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プロフィール

評論家
36歳・独身、親元実家暮らし、第一子で長男、現住所は東京都内。 35歳の時に痛感したのは、自分の宿業(カルマ)=宿命というテーマ。 私は既に以前までの生き方や生活を変えているのに、周囲の私に対する印象は変わっていない。 私は既に何人かの女性たちとオフパコしている(中出しも経験済み)のに、周囲には未だに童貞だと勘違いされている。 子供の頃は据え置き型ゲームの熱心なプレイヤーでしたが、それはもう15年以上前に辞めていて、今は自宅に一機もゲーム機を持っていないのに、周りの同世代からは未だにゲーマーだと誤解されている。 また、18歳〜20代前半までは確かにひきこもり系ニートでしたが、今は外で働ているのに、未だにニートではないかと周りは疑っている。 真面目にやっているのに、誤解しかされていない。これが私の宿業(カルマ)=宿命です!\(^w^)/
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2013年05月15日
ジュネス企画ニューリリース! 今回の三本は、全て、フィルムノワール作品です!(^0^)v


夜までドライブ [DVD]

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ガラスの鍵 [DVD]

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 前の記事で、タイプ2の性倫理とキリスト教の性倫理の関連性について、述べるつもりでいたのですが、

 先に、ジュネス企画のニューリリース商品が、本邦予約開始となったので、紹介しておきます。

 私が自分で記事を書くよりも、ジュネス企画側が公表している情報の方が遥かに信頼に値するので、

 以下に、そのデータを引用しておきます(^^)


『夜までドライブ』

They Drive by Night
ワーナー・ブラザース映画-1940-/日本未公開

 日常生活に嫌気のさした女を乗せたことから、トラック運転手のジョーは彼女と親しくなる。一方、彼は雇い主の妻からも愛を迫られていた。彼女は事故死にみせかけて夫を殺害するのだが、ジョーをあきらめて彼を犯人に仕立てあげようとするのだった。ラフトの代表作のひとつとなったロード・ムービーの傑作。
監督: ラオール・ウォルシュ
脚本: ジェリー・ウォルド、他
撮影: アーサー・エディソン
音楽: アドルフ・ドイチェ

出演: ジョージ・ラフト
      アン・シェリダン
      アイダ・ルピノ
     ハンフリー・ボガート
     
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¥5,040(税込)・バーコード: 4988182111799
片面・1層/スタンダード・サイズ/ドルビー・デジタル/モノラル
日本語字幕・オンオフ可/オリジナル英語音声/チャプター付


『ガラスの鍵』

The Glass Key
パラマウント映画-1942-/日本未公開

 ならず者ではあるが地域の実力者ポールが殺人事件に巻き込まれた。しかし無実を信じた彼の片腕のエドが事件の真相を探ろうと動き始める。冒頭でいきなりポールに平手打ちをくわせる彼の好きな女、ギャングに執拗に痛めつけられるエド、ストーリーの意外な展開をはじめ、見所たっぷりのフィルム・ノアール作品。

監督: スチュアート・ヘイスラー
脚本: ジョナサン・ラティマー
撮影: セオドア・スパークル
音楽: ヴィクター・ヤング 出演:ブライアン・ドンレヴィ
     ヴェロニカ・レイク
     アラン・ラッド
     ボニタ・グランヴィル


JVD−3280・モノクロ・81分・セル&レンタル
¥5,040(税込)・バーコード: 4988182111805
片面・1層/スタンダード・サイズ/ドルビー・デジタル/モノラル
日本語字幕・オンオフ可/オリジナル英語音声/チャプター付


『拳銃貸します』

This Gun for Hire
パラマウント映画-1942-/日本未公開

 グレアム・グリーンの原作の映画化作品。依頼主に裏切られ警察に追われる身となった殺し屋が、列車内で謎の女と知り合う。しかし、彼女は事件を追う刑事の恋人だった。ヴェロニカ・レイクは歌を聴かせ、見事な手品捌きを見せてくれる。またアラン・ラッドの出世作であり、クレジットでも新人として紹介されている。

監督: フランク・タトル
脚本: アルバート・モルツ、他
撮影: ジョン・サイツ
音楽: デヴィッド・バトルフ 出演:ヴェロニカ・レイク
     ロバート・プレストン
     アラン・ラッド
     レイアード・クレイガー


JVD−3281・モノクロ・81分・セル&レンタル
¥5,040(税込)・バーコード: 4988182111812
片面・1層/スタンダード・サイズ/ドルビー・デジタル/モノラル
日本語字幕・オンオフ可/オリジナル英語音声/チャプター付


 今回リリースの予約商品は、三本全てがフィルムノワールですので、

 マフィア映画ファン、犯罪映画ファンの方には、お勧めです!

