2013年12月07日
人生は短い! 効果的な時間管理の探究は、「削ること」!\(^0^)/
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前回紹介した『80対20の法則』に因んで、折角なので、この法則についてもう少し説明します。
「80対20の法則」とは、全ての産業における百パーセントの活動の内、成功の鍵を握るのはその内の20パーセントだけだと主張する成功モデルで、
それなら、その活動の内、実質的な成果には余り反映されていない80パーセントの活動を占める時間と予算に、成果の大きい20パーセントの活動を投入しよう。
そして、これまでの80パーセントの活動とそのまま入れ替える形で、その20パーセントの活動に傾注した後に、
さらに成果が大きいと思われる20パーセントの活動があるとしたら、今度はその20パーセントの活動も、それまでの80パーセントの活動と置き換えよう。
そういう思考法だったと思います。
人生というのは、短いです(^ー^)v
人間の可能性は無限かも知れませんが、人生というのは有限です。
私たちには限られた一生を歩むことしか出来ません。
今回は、哲学者セネカの岩波文庫も含め、既に前回の記事でも一度は紹介したことがある「時間管理」関連の書籍をラインナップしてみましたが、
私が考える限りでは、効果的な時間管理を企てた時に、手帖やスケジュール帳に細かく書き込むよりも、この三冊の文献が意図するものをジックリと吟味して、
自分の人生にとっては不要だと思われるもの、邪魔だと思われるものを可能な限り、削ったり、遮断したりする方が圧倒的に効果的だと思われるわけです。
19歳で大学を中退した後に、「お前は何をやっているんだ〜?」という批判は再三、受けましたが、
その時点で、「正典主義」という独自の思想の萌芽が既に表れていたわけで、私の場合は、漫画やゲーム等々のサブカルチャーを自分の実生活から削ってしまえば、後はほとんど人生にとって有益な事ばかりだったのです。
勿論、会社の経営者として成果主義で今後の計画を立てる場合は、経営者自身の好き嫌いに関わらず、統計上、数字に反映されたプログラムを実行する必要に迫られるわけですが、
この場合も、「80対20の法則」の考え方を土台にして統計結果を把握し、プログラムを組むという姿勢は根本的に変わりません。
私は大嫌いですが、近年のアイドルバブルとかソーシャルゲームの隆盛も、それはそれなりに成果主義の反映、経営陣にとっての「80対20の法則」が根底に据えられているわけです。
だから、小説を書きたいならエンターテインメントを書け! 映画を撮りたいなら3Dを撮れ! 等々と声高に主張する人たちがいるのも、
そこには成果主義や時代の流れに反映された「80対20の法則」が根底に控えているからなんですよ。
純文学志向の私でさえ、コレはきちんと把握している事実です!v(^ー^)v
しかし、世の中が自分に要求してくる事柄と、自分自身が自分の人生に求めている「満足」というのには自ずから違いがあります。
社会を生きるという事はその兼ね合いの中で揉まれるという事ですが、
自分の人生が元々有限である(=「人生は短い」)という事実に遭遇した時に、本当の自分の目的とは何か? その目的に沿って、人生を生きる時に、不要なもの、実生活上から削ったり、遮断したりしなくてはいけないモノは何か?
それを再三、吟味し、考察した上で、自分の人生にとって有意義な活動、有益な活動に一極集中する、コレが私の考える「生きる」という事なのです。
削ることが必要なら、「結婚しなくてはいけない」とか、「子供がいなくてはいけない」、「家庭を持つ必要がある」という強迫観念はその維持の為に働く事も含めて、全て、捨てるべきなのですよ\(^0^)/