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2017年12月06日

【オーディオ・アクセサリー・レビュー】スピーカーケーブル ゾノトーン / Zonotone:6NSP-Granster 7700α

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コピーライトマーク 2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ


製品概要




種別


スピーカーケーブル


特徴



「高純度無酸素銅線・PCUHD」「高機能純銅線・HiFC」の2種をハイブリッド。
ピュア&ダイナミック伝送による圧倒的なエネルギー感です。
2種の革新素材をハイブリッドしたのは、ゾノトーンのケーブルだけ。
多芯集合アイソレート方式による独自の「DMHC-Quadri」構造。
1芯あたり3.1スケアの極太サイズ。シングル接続では6.2スケアというコアのキングサイズ化も可能。
コピーライトマーク 2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ



製品詳細



発売日


2017年

販売


2017年現在、現行品

メーカー希望小売価格


切売り(1.0m)        ¥ 7,000(税別)
完成品(Y/B端子付2.0mペア) ¥ 68,900(税別)
40mリール          ¥280,000(税別)


※詳しい内容は、株式会社 前園サウンドラボのWebサイトを参照下さい。
External_Link_15px.png株式会社 前園サウンドラボ



ZONOTONEについて



※ZONOTONEの記事共通なので、他のZONOTONE記事を見ている場合はこの項目は飛ばしてください。
ZONOTONEは、2017年現在、代表取締役会長の前園 俊彦氏が2007年にメーカーのトライオード社と組んで立ち上げた前園サウンドラボ社のブランド名です。
前園サウンドラボは、オーディオ用ケーブルの製造、販売会社です。
前園 俊彦氏は、レコードのカートリッジメーカーであるオルトフォン・ジャパンの社長だった方です。
オルトフォン・ジャパンからリリースされたケーブルは、ほとんどが前園 俊彦氏が設計していたと聞いています。(たぶん)

管理人は、2000年頃からこのオルトフォン・ジャパンのケーブルをかなり使っていたので、大体の音の傾向は知っています。
一時期は、ほぼオルトフォンのケーブルだけになった時期もあります。
10万円以上するコンポーネントケーブルの映像に感動したからです。
今は、二束三文で売り払いましたが・・・。

簡単に表現しますと、シルバーを多用することもあると思いますが、
・キレイ
・澄んでいる
・生々しい
・繊細
という印象が強いです。
※機会があれば、オルトフォンのケーブルのレビューもしたいと思っています。

一方で、管理人の考えるデメリットも目立つようになりました。
・手作り感があるためか、プラグとケーブルの接合が甘く、断線気味になりやすい(信号が繋がったり出なかったり・・・)
・キレイすぎて、荒れた表現までマスクしてしまう
つまりキレ味が甘くなり物足りない
・パワー感が弱い(音が前に出てこない)
というものです。
※キレイな音を好むオーディオファイルには、決してデメリットではないのだと思いますが・・・。

こういうことがあり、最終的には、断線気味のケーブルが2本(D端子ケーブル、同軸デジタルケーブル)になったタイミングで、オーディオシステムをリプレースしたこともあり、使わないようになりました。

2007年にZONOTONEとして登場し、専門誌では評論家が皆、大絶賛をしていて、かつコストパフォーマンスが良いということで気にはなっていましたが、ZONOTONEになっても同様だろうと考えていましたので、最近まで使っていませんでした。
なにしろ、たくさんの評論家諸氏が大絶賛しているのですが、その音源はたいていは難しそうなクラシックや管理人にとって聴いたこともないアーティストでレビューをしていたので、そういうジャンルにあうケーブルなのだな、と思っていました。

ところがZONOTONEのスピーカーケーブル(6NSP-Gransterシリーズ)を使うようになって、その思い込みは違っていることがわかりました。
オルトフォンはキレイな音ですが、他が物足りないという印象でしたが、ZONOTONEでは、キレイな音はそのままに、音場感に優れ(エコーという意味ではない)、解像感と芯のある音と華やかさ(恐らく情報量)が印象に残ります。
華やかな音ではありますが、管理人が気に入ったのは、中低域がタイトな音でまとめられていることです。
これは、硬い被膜などが影響しているのかもしれませんが、膨れない中低域がお気に入りです。
トータルバランスが良いので、オールラウンドで使えると思います。
特にスピーカーケーブルは、オルトフォン時代から共通していますが、音色がトータルで同じ傾向にあり、ラインナップを選ぶ際は予算で選べば大外れはしないと思います。
※1つでもZONOTONEの音を知っている必要がありますが・・・。
ちなみにラインナップが上位から下位になるにつれて、大雑把に言いますと、ケーブルも細くなるのと比例して、音も細身(情報量が減る?)になるような印象です。
音色の傾向はあまり変わらない印象です。