 が、既にご存知のことでしょうが、三本とも、全て、白黒映画なので、

「白黒映画を愛せるほど、まだ、たくさんの映画を観ていない」という方は、購入の際、注意をして下さい。











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Posted by 評論家 at 14:03 | この記事のURL
2013年05月10日
タイプ2の精神病理(仮題)
 私が悩んでいたのは、要するに、タイプ2との人間関係だったのだ、と、最近は良く気付くようになりました。

 タイプ2というのは、エニアグラムの性格類型でいう所のタイプ2です。(詳しくは、ウィキを参照して下さい)

 某掲示板での炎上記事では、鶏ガラ野郎なるHNから、「エニアグラムなんか、コールドリーディングと同じだ!」との中傷や煽りを浴びましたが、

 やはり、私は当たっていると思うのですね。

 私は、ニートのまま作家になることに成功した田中慎弥(40)氏とは違い、まぁ、ブログ以外にもホドホドにバイトをしたことはあるのですが、

 やはり、男のタイプ2とは、どこかで巧く噛み合わないのですね。

 タイプ4を自認する私にとっては、男同士の友情の成立例として、

 ほとんどホモイズムにも似通った、「タイプ2とタイプ4の組み合わせ」は、様々な局面で目にしたことがあるのですが、

 私自身、自分が折伏したタイプ2の友人とは初めは、仲が良かった。

 ところが、様々な考えの行き違いで、私は、この友人を敵に回してしまい、その為、彼は私に対し、敵愾心を持ってしまった。

 このタイプ2の友人というのは、いうまでもなく、HN・アンダーソン(五期生香取)です。

タイプ2の場合、

 激情的な自己愛は、

 他人を必要としないと自負する自惚れで表現されます。


 その為か、私は今まで、無職やニートのタイプ2とは出会ったことがありません。

 大抵のタイプ2は、他人に依存したり、甘えたりすることが大嫌いなので、最低でも、幾つかのアルバイトを掛け持ちするくらいのことはやっています。

 偶に、フリーターのタイプ2がいるとしても、やはり、彼等の多くは「自立」しています。

 これは、「仕事に対して真面目」というよりも、根源的に、彼等の意識の根底にある行動・行為なのでしょう。

 だから、余程、重態の怪我や病気に陥らない限り、タイプ2で、「無職・ニート」の選択を選んでいる若者は一人もいないと思います。

(逆に、最も、「無職」、「ニート」、「ひきこもり」が多いのが、タイプ4なのですね。往々にして、悪い状態に陥ったタイプ4は、働かないのですね。)

 この一事だけでも、やはり、エニアグラムは当たっていると思います。

 また、某掲示板でのアンダーソンの中傷や煽りをご覧頂ければ分かると思いますが、

タイプ2が目指す自己実現は、

他人が自らの無力さを承認することの上に成り立っているのです。


 私が、香取勇進(HN・アンダーソン)との関わりの中で、最も、悩んだのはコレなんですね。

 タイプ2のほとんどは、

実際は、他人が自分を必要とするように、

相手をコントロールしているのに、

その相手がそうした状況に陥ることを拒絶すると、


「俺の言うことが何で聞けないんだ!? キキキーーーーッ!」

 と、なるわけです。

 往々にして、自意識の高いタイプ4は、驕慢なタイプ2の犠牲者だったりするわけです。

 秋葉原の連続通り魔でも良いし、土浦の通り魔、最近では、築地の通り魔でも良いのですが、

 こういう犯罪を起こす精神病者の人間関係の背後にあるのは、

 彼等が敵に回してしまったタイプ2の上に記したような悪質な行為が関連しているのではないですかね?

