趣味：本 (3): 趣味ナシOLが趣味を求めて右往左往するブログ

2018年04月15日

本：(漫画)こぐまのケーキ屋さん

こぐまのケーキ屋さん
作者：カメントツ

ケーキはとても上手に作れるけど世間知らずなこぐま君が優しいバイト君とゆるゆる日々を楽しむお話です。

好きな話はサンタクロースに「ファンです」とこぐま君が告白するシーンです。
ファンって・・・（笑

読んでいると甘いもの食べたくなります…
そして癒されます…

Twitterのリツイートで見て気になっていたら単行本になってました

思わず衝動買い

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posted by ばく at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味：本

2018年04月08日

本：昆虫はすごい

昆虫はすごい
著者：丸山　宗利

裏表紙からすごいです。

昆虫のハンティング、擬態、繁殖、そして奴隷制度のような階級社会を実に面白くまとめてくれた本です。

私が好きなのはキノコ栽培する蟻、オオキノノシロアリの仲間のお話です

自分たちの糞や咬みきって持ってきた葉っぱの欠片に微生物を植え付け、菌園と呼ばれる畑を作り食物を栽培するの

それをたんぱく質源にしてるそうです

ハンティングだけでは採れる量に限界ありますし採れる量にバラつきもでるので作物を作るってのは大事ですよね。
やっぱり蟻は凄いわぁ

他にも興味深い昆虫がいっぱい

そして、余談。

写真撮っていたら邪魔しに来る愛猫

うちの猫さんはびびり過ぎて虫捕まえられない様子ですけどね(笑)

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posted by ばく at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味：本

2018年04月06日

本：発酵食品礼讃

微生物に不可能はない。
問題にぶち当たったならそれを解決してくれる微生物を探せば良い。

タイトル：発酵食品礼讃
著者：小泉武夫

お酒、チーズ、納豆…
私たちに身近な発酵食品を丁寧に面白く解説してくれる本です。
文頭の言葉は本で紹介されていた微生物学者さんの言葉らしいのですが世の中まだまだ同定されていない微生物がいっぱいいるでしょつから本当にそのとおりと思いました。

世界のユニークな発酵食品も紹介されています。
シュール・ストレンミング（世界で一番臭い食品として有名な、アレ）についての記載もあって調味深いです。
いつか食べてみたい、シュール・ストレンミング・・・

読んでいたら…鮒寿司食べたくなったので今度、お取り寄せしちゃおっと

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2018年03月11日

本：ネオゼロ

狙撃手シリーズがとても面白かった鳴海章さんの作品。
北朝鮮がホットなこの時期に面白いお話です。
元自衛隊の飛行機乗りが北朝鮮の核施設を狙撃する作戦のお話。

面白い

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posted by ばく at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味：本

2018年03月04日

本：キミは珍獣（ケダモノ）と暮らせるか？

キミは珍獣（ケダモノ）と暮らせるか？
著：飴屋　法水（あめや　のりみず）さん

珍しい生き物を「可愛い」とか「凄いよ」とかだけで紹介するのではなく珍しい生き物を維持（飼育）していく難しさも説く本です。
でもって凄い面白い

そして動物商というという立場から動物販売のダークサイドまで書いてくれてます。

「ペットを買うって行為は要するに命をお金で買う・・・人身売買と一緒」

こんな事、はっきり言ってくれるペットショップってあります

日本では犬、猫以外のペットは「エキゾチックアニマル」というくくりになるので診てくれる動物病院が少なくなります。
以前、ハムスターを飼ってたのですがあんなメジャーどころのペット、ハムスターもエキゾチックアニマルになるので診てくれない動物病院もありました

勿論、カピバラやフェネックなんかだと診察してくれる動物病院はもっともっと少なくなるので飼うの怖いですよ？

そんな現実をきっちり教えてくれながらも「シマリス飼いたかったらペットショップに到着して何日目か確認してから買いましょう（シマリスは弱くてお店について３日くらいでバタバタ死んじゃうそうです）」とか親切に教えてくれる良本です。