ちなみにZONOTONEの音にあっていない方の傾向は、予測の域を全く超えませんが、華やかな音色と音の余韻や響きよりも実在感やクッキリ感を求める方ではないかと思います。
管理人も実在感とクッキリ感は大好きで、映画サウンドは、この傾向を好みますので・・・。





メーカーによる音質説明



迫力あるエネルギー感。スケールの大きい抜群のパフォーマンス。
端麗な音場感は高解像度の賜物。
単音の写実感。
高速レスポンスによる中低域の力感。
コピーライトマーク 2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ



クオリティ・レビュー総評



本スピーカーケーブルは、導体サイズ:3.1スケア×4、つまり4本のケーブルが入った極太ケーブルです。
例えると、水道ホースくらいです。
マニアも満足する太さではないでしょうか?
管理人は、古い考えなので、ケーブルは太い方が安心できます。

で、外装はZONOTONEカラーの少し透け感のある鮮やかなブルーで、ぎっちりと硬いです。
アルミラップシールドされており、天然綿糸が4本のケーブルの間に介在として入れてあります。

管理人は、偶然ですが、某秋葉原の大型家電量販店でセールをしているのを見つけ、40m弱分を購入しました。
サラウンドスピーカー4ch分(各10m)として購入しました。
あまり売れていなかったのか、ほぼ1リール残っていました。
セールしていなければ、この値段クラスのケーブルを大量には買えませんでした・・・。
余談ですが、購入時に店員が持ち帰るのが当然のように紐で結び始めたので、配送をお願いしました・・・。
普通、40mの極太ケーブル巻きは持てないと思いますが・・・。

さて、サラウンド用に購入したとお話ししましたが、マルチチャンネルの話になると、必ず議論になるのが、同一機材、同一の長さ、同一ケーブル、という点です。
専門誌では、セオリーのお話しをしないと誤解を招く可能性があるためか、必ずケーブルやスピーカーは同一が良い、同一でないと音色が崩れ、ヘタをすると位相がずれて音を打ち消すとまでいう場面があります。
管理人は、まずそういう環境に出来るほどのオーディオ専用の部屋を所有していませんし、資金もありません。
また、過去に試行錯誤して色々なケースで使用してきた経験から、全て同一でなくてもそれなりに不満はないこともわかっています。
まあ、全て同一のほうが良いことも理解していますが・・・。
たしかに、フロントスピーカーとセンタースピーカーは同じほうがいいなと感じる場面は数知れずあります。

※管理人は、フロントスピーカーは、JBLの大型フロア型で、センタースピーカーはJBLの大型モニター型(ハイエンドの1つ下)ですが、センタースピーカーをもっと大きくしたいと思う音になることもあります。
一方で、サラウンドスピーカーは、JBLのブックシェルフ型です。
イマーシブオーディオが登場してからは、専門誌でもさすがに天井にフロントスピーカーと同じ大型スピーカーを吊っていることは見たことがありません。
物理的に無理があります。
想像したら誰でも分かりますが、フロントスピーカーが100kgの大型スピーカーだとすると、それをハイトスピーカーとして4台以上を天井に吊るすなど、あり得ないですね。
それどころか、床置きサラウンドスピーカーとして、フロントスピーカーと同じものを4台とか置いていること自体、相当レア(ないとは言いませんが)かと思います。
想像すると、気持ち悪いですね。
100kgの大型フロアスピーカーが、前方に3台、後方に4台というだけで異常です。

長くなりましたが、物理的に無理があるので、スピーカーケーブルも影響の少ない分け方をしています。
フロント3chとサラウンド4chは別のケーブルでも良いと考えています。
同じに越したことはありませんが、フロントとサラウンドはスピーカーも違うので、ケーブルも違って良いと考えています。
違うケーブルとは言え、傾向は同じようなものを選ぶようにはしています。
以前、サラウンドだけ長さが必要なので、めちゃめちゃ安くて細いケーブルを使ったことがありますが、音色が違うとか以前に、フロントの音に負けて、全然ダメでした。
サラウンドの音量をAVアンプで上げても、うるさいだけで、これならサラウンド自体がない方がまだ良いと思ったほどです。



映像・音声レビュー



4芯の線からなる外径14mmφのケーブルは極太でそれだけで音が良さそうに感じます。
バイワイヤリング接続のスピーカーに向いていますが、2本の芯をねじり合わせたシングル接続も可能です。
アンプ(※2018年1月修正:AVアンプのことです。オーディオ用アンプの場合は、価格が安いプリメインアンプの場合が多いですね)の接続は通常、赤・黒の2本接続だと思いますので、アンプ側はシングル接続で、スピーカー側は4本のバイワイヤー接続になるかと思います。