 私の独断だと、いじめっ子には、意外に、タイプ2が多い気がするんですね。

 集団内で相手を孤立させたり、スケープゴートしたりして、気に入らない人間を「排除」させたりする動きも、タイプ2が一番、巧い。

 それは、従来の優しいタイプ2ではなく、「人助け」とは正反対の、裏の性格を表面化させたタイプ2の行為だったりするわけです。

 何かが原因で、優しさを切り捨てたタイプ2が、タイプ4や精神病者に対し、彼等の無力さを承認させようとする時に、

 窮地に陥ったタイプ4や精神病者は、錯乱状態になって、外で刃物を振り廻すのでしょう。

 これらの狂人が事件を起こす背景には、必ず、敵に回ったタイプ2の存在がある筈です。

 秋葉原の連続殺傷通り魔事件が起こった後に、「自分もこの事件の加害者のような気持ちになったことがある」等々と、共感する若者が続々と現れましたが、

 その背景には、ほとんどの人が一度は接したことのあるタイプ2とのこうした人間関係での軋轢も、原因の一つとして存在するのではないでしょうか?

 タイプ2はまた、本当の現実を覆い隠している見せかけを暴露しようとします。

 香取くんが私に対し、私の何を暴いてみせたかったのか、それは私には解りません。

 ですが、彼には、彼の知りたいことがあったに違いありません。

 タイプ2の人々は陰口を言って、これまで特別に親しかった友人を貶し、復讐しようとします。

 何だか興奮して来たので、この件に関しては、章を変えて新たに書き足します。

 次は、キリスト教の性倫理とタイプ2の関連について、適当過ぎることを書きます。





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Posted by 評論家 at 16:59 | この記事のURL
2013年05月10日
文壇のブームは、今、福田和也です!
 村上春樹の新作は文庫になるのが早い。

 ふた月ほど前に発行された新刊。

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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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 どうせ、すぐに文庫になるのでしょう。

 クレジットの枠を今月も使い果たしている私には、まだ買う予定がありません。

 去年かその前に、『1Q84』の単行本全3巻や最新エッセイなどが、僅か半年で文庫化されていたのに驚いて、

「確かにあれだけ売れていればなぁ〜」と納得する一方で、春樹氏の新刊は発行した時点で、文庫化が決定しているから、それが出るまで待とうという思考に転換しました。

 それにしても、夜中の零時に書店の前に行列をつくって、彼の新刊を買いに来る人というのは一体、何なのでしょうね。

 今は、アマゾンの他にもネット書店が普及しているのだから、そこで予約すれば、翌日には商品が届いている筈なんですが、皆さん、クレジットカードとか普通に使わないのでしょうか?

 その上、奇妙な事に、

 最近、ちょっとした偶然で、ヤフオクの古書のタグを開いてみたら、既に、春樹氏のこの新刊が何十冊も出回っていたのですね。

 これにはちょっと驚いて、「折角、買った本なのに、読み終わったら、そのまま売っちゃうの〜〜?」と、甚だ呆れてしまいました。

 書店の前に行列をつくっていた人たちが、猛スピードで読み終わってしまった後、すぐに古本に出していると考えるのは、早計でしょうが、

「一度読んでしまえば、それでお終い」、「用が済んだら、もう要らない」的な発想で、その後の文学史に銘記されるかもしれない春樹氏の作品を早々にオークションに出してしまうのは、

 やはり、私みたいな凡人は、「勿体ない」と思ってしまうわけです。

 私は、元々、行列に並ぶことが大嫌いな性質なんですね。

 皆が欲しがっていたり、求めたりしているモノは、本当にそんなに良い代物なのかと、逆に疑ってしまうんですね。

 だから、AKBにも反応しないし、今、話題の芸能人とやらにも興味がない。

 自分の価値観と、自分自身の基準で、興味の対象や関心の範囲を絞り込みます。

 私は、素朴な自己確信に基づいた独我論者なので、興味の対象から除外されたモノには、ほとんど関心を示しません。

 自分の認識と判断は、他ならぬ自分自身にとっては、「絶対」なのです。

 それにしても、村上春樹はどうして、こんなにも人気が高いのでしょうね。

 反対に、既にノーベル賞作家としての肩書がある大江健三郎氏の作品は、ほとんど話題になりません。

 で、三島由紀夫と谷崎潤一郎の作品は、今も若者の間で、人気が高い。

 最近の若者の間で、自決した三島が「格好悪い」とか「気違い」と判断されないのは、勿論、日本が右傾化しているからでしょう。

 石原慎太郎元東京都知事も、本が売れているかどうかは知りませんが、国政に復帰できるほど国民の人気は高い。

 この「三島」と、「慎太郎」と、「春樹」の三名が揃って、今も人気が高いのは、私の独断的見地からいうと、

「要するに、福田和也のブームなのではないか?」

 と、思ってしまうわけです。

 現在の文壇をリードしている知性は、紛れもなく、福田和也です。

 彼の著書である『作家の値うち』(正・続)は現在・絶版ですが、

 とはいうものの、ここ十年の間に、彼が文壇に与えた衝撃は、並大抵ではないモノがあり、

 まさに、福田氏をして、「日本のサント・ブーヴ」と、言わしめるべきでしょう。

 時代をリードしたいなら、福田の批評を追え! という空気が、出版界の到る所に充満しているような気がします。

(私の錯覚でしょうか?)

