用できる体制かつ
相手の一番不利な体勢を利用
ところが、我輩、あの日以来時々力が自分のものでないと思えることが
あったのです。
その時も大きな体を我輩の小さな体で持ち上げるような
体制になってしまったのです。
木銃はキシミ今にも折れそうなほどしなった時、
我輩の耳に何かの切れる音が聞こえたのです。
その音は我輩の下腹部のあたり・・・何かがはじける・・・
はじけて切れる・・・・その音とともに我輩の体から今までの力がすべて抜け
立っていることもできないほどの痛みに襲われたのです。
幸い夕方の訓練終了の時間間際だったこともあってその日の練習は終了
我輩は痛みをこらえ終礼に参加
その日の、食事ものどを通らず入浴だけを済ませたのです。
病院へ行こうか迷ったのですが湯船につかっていると
体が温まり今までの痛みも嘘のようになくなったのです。
病院に行くまでもないな・・・そう考えた我輩はその日はそのまま就寝
夜中に再び痛みに・・・・朝までの我慢・・・
横たわって朝まで待ったのです。
ところが、痛みはだんだん麻痺して来るような感じ・・・
しばらく様子を見てみよう・・・今まであまり医者にかかったことのない
我輩はつらさを我慢したのです。
訓練が終わればお風呂へ・・・温まると痛みも消える・・・
3日過ぎたある朝・・・・下腹部の痛みに耐えがたいものを感じ
上司に病院へ行くことを伝え近くの自衛隊病院へ行ったのです。
そこで初めて急性ソケイ部ヘルニア!と診断され緊急入院
そのまま緊急オペをする事になったのです。
病院の看護婦さんの指示で下腹部の毛の処理をした後手術室へ
病名を解り易く教えてほしいいと看護婦さんに聞くと
笑いながら「脱腸」・・・あまりの恥ずかしさに部隊には黙っててくれ・・・
叫ぶ我輩を乗せたまま手術室へと入っていたのです。
あの、何かに憑かれた感じから以降????
それ以前から???我輩本来の力以上のものが出てたのかも・・・
火事場のくそ力・・・なんて言うのもこうした部分のことなのかも・・・
それ以降訓練中も絶えず脱腸が気になっていたのは言うまでもありません。
明日は、箪笥の下敷き!です。
では、また。