※2018年1月追記:オーディオ用プリアンプやパワーアンプ、中級以上のプリメインアンプは、ちゃんとバイアンプ対応の4つの端子はあると思います。

ただ、この4本の芯を覆っている被膜は、尋常ではなく硬いです。
猛烈に硬いです。
繰り返しますが、硬いです・・・。(しつこい)

ペンチで端を切る際には、かなり握りしめて「ボキン」というような音を立てて切れます。
勢いよく飛ぶこともありますので、ゴーグルをするか、目を閉じて下さい。
また周りに人がいないか注意してください。
通常のケーブルですと、被膜剥きペンチで切り目を入れてむくように処理しますが、本ケーブルの芯を覆っている被膜は硬く内部の線材(銅など)に張り付いているので、ペンチでは剥けません。
無理に引っ張ると、内部の線がボロボロと切れてしまいます。
ここに大苦戦します。
4本の線の被膜を剥いていて、残り1本というところで内部線材がボロボロと切れてしまったらやり直しです。
通常、10本とかのレベルでは気にしませんが、被膜が硬く無理に取ると、内部線材が20本とかのレベルで切れるので、やり直しです。
4本全部をまた揃えてカットし、1本1本また被膜剥きをする羽目になります。

なお、ケーブル本体は、4本を束ねている青い外皮になっていて全体を曲げたりする分には、長さがあればちゃんと曲がります。
内部被膜に覆われた芯線単体で短いとあまりにも硬く、2本の芯をねじり合わせようとすると、ペンチでもかなり苦戦します。
ハンダでくっつけるか、圧着リングで固定して、アンプ側の端子に接続するか、管理人のようにYラグ処理(圧着リング固定の上)をする必要があります。
とにかく使いまわしに苦労します。
いずれにしてもケーブルの端の処理が何等か必要です。
被膜をむくのに、1日以上かかり、アンプ側の接続のため2本の芯をねじり合わせる処理をするのにもう1日かかり悪戦苦闘しました。
1本のケーブルに4本の線が入っているため、左右で8本の処理が必要です。
これが2本分で、16本の被膜処理が必要です。

音が良いことの代償だと考えています。
だからなのか、メーカーからは予めYラグ処理をした製品版もリリースされています。
長さなどは特注受付しています。
2mペアで、切り売りペアよりも4万円高いのですが、ほとんどがYラグ代なので、オーディオグレードのYラグを別途買うくらいならお願いしたほうが良さそうです。
Yラグで4万円?という感じもありますが、ケーブルの両端で最低2ペア(22,000円税別)ですから、2万円の作業代をどうとらえるかですね。
圧着レンチやプラグ、絶縁テープ、ペンチなどを新規に購入すると物によりますが1万円近くはします。
管理人は次回この作業をするくらいなら、1万円そこそこの値段で作業を全てお任せ出来るなら、お願いしちゃいます。
量販店経由で購入すれば、お値引きもあると思いますので・・・。
これ、悪戦苦闘した人にしかわからないかもしれません・・・。

肝心の音ですが、前に出てくるパワー感のあるエッジの効いた音です。
中低域はしっかりとして良く伸びて、音場感もありバランスが取れています。
そして、ZONOTONE製品共通の解像感の高いキレイな音も高域でみられます。
目の覚めるような音像は、明るめで3次元的表現をします。
ベースの音が強いボーカルものは、生々しさが全面に出るのでピッタリかと思います。
またジャンルは問わないだろうと思われるバランスの良い癖のない音は万人が好むと思います。
オルトフォン時代に感じたキラキラ、サラサラ、キレイではあるものの、パワー感の少ないあっさりした音とは全く違います。
パワーと解像感を持ち合わせた高バランスなスピーカーケーブルだと思います。
欲を言えば、管理人の好みである超音像型のエッジがギラギラした下品さも欲しいなと感じていますが、音場感とのバランスを取るためには仕方ないかと思います。
これは管理人の好みの問題です。
高域の伸びが気持ち、音場感に覆われてしまっている感じもありますが、マニアの方でも普通は気にならないと思います。



使いこなしTips



管理人の独断と偏見での話なので、参考になるか全くわかりませんが、気になるスピーカーケーブルのお試し方法があります。
管理人は、安くて細いケーブルは一通り試して、失敗したと考えているので、どうしても太いスピーカーケーブルを選択肢にしないといけません。