 現に、数年前にも、リリー・フランキーの『東京タワー』が発行された時、真っ先に、高い評価を与えたのは、福田和也氏で、実際に、リリー氏のこの本は尋常ではない売れ行きを示しました。

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)

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 福田和也という人は、東大元総長の蓮実重彦氏を平気で敵に回して、大喧嘩をするような無頼漢ですが、

 批評家にして、「預言者」の資質を兼ね備えた、彼の文壇やマスコミへの影響力には、甚だ、恐るべきものが宿っているとしか言いようがありません。

 一般人の間で、知名度の高い人物かというと、決して、そうではありませんが、「知っている人は、知っている」と噂に上るほどの人物であることは確かです。

 まぁ、要するに、「実力者」なのでしょう(^^)





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Posted by 評論家 at 12:59 | この記事のURL
2013年05月08日
拳銃のコレクション(?) 野球マニア(?)
 最近、酒ばかり飲むようになったので、前後の脈絡が異なる記事を発信してしまうかも知れませんが、今回も例によって、自分の書きたいことを書き、言いたい事を言います。

 大型連休の最終日、テレビの特報番組やワイドショーでは、長嶋茂雄と松井元大リーガー選手の国民栄誉賞受賞セレモニーの報道で埋め尽くされていましたね。

 その時のホットな話題に対し、いつも興奮して反応する私の元友人(香取勇進のこと)がいたら、野球にもサッカーにも無関心な私の前で、わざとあけすけに、

「昨日ほど、凄い夜はなかったよなぁ!」と、言いそうです。

 昨日のニュースでは、マスコミの前では出不精の村上春樹がファンを集めて、講演会を開催したとか、これもそれ相当にホットな話題でした。

 さて、

 しかし、どれだけ世の人々が一つの話題に関心を集めたとしても、そのテーマに対しては依然として無関心なままでいる、「局外者」というのはいるもので、

 先の伝説的な日本野球選手の国民栄誉賞受賞セレモニーにしても、

 野球には無関心なままでいる私にとっては、やはり、自分の生活の外で起きた出来事としか思えないですし、

 熱狂したり喜んだりしているのも、やはり、少年時代から近所の草野球などでバットを握って、野球に親しんだ経験のある人たちばかりなのではないか? という気がしないでもないわけです。

 私は、保坂和志や村上春樹の小説を通して、逆に、彼等の世代にとっての「野球」というのが何だったのか、良く考えることがあったという程度で、

 それは、野球それ自体に関心があるのではなくて、「作家」や「文学」というフィルターを通じて、「野球」を傍観している感覚に近いと思います。

 例えば、保坂和志の最高傑作『カンバセーション・ピース』(現在もなお絶版のまま・復刊求む)には、野球マニアのコレクター的心境なるものが克明に綴られていて、それが描かれているだけでも、近代日本文学史に銘記されるべき非常に印象深い心象風景なのですが、

 イチローが何とかの試合でヒットを打った球を集めているとか、松井が4番の背番号を着た時に打った球やバットが高値だとか、

 野球マニアのコレクターの方って、傍から見たら、何が何だか訳が分からないコレクションをされている方が多いですよね。

 これは、鹿島茂が集めている膨大な古書・洋古書のコレクションだって同じですし、切手マニアや鉄道マニア・模型マニアが蒐集しているコレクションだって似たようなものだと思います。

 先月か先々月も、渋谷の東横線が閉鎖されて新しくなるとかどうとかで、「撮り鉄」と呼ばれる鉄道写真マニアが一挙に渋谷で集まり、大変な騒ぎだったらしいですが、

 これだって、元々、詳しくもないし、関心もない人にとっては、「何を騒いでいるの?」ということになりますよね。

 私はつい最近、拳銃のコレクション(!)を大切に保管するマニアが次々と犯罪を重ねるフィルム・ノワールの白黒映画を観ました。

 勿論、アメリカ映画なのですが、最近では「銃の規制」が叫ばれているアメリカでも、幼い頃から拳銃を見て育っていると、それに対して異様な愛着と関心が湧いてしまうので、

 拳銃のコレクションに走る「拳銃マニア」なるものの存在も決して珍しくないことになります。

 当然、アメリカでは、拳銃を買い物で手に入れます。

 50セントやザ・ゲーム(MCの名前)のようなギャングスタたちも、仲間内で自慢し合えるような銃のコレクションを持っているに違いありません。アメリカでは、これだって「買い物」ですからね。