そして著者おススメの珍獣はトビウサギだそうです。
のほほーんとした気質で警戒心が薄いので一緒に暮らしていて楽しいそうです。

実はこの本、もう10年近く前に買った本なので今はちょっと事情が違うかもしれませんが読み物としても面白くて繰り返し読んでます。
ちょっと変わったペットを飼ってみたい人は一回読んで現実を知るのもよいと思います。
おススメ

キミは珍獣（ケダモノ）と暮らせるか？ (文春文庫PLUS)

posted by ばく at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味：本

2018年01月20日

本：(漫画)天地創造デザイン部

天地創造　デザイン部

神が天地創造した後、動物たちを作るのはアウトソーシングしたってお話です。
進化の過程で似通った生き物がある＝デザイナーが一緒って発想が素敵

曲だって絵だってお料理の味だってやっぱり作る人のクセというかカラーが出ますからね（笑
ただ面白いだけではなく勉強になるのが原作者・蛇蔵さんの本の良いところ。
今流行りの「変な生き物図鑑」や「せつない生き物」に通じる

「へ～～～～っ凄い！

」

が沢山詰まってます。
中でも好きなフレーズは
「ツノは贅沢品」
です。

ツノはカルシウムを大量に使いますし邪魔にもなるしある意味贅沢品らしいです・・・
そうか・・・ぜいたく品か・・・
そう思いながら鹿の角をニヤニヤ見ちゃう私は気持ち悪いニンゲンかもしれません。

文句なく面白くて笑える本です。
おススメ

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posted by ばく at 07:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味：本

2018年01月08日

本：デクスター～幼き者への挽歌～

デクスター　幼き者への挽歌

TVドラマシリーズにもなっているダークヒーロー・デクスターの１作目です。
マイアミ・デイト署の血液分析官であるシリアルキラー・デクスターがお仲間（つまりシリアルキラー達）を殺しまくる必殺仕事人的なお話です。

ドラマの1stシーズンはこの小説をほぼ踏襲しているそうですがキャラの性格とかはちょっと違うそうです。
（そのうち、ドラマ版見てみたいなぁ）

シリアルキラーな素質ある主人公は殺人衝動を抑えられないので
「あ、殺してもいい奴なんて世の中いっぱいいるしそいつら殺してまわろーっと♪」
って発想は結構好きです。
本作ではあまり殺さないので次回作に期待です。

マイアミ・デイト署っていくとCSIマイアミの舞台でもあるので何だか読んでいて一人でワクワクでしたわ（笑

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本：解剖医　ジョン・ハンター数奇な生涯

近代外科学の祖と言われているジョン・ハンターさんの生涯をかなり濃密に語った一冊です。
普通の偉人伝にありがちの主人公（今回はジョン・ハンター）をえらくキレイに聖人君子の様に描写せずありのまま（？）なのかとってもとっても奇人変人ぷりを余すことなく記載しているとこが好きです。

このジョン・ハンターさん、

　・解剖大好き
　・死体がないなら作っちゃえ（！？）
　・欲しい動物（若しくは人間でも）の狙いを定めたら完璧マーク
　・ジキル博士とハイド氏のモデルになった
　・梅毒の病態を観察するために自ら罹患してみた（！）

どうみても変人です。
でも完璧なまでの観察・実験主義で成果を上げ、当時、内科医より地位が低かった外科医の地位を向上させたのもそれまでは下剤や喀血頼みだった妙ちくりんな医療を近代医学まで引き上げたのは紛れもなく彼でしょう。

イギリス行って彼にゆかりのある博物館見て来たいです。

研究者って・・・変人なくらいが普通なのですかね・・・？

あ、TVドラマ「ER」の主人公（の一人）ジョン・カーターは彼の名前をもじったのかな？と思ってました。