※安くて細いケーブルでも高評価なケーブルはたくさんありますので、あくまでも管理人個人の好みの話ですし、バイワイヤリングのスピーカーを使っているので物理的に太くなります。
※また本ケーブルは、1M1万円以下なので、そこまで高いケーブルではないとも思っていますが・・・。

実際にスピーカーケーブルを買う時は、1M1万円以下とはいえ、1Mではすまないケースがほとんどではないでしょうか?
そうすると、普通は2本分必要になりますので、2万円は最低でもかかります。(厳密には1.4万円定価)

一般的に1万円を超える買い物を、全く試すことなく買うのは抵抗があるはずです。
なぜなら、オーディオのケーブルを買おうとする人は、「音が出るケーブル」を買おうとしているのではなく、「良い音」や「好みの音」がするケーブルを買おうとするからです。
それを音を知らずに何万円も出すのは、相当なギャンブルです。
だから、市場は大きくなりませんし、買う人も限られます。
でも、オーディオ・マニアは管理人を含め、より良いと思えるケーブルなどは気になり、モヤモヤしてしまいます。

そこであるとき偶然に管理人が感じたことがあります。
それは、1組の接続にスピーカーケーブルを2本使う「より合わせ」をすることです。
判りやすく言いますと、アンプとスピーカーの間は「赤黒2つのプラスとマイナスの線」になっている1本のスピーカーケーブルで繋ぐとします。
スピーカーは普通2つなので、2本のスピーカーケーブルを1つのアンプと繋ぎます。
それを、アンプの手前数十センチ手前で、もう1つ別のケーブルで繋ぐのです。
継ぎはぎです。

実は、管理人は引っ越しをした際に、当然ですが部屋のレイアウトが代わり、既存のスピーカーケーブルが足りなくなりました・・・。
しかも、あとちょっとの20cmくらいです・・・。
困ってしまい、悩んだ挙句、足りない分のスピーカーケーブルを別途買ってきて、延長させようと考えました。
足りないからと言って、全部のケーブルを買い直すほど金銭的には余裕はありませんでしたので。

それで、買いに行ったら、左右のスピーカーで40cm(20cm×2)足りないのですが、きっちり買うと経年変化対策でむき出しのケーブルはいずれカットすることを考えて、30cm×2本を買いました。
短いので、ちょっと高めのケーブルをセール品から選んで買いました。
リールの残りが中途半端になったり、後継品が出ているケーブルは、時期を問わず、売り切りセールになることが多いです。

で、短い長さで事足りますので、既存のケーブルよりはるかに太くて高いケーブルを買うことが出来ました。
既存のケーブルに繋ぎ足し、より合わせした部分は、買ってきた圧着レンチで圧着リングを通しておき、リングをつぶす「かしめ」をしました。
「かしめ」方は、ネットに情報がありますので、そちらで確認してください。
管理人もそういうサイトで見よう見真似でやってみましたが、実践してみるのが一番ですね。
うまいか下手かは別ですが、圧着ペンチがあれば、どうにかなります。

そして、そのかしめたつぶれたリングの上にやはり事前にケーブルに通しておいた熱収縮する絶縁テープで覆い、ライターであぶって、収縮させました。

※ちなみに管理人は最初は失敗しました。
圧着リングは、繋ぐケーブルに予め通しておき、圧着したのですが、絶縁テープを通すのを忘れていたので、かしめた部分を結局一度ペンチで切って、また皮膜処理をし直ししてから繋ぐ羽目になりました。
また絶縁テープが足りなくなり、後日追加で買う羽目にもなり、散々でした。

圧着レンチ、圧着リング、絶縁テープは、大型家電量販店のオーディオアクセサリー売り場やホームセンターの電気工具付近にあったりします。


スピーカーケーブルの「より合わせ」を説明するのに長くなりましたがこうして2種類のスピーカーケーブルを繋ぎ、音を出すと、不思議でした。
新しく買ってきた太いケーブルの音に変化してるのです。
このつなぎ方は、継ぎ足したスピーカーケーブルをアンプ側に接続する場合で説明してきましたが、反対に継ぎ足したケーブルをスピーカー側にすれば、確実に分かります。
この場合、アンプ側は元の細いケーブルのままです。

継ぎ足したケーブルがアンプ側ですと、変化の度合いは薄れます。
なお、ネットで言われているのは、継ぎ足しケーブルはアンプ側にしたほうが音は、向上すると言われていることが多いようです。

今回は、あくまで変化の度合いの話なので・・・。

継ぎ足したケーブルをアンプとスピーカーのどちらに接続すればよいかは、音色の好みかと思います。
少なくとも管理人は、継ぎ足しをする前より、音が向上してビックリしました。
既存のケーブルより高価で太いケーブルだったためかもしれませんが・・・。