 文豪バルザックは、現在の日本円に換算すると最低でも300万円はするアラビア織り高級絨毯を幾枚も買い揃えていたという事ですし、愛人にも贈っていたそうです。バルザックやデュマの浪費癖は、フランス文学史においては最も面白い話題ですね。

 石原慎太郎の小説にも、自家所有のヨットを破損させたくないがために、一位でリードしていたヨットレースをゴールせずに棄権するという作品があります。

 これは、自分の家に高級ヨットを十台以上、所有している石原さんご自身の「コレクターの心理」といえるものでしょう。

 石原さんは十代の時、自分の父親に80万円はするヨットを買って貰ったそうですが、彼のヨットのコレクションは、その時の一台で終わる筈もなく、

 その後も、日本製のヨットに留まらず、海外まで足を運んで、諸外国でも高値のヨットを競り落としています。これは、慎太郎御自身が、自らの著作でも繰り返し、書いている事です。

 海とヨットといえば、ネットオタクの間では「リア充」の代名詞でしょうが、サーフボードだって、一枚だけで九万〜十万円するわけですし、ヨットは、もっと高値です。

 オタクが持っている家庭用ゲーム機よりも、サーファーのコレクションの方がずっとお金が掛かります。

 家にヨットを何十台も所有している人とか、自宅のガレージに高級車を何台も持っている人というのは、確かにアスリートなのでしょうが、実際には、通常の意味合いとは異なる「オタク」でしょう。

 その証拠に、慎太郎は現に、自らが所有するヨットが少しでも破損する可能性がある場合、どんなに自分にとって有利なレースでも、その場で棄権します。

 これは、「コレクターの心理」、「マニアの心理」に通底するものと全く同じです。

 コレクションというのは、ある一事に強い関心を集中させた人間が、独占欲を満たす為にひた走る行為ですから、その対象が何であれ、ハマった人にとってはそれ以外の世界は見えない。

 女性は靴や洋服、鞄、化粧品のコレクションを集めてしまう人が多いようですが、これだって、一歩退けば、マニアの心理とほとんど変わらないでしょう。

 女性の本質は「色気よりも食い気」というのが、最近の私の感想なので、どこか美味しいお店に食べに行ったり、女子会でフルコースを注文したりするという彼女たちの行為にも、

 どこかでマニアの心理と変わらないモノが根底に潜んでいるのではないかという気がしてなりません。

 話が変わりますが、このブログをご覧になっている方の中には、私のツイッターを閲覧している方もいるのではないでしょうか?

 語学について、少し書きます。

 幕末に、佐久間象山という天才がいて、彼は全く外国語の素養がなかったのに、洋書を読むことは出来たそうです。

 象山曰く、本人が読んだことも聞いたこともない言語でも、一生懸命、その洋書に目を晒していれば自ずとその言語の法則性が分かって来るのであり、それと同時に、その著者の意図することも理解できるようになると、彼は弟子たちに指示していたそうです。

 語学を知らない人たちにとっては驚天動地の指導法ですが、

 実際に、戦後になっても、日本では、東大の政治学者・丸山真男が象山とほとんど同じことを生徒に指導しています。

 蓮実重彦や浅田彰といった日本で空前の語学の天才(?)たちも、きっと、象山や丸山真男のこのノウハウと実践に学ぶことが大きかったのではないか?

 現地に在住していれば、どんな人間でも、その地域の言語には通達できるというのは、日本に住んでいても良く耳にする話ですが、

 実際に、「使っていれば巧くなる」というのは真理だそうです。

 要は、どんな仕事も「慣れ」。スポーツや運動も「慣れ」。パソコンや機材の操作も「慣れ」。

 語学だって、「慣れ」です。異性の扱い方だって、所詮は「慣れ」。

 世の中は、「慣れ」の巧い人が、一番、上達が早いのです。

 機会があったら、また書きます。





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Posted by 評論家 at 04:00 | この記事のURL

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