2016年03月24日
大人気! アドラー心理学! 岸見一郎特集!(お金があれば、私も後で買います!)\(^0^)/
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最近、アドラー心理学が大人気みたいで、書店の平積みコーナーでも、大量に在庫を保管しているのが、アドラー学者・岸見一郎の本みたいです。
他に買いたい本があるので、私はまだ読んでいないのですが(お金が余ったら、買うつもりでいます)、欧米では、アドラーはフロイトやユングと並ぶ三大心理学者の一人で、何故か、これまでの日本では注目を浴びる機会が少なかったと云います。
ウィキで検索してみると、このアドラー心理学の趣旨とは「人間は相対的にマイナスの状態(劣等感を覚える位置)から、相対的にプラスの状態(優越感を覚える位置)を目指して行動している」というのが、根本的な意義としてあるらしい。
それはそれで、今だからこそ、アドラー心理学のこのメッセージは、日本人に熱く訴えかけて来るモノがあるのでしょう。
で、先に記したアドラー心理学の趣旨から、私が思い出す事があります。
よく世間では、社会で生活していて「自分のプライドが傷付いた」みたいな挿話が語られる事が多いですが、あの「プライド」という言葉は「自分の理想」であって、決して「自負心」と訳すべきではないんですね。
語義的には、プライドとは自負心と訳されるかもしれませんが、現実に感じる痛みはそれとは違うんじゃないかと思うんですよ。
男にしろ女にしろ、老人にしろ成人にしろ子供にしろ、生きている以上、どんな人間にも「自分の理想」というのがあるんです。
で、人間はどんな時も「自分の理想」の為に行動します。
アドラー心理学でいうところの「人間は相対的にマイナスの状態(劣等感を覚える位置)から、相対的にプラスの状態(優越感を覚える位置)を目指して行動している」という卓見も、その「相対的にプラスの状態(優越感を覚える位置)」というのは、つまり、本人の理想の事ですね。
そこで、世間の人たちがお互いに話していて噛み合わない事があるのは、やはり、皆それぞれの理想を持って行動しているからですね。
仲違いした私の元友人の日大卒の写真家・香取勇進(タイプ2)は、若者は家を出てアパート暮らし、下宿暮らしをするのが最も模範的だとする理想を持っていたのかも知れないですし、
私の高校時代の教員(公務員ですね)たちの殆どは、フリーターは堕落した生き方であり、成人した後は職業を得る事が絶対で、独立・開業する才能がなければ、雇われサラリーマンとして勤続し、結婚して子供を産み、養育費を払い、定年まで働き続けるというライフステージの維持こそが、日本人の道徳的責務だと信じて疑っていなかったわけです。
で、この道徳的定言命法も、一種の彼等自身の理想だったのではないかというのが私の考えなんです。
他人に甘えるのが大嫌いなのはタイプ2(エニアグラム)の特質ですし、雇われや結婚を避けて、一生独身のまま子なしの「自分探し」を続けるのはタイプ4(エニアグラム)の多くに最もありがちな生き方だったりするのです。
お互いの利害が対立する事で喧嘩になる事も多いですが、元々、互いの理想(社会的な道徳を守るのか、本人が優先している価値観は何か)が異なる事で起こる諍いもあります。
取り敢えず、本人一人の自由意志だけで決めるべき事柄を恰も、国家の予算案や政務活動費の支出を仕分けでもするかのように、ネット上を介して、皆で決めるべき事柄にしてしまうのは止めましょうよ。
政務活動費の支出とは違って、私一人の行動なんか、罪刑法定主義に抵触しない限り、お前たちが決める事じゃないんだから。
久し振りに、自分以外の誰かが書いた本を挙げておく必要があるな、と感じたので、今回は敢えて、岸見一郎氏のアドラー概説書をバナー広告に貼っておきました。
興味がある方々は是非、上記の商品バナーをクリックし、これらの本を御一読下さい。
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