なお、このときに、圧着レンチやリングの使い方を調べていたら、管理人が愛用しているSONYのAVアンプの開発者のWebサイトに行きあたり、ケーブルの「より合わせ」について解説していました。
このケーブルの「より合わせ」について、技術的に解説されているので、気になる方はどうぞ。
External_Link_15px.png kanaimaru.com

なお、既存のケーブルより細いケーブルを繋いで試していないのですが、上記でご紹介するサイトでは、試してみる価値はあるようなお話しになっています。
細いケーブルをアンプ側に繋ぐと、逆に音質は向上するような記述もあります。
管理人のようにスピーカー側に繋ぐのもありなようです。
※リンク先ではシングルワイヤーとバイワイヤーの「より合わせ」の話なので、スピーカー側をシングルワイヤーにするのは例外扱いです。(当然ですね)

ということで、新しいケーブルを導入する際に、音色確認するには、既存のケーブルに10cm〜30cmくらいの新しいケーブルを買ってきて、スピーカーの手前で繋いでみて試すようにしました。
10cmくらいでしたら、1万円/1mのケーブルでも1,000円です。
失敗しても諦めが付きます。

信じられない話でオカルトのような話ですが、スピーカーの手前のケーブルの音に変化します。
絶対ではありませんが、少なくとも管理人は4種類のケーブルで試しましたが、全て既存のケーブルの音ではなくなりました。
また既存のケーブルより高価で太いケーブルにしたら、既存のケーブルより音質が向上しました。
圧着端子や絶縁テープ処理をしなくて、被膜むき出しでも効果は判りますので、お試しするという意味ではお手軽です。
新規ケーブルの音色確認の方法として、管理人の独断と偏見の方法であくまで参考ということで。

※実際に被膜むき出しでそのまま使うのはあまり良い事ではありません。
「より合わせ」をして使い続ける場合は、圧着リングや絶縁テープ処理をお勧めします。
ハンダ処理でもOKです。
いずれにしても、必ずしも全ての人に効果があるとは限りませんので、そこは自己責任でお願いします。
管理人は、毎回、なぜこんなに音が変わるのか不思議ですが、にやりとするほど音が変わりますので楽しいです。



クオリティ・レビュー詳細



【管理人独断レビュー】
 ※スマホで見る場合は、画面を横にしてください。(行ずれしてしまいます)


音声評点



・音場感
   狭い   ○○○●●○ 広い
・音像感
   迫力   ●●●○○○ 繊細
・スピード感
   ファースト●●●○○○ スロー
・音色
   明るい  ○●●●○○ 暗い
・解像感
   シャープ ○●●○○○ マイルド
・コストパフォーマンス
   高い   ●●●○○○ 低い







※表の見方
○:非該当
●:該当
まるの数:3つが最大、2つが標準、1つはなし
まるの数は点数ではなく、どちらに寄っているかという指標




管理人の満足度は高いスピーカーケーブルです。
サラウンドで使用していますが、生々しい表現が、人の声や自然音をクッキリさせます。
またフロント3chに負けない音像感で、はっとする場面があります。
音場感はそれはこのケーブルの得意な点なので、リスニングエリアを包みます。

こういうアクセサリー製品は、人によっては全く効果を感じなかったり、好みの音にならないと感じることも往々にしてあります。
そこは人によって感じ方は様々であるという前提でお考え下さい。




商品紹介


ゾノトーン 切り売りスピーカーケーブル/1m単位Zonotone 6NSP-Granster 7700α-キリウリ
by カエレバ



【その他】
ゾノトーン スピーカーケーブル(2.0m・ペア)アンプ側(Yラグ)→スピーカー側(バナナプラグ)Zonotone 6NSP-Granster 7700α-2.0M-YB
by カエレバ




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ZONOTONE 6NSP Granster 5500a_100px.jpgスピーカーケーブル

ゾノトーン / Zonotone
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コピーライトマーク 2011 Maezono Sound Labs. Corp. 株式会社前園サウンドラボ



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SPYT


コピーライトマーク 2005-2016 Oyaide.com,Inc. All Rights Reserved.


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オーディオとホームシアターが三度の飯より好きなアラフィフ管理人です。どちらかと言えばホームシアターのほうがオーディオより好きです。映画ソフトはかなりたくさん観てきましたので、機器だけではなくソフトのクオリティ・レビューも気ままにしていきたいと考えてます。機材検討やソフト購入検討のお役に立てれば幸いです。
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